GITANESのカートンを封切る時はうれしかった。
それとは無関係に・・・。
以前もここに書いたような気もするが、
「新しく買った靴をおろすのは月曜日がいい」
という話が好きだ。
大抵の勤め人、いや学生の人もそうだろうけど
土曜日曜と休みがあって、月曜日からまた
仕事や学校が始まる。
ほとんどの人は、苦痛とまではいかなくても
億劫なものだろう。
その、週の初めの日に新しい靴をおろす。
これだけでテンションは確実に上がり、
イヤな日がイヤではなくなる(可能性が高い)
という話である。
確かに確かに。
足取りが重くなりがちな日に、幾分か
軽やかに歩けるような気がする。
背筋も心なしか伸び気味になっていて、
自分が少々変化したような、自分以外の誰かに
化けたような不思議な感覚がある。
こんな日はもう、憂鬱でもなんでもなくて
「自分は今、無敵の靴を履いている」
と思える人もいるのではないだろうか。
まずそういう靴と出会わなければいけないのは
言うまでもない。
買い物というのはすべて、そういうもので
あるべきだと感じる。
なかなか難しいけどな。
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