花のために(鳥のために)

季節ごとの花や鳥の記録など by つな

奄美大島 2019.5.10~5.13

2019年05月14日 18時24分35秒 | 野草

生まれて初めて奄美大島に行ってきました。思ったより大きな島で都会もあれば原生林もあるという場所です。気候は東京と同じようでしたが、鳥や生きものが全く違いました。夜、名瀬のビジネスホテルの窓を開けて寝ているとリュウキュウコノハズクとリュウキュウアオバズクの声がずっと聞こえてきます。5時に外に出てみるとリュウキュウアカショウビンの声が遠くから聞こえてきます。近くではイソヒヨドリが美声を聞かせてくれます。島の中を動くとどこの森からもアカヒゲのさえずりが聞こえてきて、個体数の多さを推測させます。奄美大島はかつてマングースの力を借りてハブを退治しようと思いました。人間の浅はかさですね。食べづらいハブではなくマングースはアマミノクロウサギやオオトラツグミを食べて大繁殖しました。めちゃくちゃになった島の生態系を回復するべく、環境省の力も借りて島全体を1kmごとのメッシュに切って徹底的に駆除を行った結果、最大1万頭いたマングースが50頭にまで抑え込むことが出来たそうです。島の固有種は徐々に回復して幻の鳥を言われたオオトラツグミも見られるようになりました。今回僕らもオオトラツグミを見ることができました。

とりあえずフィールドノートを作りました。

【県  名】  鹿児島県

【場  所】  奄美大島

【年月日】  2019年5月10日(金)~13日(月)

【天  候】  全体に曇り時々晴れ

【観察者】 奄美探鳥会8名

【観察種】  リュウキュウコノハズクとリュウキュウアオバズクは声のみの観察です。

   1.アマサギ           15.クサシギ              29.オーストンオオアカゲラ

   2.ダイサギ           16.キアシシギ            30.アマミコゲラ

   3.チュウサギ         17.イソシギ              31.リュウキュウツバメ

   4.コサギ             18.ソリハシシギ          32.アマミヒヨドリ

   5.クロサギ           19.チュウシャクシギ      33.アカヒゲ

   6.アオサギ           20.アマミヤマシギ        34.イソヒヨドリ

   7.カルガモ           21.ユリカモメ            35.オオトラツグミ

   8.ヒクイナ           22.リュウキュウカラスバト 36.アマミシジュウカラ

   9.シロハラクイナ     23.リュウキュウキジバト   37.リュウキュウメジロ

  10.シロチドリ         24.ズアカアオバト        38.シロハラホオジロ

  11.メダイチドリ       25.リュウキュウコノハズク 39.スズメ

  12.キョウジョシギ     26.リュウキュウアオバズク 40.ルリカケス

  13.ウズラシギ         27.ヒメアマツバメ        41.リュウキュウハシブトガラス

  14.アオアシシギ       28.カワセミ       42リュウキュウアカショウビン

                        43.リュウキュウサンショウクイ

                        44.アマミヤマガラ

                        45.リュウキュウサンコウチョウ

                        46.セッカ  

フィールドノートを作っているうちにどんどん書き忘れた鳥を思い出してきました。まだあるかも・・・ 

コメント (3)
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