敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

呼気採取バッグ

2005-03-01 13:43:01 | 健康
 呼気採取用のバツグは「ダグラスバッグ」と呼ばれているのだが、(2月20日の投稿
 「運動による 諸費エネルギー」参照)これは、市販はされていないようである。
 
 ダグラスバック・システムとしてのみ入手できるのだろうか。
 私は現在、Tech-Jamという理化学機器webサイトを利用して種々の
 実験器具を購入しているのだが、
 そこで購入した「テドラーバッグ」を呼気採取用のバッグとして
 用いる事が多い。
 テドラー(R)はデュポンが開発したフッ化ビニール樹脂であるが、
 ガスの吸着と透過が最も少ないフィルムとして知られている。
 Tec-Jamでは内容積は1~50リットルまでのものを市販しており、
 私は主に30リットル・ノズル2ケ付きを用いている。
 問題は付いているノズル径が、外径7mmのものしかないので、2ケの
 ノズルをパラレルに使っているのだが、安静時の呼気採取
 では問題はないが、エアロバイクを漕いでいる場合などには抵抗が
 大きすぎ、バッグに呼気を吹き込むのに異常な努力が必要になる事である。
 

 私は、この問題を手作りのバッグで対応している。
 ゴミ収集用のポリ・バッグ(内容積:40リットル)に内径10mmのアクリル管
 を接着したものである。
 これは、炭酸ガス、酸素の吸着・透過が問題なので、呼気採取後30分以内に
 エアポンプを用いてテドラーバッグに移しかえをしている。
 尚、30分程度なら吸着・透過が殆ど問題ない事は確認済みである。
 
 私のように自分で呼気採取~代謝測定システムの手作りを試みる変わり者は
 殆ど居ないので、商売にならないのだろうが、
 出来れば、どこかの業者が内径20mm程度のノズルをつけたテドラーバック
 を市販してもらいものである。