平平凡々

専業主婦の毎日のありきたりな、何でもない平凡なこと、**それが幸せ**

図書ボランティア**⑨

2008-11-30 22:17:16 | 図書ボランティア
11月28日金曜日の読み聞かせは6年3組でした。
6年生向けの本選びに悩みます。
前日に本屋に駆け込み
片っ端から手にとって絵本を開いて読んでみて、「やっぱりどれも幼児向けだなぁ~」と思い「明日どうしよう!?」って焦ってました。
でも、あきらめかけたとき、少し小さい絵本ですが、いいのがありました

「いのちのおはなし」日野原重明/文・村上康成/絵

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏は現在97歳の現役ドクターです
2年前の95歳のとき、母校の4年2組の教室で10歳の子どもたちに授業をした、そのときのお話です。
本屋で一回読んだだけで、ビビッときました。
とってもいい本です。
授業では聴診器をつかって、命とは何か?を医学的な考え方で説く・・・と想像して絵本を開いた私でしたが・・・哲学的に、命とは何か?を考えさせられる絵本でした。
日野原先生の95年の人生が、たった10年の人生の子どもたちにとってこれからの人生に一番大切なものを教えるとてもいい授業の絵本でした。

『いのちはきみたちのもってる時間だといえますよ。』
『時間をつかうことはいのちをつかうことです』
『これから生きていく時間。それがきみたちのいのちなんですよ』

日野原先生の話になるほど~と思いました。
坦々と読み聞かせをしましたが、6年生らしくみんな静かに聴いてくれました。

命とは何か?みんなも納得してくれたと思います。

もう少し時間があれば、「あとがき いのちとこころ」も読んであげたかったなぁ~と思いました。

お勧めの絵本です。ぜひ読んでみてください。

パパ走る**名古屋シティマラソン

2008-11-27 21:19:30 | 家族旅行
11月22日下呂温泉へ出かけました。
紅葉の季節とはいっても山々の木々はそれほどでもなかったのですが、
温泉寺が夜ライトアップして紅葉を楽しめる催しがあると聞いて、パパと二人で出かけました。
もみじが真っ赤でとてもきれいでした。
ただ、夜、墓地の中の長い上り坂と階段400メートルのしんどいこと・・・
私の息切れが治まるまで、もみじを観賞するどころじゃなかった・・・
パパは翌々日の24日に名古屋シティマラソンで走ると意気込んでいたので、この程度の階段はへっちゃらでしたけど、私の体力の無さに呆れてました。

でも24日の名古屋シティマラソンで走ってきたパパは、グッタリ疲れて「足が吊る~」と言ってました。(42.195キロではありませんが)
走った人しかもらえない、記念のTシャツ!
いいなぁ~欲しいなぁ~もらっちゃえ~

図書ボランティア**⑧

2008-11-27 20:44:06 | 図書ボランティア
11月21日金曜日、8時20分から学校へ、朝の読み聞かせは1年4組のクラスでした。
教室の後ろに体操座りで、女の子が前を陣取って座って、後ろのほうに男の子。
女の子はしっかりしてますね。
1年生には単調過ぎてつまらなかったかも?
「サリーのこけももつみ」ロバート・マックロスキー文/絵、石井桃子訳
絵が一色刷りです。
お話も絵本にしては長いので、後ろのほうの男の子は遊んでました。

二冊目はみんながよく知ってる「オオカミのごちそう」木村裕一/文、田島征三/絵
これは単純に笑ってました。
1年生は可愛いなぁ~
次回は6年生・・・・さて何を読んだらいい?
悩むわ

図書ボランティア**⑦

2008-11-18 23:29:18 | 図書ボランティア
11月18日火曜日、2年1組の教室でした。
うちにある本から二冊選びました。

「オオカミのごちそう」木村裕一文、田島征三絵
これは面白い絵本です・・・
読んでる途中で、鋭い指摘をしてくれる子がチラホラ・・・
「だんだん豚が大きくなってるんだけど・・・」と声が聞こえてきました。
それを言っちゃダメ!
そこが最後のオチなんですから!!

