敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

デジカメLumics でJazzを撮る

2006-05-03 09:23:14 | IT
 既にお話した入院の時の事でした。
 説明の都合から、もう少し立ち入らざるを得ません。
 病院は大井町にある東芝病院、右目の白内障の手術の
 為の入院でした。(左目も同じ病院で7年前に行いました。)
 手術当日(午後4時20分完了)の夕方、同病院の玄関ホールで音楽祭
 開催されましたので、特別に先生の許可を貰って出席しました。
 (本当はベッドで安静にしていなければならない時間帯でした)

 第71回東芝病院 「ホット息抜き音楽祭」
 2006年4月25日(火)16時45分~17時45分
 「Jazz はいかが?」
 大井貴司(ヴィブラフォン) 清水絵理子(ピアノ) 伊藤 潮(ベース)

 演奏を持っていたLumixで撮影しました。音はベースの低音が殆ど録られてなく、
 物足りないものでした。
 
 「かんろう」さん(「カラオケ」のカテゴリー参照。音楽のデジタル処理
 ではセミプロ級の実力の持ち主)によると、『ベースの入ったジャズなどの音楽を
 ワンポイントマイク一発で録音するのは難しく、大抵はベースだけを別のマイクで
 採って後でミキシングする方法をとるようです。』との事です。
 
 それでもいろいろと試して見ましたが、ここでは、次のような試みを行った
 結果をご覧に入れたいと思います。
 使用ソフトなど:
 ① マルチビデオエンコーダ ペガシス社 TMPGEnc.3.0 XPress
 ② 音声波形編集      「かんろう」さんに依頼
 手順:
  1.Lumix で撮影されたものは、Quick Time 対応のファイル形式
    xxx.mov(174MB)。
  2.これの音声部を①で抜き出し、wave 形式で保存する。
    yyy.wav(6MB)
  3.yyy.wavをメールで「かんろう」さんに送り、波形の編集を
    して頂き返送してもらう。yyy2.wav
  「かんろう」さんが行った編集のポイントは、
   『 )オリジナルは低音を補償する余裕度が7dB程度しかないので、
      この余裕度を増やすためにコンプレッサを使用した。
    )低音部だけ増強すると全体としてぼやけた音になるので、2~3kHz付近も
      少し持ち上げてバランスをとった(ビブラフォンやピアノの音をすこし
      くっきりさせた)
    )冒頭から27秒まで演奏者が曲目を紹介している部分を聞き取りやすく
      調整した。』(「かんろう」さんからのメールのまま)

  4.①で 画像には、xxx.mov、音声にはyyy2.wav を使い
    Windows Media Player 対応のファイル形式 wmv に変換する。
    zzz.wmv(47MB)
 
  下の画像をクリックすれば、そのような編集を行った演奏をご覧/お聴き 頂けます。
  


  パソコンだけでも上記ワークの効果は少しはわかりますが、アンプに繋ぎ、
  低音部を一杯に利かし、しかるべきスピーカーを使えば、かなり
  実際の雰囲気に近づける事が出来たように感じました。
  私の場合は、パソコンからUSB Audio Interface UA-1X(ローランド社)でアンプに繋いでいますが、
  それは必ずしも必要ないと思います。