４０℃の壁

GITANESを吸っても痩せない。いや、最終的には痩せるが。
それとは無関係に・・・。


私が勤める会社では毎週金曜日がカジュアルデー。
普段はネクタイを着用しているみんなも、金曜日は
それぞれカジュアルウェア着用になる。
さすがに洋服を扱う企業だけあって、
「カジュアルデーなんて面倒だからゴルフウェアで済まそう」
なんて人もいない。

にもかかわらず私はどういう訳かずっとカジュアルウェアで勤務している。
理由は誰にもわからない。当の本人にも分からないのだ。
で、その私は必要に応じてスーツを着用する。
取引最初の顔合わせの場合や、どこかを訪問する際、
ずっと目上の人に会う時、何かの会合に出席する場合などである。
これが、なぜか金曜日に集中する。
おかげで、カジュアルデーなのに私一人だけスーツ着用という、
逆転現象が起きる。
まあ普段は自分だけリラックスしているのだから
時折逆転するぐらいは我慢しなければならないのだが、
それにしても４０℃を超えようかという日にスーツを着て
アスファルトの上を歩くなんて、どう考えても不合理だ。

大体、４０℃と言えば風呂の湯出し口の温度調節の目盛でさえ
４０℃の部分を境に「青い」マークが「赤」になり、
「これを超えちゃうと熱いからね。注意してね。」と注意を喚起される
ほどの「温度の壁」なのだ。
それが気温だなんて、これは異常な事態だ。


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「メタボ」解消作戦参加の伊勢市課長、運動中に急死
8月17日13時44分配信 読売新聞


　三重県伊勢市で、生活習慣病予防のために、メタボリックシンドローム
（内臓脂肪症候群）と疑われる市長ら幹部職員７人による減量作戦に参加
していた男性課長（４７）が運動中に死亡していたことが１７日、わかった。

　死亡したのは、市生活支援課長奥野睦司さん。奥野さんは夏休みだった
１４日午前９時１０分ごろ、同市の自宅近くの道路で倒れていた。通行人が
見つけ、救急車が出動したが、奥野さんはすでに死亡していた。死因は急性
虚血性心疾患。午前７時ごろ家を出て、ジョギング中に倒れたらしい。
歩数計は３５００歩を示していた。

　市は７月から、市職員が率先して肥満予防に取り組もうと、「７人のメタボ侍、
内臓脂肪を斬（き）る」と銘打ち、市長ら、腹囲８５センチ以上の部課長級職員
のうち７人がそれぞれ減量目標を立て、１０月に成果を公表することにしていた。

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医師や、それなりのトレーナーの指導はあったのだろうか。

連日の暑さと関係があるのかどうかはわからないが、
スーツを着て歩いているだけでも痩せそうな気温の中で起きた
悲劇だ。
ちょっと聞く限りでは、いい感じの取り組みであるような
印象なのに。



さて、カジュアルデーにスーツを着て臨んだ会合では
某ショップの「新商品」である「甘い甘い」モノを試食した。

体重が落ちそうなほど暑い中での、甘いものの試食。
プラスマイナスゼロどころか、多分プラスだ。