◆2012年11月上旬
担当医が下した診断は、“繊維筋痛症”。
それは、私にとっては、全く聞き覚えのない病名。
そして、そもそが、診断結果が出るとは思いも寄らなかった私。
“特に異常なし”ではなかったのか?
少し混乱する頭を意識しながら電車に揺られ、
我が家へと急ぎました。
家に着くと、まず、書棚にある「家庭の医学」を開きました。
“繊維筋痛症”
“せんいきんつうしょう”
え?「家庭の医学」には載っていない?!
今度は、インターネットで調べてみることに。
“繊維筋痛症”
今度は、あった。
病名で検索すると、次々と出てきました。
この病気の症状や治療について。
そして、私と同じように病魔と闘っている人たちのブログなどが。
沢山の情報が私を支配し、
そのうちに、“混乱”から“動揺”へと変わっていく私。
“どうしよう!”
“治るだろうか?”
“これからどうなる?”
“仕事は?”
“家族は?”
“繊維筋痛症”という病気を知ったのは、この時が始めてでした。