私、精神障害者でした。

このブログでは日々感じていることや情報などを発信していこうと思います。気になる方はぜひのぞいてみてください。

日々、感じている事。

2017年08月26日 | 日記

お久しぶりです。
最近、PCを開けることが少なくブログ更新が滞っておりました。

さて、今回はA型作業所に通うことで日ごろ感じている事を綴っていこうと思います。

少し前にお話ししました通り、私はA型作業所で勤めています。
精神はもちろん身体の方も一緒にお仕事をしております。

もちろん身体の方と精神の働き方にはすこし変わってきます。
それも承知の上で皆さんお仕事をしておられるかと思います。

ですが、先日こんなことがありました。

精神の方が体調を崩されていたようなのですがいつも通りに仕事をされており、
職員さんが気付けない事がありました。

こういった事はどこの職場でもあるかと思うのですが仕事の終了後
その人は上司にメールで、



重症じゃないと気付いてくれないのか!


と訴えたそうです。


これを聞いてみなさんはどう感じますか?


気付かない職員が悪い!という意見も多いでしょう。

ですがその人は体調が悪い事を事前に伝えていないという欠点があったのです。


日ごろからその方は床に寝転がる事があります。

その時も床に寝転がっていたのですが日常茶飯事なので誰も気付きません。
ですがその時のその人にとってその行為は体調不良のサインだったそうです。


それを後日聞いた私は少し呆れてしまいました。

私も目の当たりにしていたのですが全く気付かなかったからです。

ただいつもの光景だとしか見ていた人は思わなかったからです。


もちろん体調が悪いのは皆さんあることですので横になりたい気持ちは分かります。
体調不良を言いにくい気持ちもわかります。

ですがあとからあの時ああだったこうだったって言われるより
その時、その時で訴えて貰う方が周りも気付きやすいですし対応しやすいですよね。



また、その人がよく言うことがあるのですが…

「私たちは障害者です。ですからちょっとの事でも気付いてほしい」

言いたいことは分かります。

ですが職員さんも人間です。

ロボットじゃありません。

言葉にしないと分からない事が多いのは当たり前です。


もちろんその人の表情、目つきを見て
体調が悪そうだとか、薬がまだ残っていそうだとかいうことは人一倍気付きます。

ですが普段あまり表情を変えない人が分かりにくいサインを出しても気付かないのは同然ですよね。

特に新人さんはまだ分からない事が多いので気付かないですよね。


自分の障害を受け止めることはとても大切なことです。

ですがそれを言い訳にするのは少し違うと私は思います。


この考え方に賛否両論あるかとは思いますが、私は日々こう感じています。





改めて人間って難しいな…なんて感じています(笑)




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