「すてきな三にんぐみ」トミー=アンゲラー作、いまえよしとも訳

これも有名な絵本で、読む前からみんなに「知ってるぅ~」といわれました。
でもその後すぐ「知ってるけど、忘れた!」とみんなが言うので、たぶんこの本は保育園のときに読んでもらったのかな~?と思いました。

2年生は純粋に絵本を喜んでくれるので嬉しいです。
「ありがとうございました。また来て下さい」と言ってくれました。

図書ボランティア**大イベント

2008-11-08 02:12:48 | 図書ボランティア
11月7日金曜日、図書ボランティアの仲間15人で視聴覚室で読み聞かせを行いました。
2時間目に3年生、3時間目4年生。
短縮授業の日だったので40分間の限られた時間に納まるように4つのお話を披露しました。

はじめに「かたあしだちょうのエルフ」
プロジェクターを使って、スクリーンに絵だけを映しだし、
アフリカの壮大なイメージの音楽を流して、臨場感あふれる迫力のある読み聞かせになりました。
このお話はエルフの死という悲しい重みのある結末ですが、感動の名作と言っていいと思います。


2番目に谷川俊太郎「きりなしうた」という詩を子どもたちとの掛け合いで楽しく読みました。
これも、詩を一文づつスクリーンに映し出して、お母さんの言葉は赤色で、子どもの言葉は青色で色分けして、皆が読みやすいように工夫して、3年生も4年生も上手に大きな声で読んでくれました。
とても面白い詩です~限り無しですから、延々と続けて読んで笑いが起こりました。早口で読んでみたり、先生に子どもの役になって読んでもらったりして盛り上がりました。

3番目に「青いコート」というお話を大きな青いコートの絵を見せて始まり、それがだんだん小さな絵に変わっていく様子を描いた紙を半分に折りながら、語り掛けました。
物を大切に使うということを伝えるいい内容のお話だと思いました。
形が小さくなって最後にくるみボタンがボロボロになってしまい、「その男は何を作ったと思います?」という問いかけに、小学生らしい意見、「名札!」って言う子がいました。
答えは「この『お話』をつくったのです。お話はボロにはなりませんからね」
「深い~!!」とみんなが思ってくれたと思いますよ~

最後に大型紙芝居「じごくのそうべえ」をやりました。
これは、練習に練習を重ねてきたメインの作品です。

2時間目は私は音響係りのお手伝いだったのですが、3時間目は4年生の次男がいるので、そうべえをやらせていただくことに。。。
もう何度も途中でやめてしまいたいと思うほど、足をひっぱていた私。
大きな声でセリフを言うだけで精一杯でした。
小さい細い声では女の子っぽいそうべえになってしまうからと指摘されて、ほんとにそうだなぁ~私には無理~って、そう!前日まで悩んでいたのです。
眠れなくてたまたまテレビをつけたら、桂米朝さんの番組がやっていて、なんていうタイミングでこんな番組やってるの~!!と見てました。、午前3時まで。
上方落語の「地獄八景亡者の戯れ」の中のお話です。
米朝さんは82歳になられ高座で落語をされることはほとんどないそうですが、米朝一門は何人ものお弟子さんや孫弟子の吉弥さん(徒然亭草原)までの方々が大きく育っていて米朝落語を広めていってくれているので米朝さんは安心しているという番組でした。
「じごくのそうべえ」も長い間親しまれている絵本ですから、いい選択だったのかなぁ~と思える瞬間がありました。本当は嫌だったのですが、好きになれましたそうべえのこと。
絵本もこうして語り続けられるものなのかなぁ~と思いました。

かるわざしそうべえの「とざい とうざい ~~~」長い口上をお囃子と拍子木が鳴る中大きな声で気持ちよく伸び伸びと歌うように言うのが、何度練習しても大変苦労しました。
指導してくださる読み聞かせのプロのO先生が何度も何度も教えてくださって、なんとか出来たかな!という感じです。
私以外はみな個性豊かで、演じきってました。
みなさん役者揃いでしたよ~


この日のために、2学期に入ってから、毎週木曜日に、図書ボランティアのメンバー10人から15人が集まって練習を重ねてきました。前日は4時半までかかって稽古と会場設営、今朝は8時半集合で、リハーサルでした。
久々の緊張感を味わいましたが、みんな喜んでくれた様子だったのでがんばってよかったなぁ~と思っています。
子どもたちはもちろん先生方の評判がよく大成功でした。
終了後、職員室隣の和室で先生にコーヒーを入れていただき、反省会をしました。
いい経験をさせていただきました。

次回は、女の子の役がいいわ