ガスメータで呼気量を測定する場合は、大気圧の補正が必要になります。
又、私が開発中の濃度測定も、原理は濃度を圧力に変えて測定方法なので
やはり、大気圧の補正が必要になってきます。
大気圧の精密測定には、水銀を用いたフォルタン式気圧計が用いられますが、
これは取り扱いも難しいし、又価格が15万円程度し、さらに気象台の検定付きは
50万円以上します。
又、手軽ななアネロイド気圧計は厳密には時々校正が必要で、ちょっと良いものは
1万円以上します。
私は現在、「楽天」で見つけた所謂アネロイド晴雨計(6000円台)を用いていますが、
精度的には問題があります。
本報告は、
① この晴雨計を時々無料で校正したい。
② 私のシステムが完成して、皆さんに使ってもらう時に大気圧のデータ
を無料で入手出来るようにし気圧計を必要構成部品から外したい。
と言う二つの目的で、種々調査した結果の報告です。
②を先に話しますが、これは横浜地方気象台のホームページに一時間おきの
大気圧のデータが発表になっている事を発見しましたので、地方気象台の近くの
人はOKです。大気圧は、温度とは異なり、距離的にも時間的にも急変する事は
無いので、殆どの場合これで充分だと思います。
横浜気象台は、山手の外人墓地のそばにあり、測定点の標高は39.1mです。
入手できるデータは、海面高さに補正された値です。
①は、国土環境株式会社と言うところがやっている
気象データダウンロードサービスβ版モニタというものがあり、そこに
申し込んで認証されれれば、取りあえずは無料(5月いっぱい)で、1961年以降の全国
気象台の各種データ(一時間毎のデータ)をダウンロードできる事を発見しました。
幸い、私の場合は、申し込んですぐ認証され、横浜のデータ(過去2ヶ月、標高高さ補正
有りと無し)をダウンロードし、この間の私の晴雨計の記録データ(x)と回帰分析を行いました。
39.1mでの差は、5.2~5.3hpaです。私の家の標高は多分数mしかないと思われるので
海面の大気圧のデータ(y)で充分だと思います。
得られた回帰直線は次の通りです。
y = 0.9347x + 69.08 (単位はhpa)
今後は、この関係を用いて計算を行い、時々その関係をチェックすれば
良いと考えています。
又、私が開発中の濃度測定も、原理は濃度を圧力に変えて測定方法なので
やはり、大気圧の補正が必要になってきます。
大気圧の精密測定には、水銀を用いたフォルタン式気圧計が用いられますが、
これは取り扱いも難しいし、又価格が15万円程度し、さらに気象台の検定付きは
50万円以上します。
又、手軽ななアネロイド気圧計は厳密には時々校正が必要で、ちょっと良いものは
1万円以上します。
私は現在、「楽天」で見つけた所謂アネロイド晴雨計(6000円台)を用いていますが、
精度的には問題があります。
本報告は、
① この晴雨計を時々無料で校正したい。
② 私のシステムが完成して、皆さんに使ってもらう時に大気圧のデータ
を無料で入手出来るようにし気圧計を必要構成部品から外したい。
と言う二つの目的で、種々調査した結果の報告です。
②を先に話しますが、これは横浜地方気象台のホームページに一時間おきの
大気圧のデータが発表になっている事を発見しましたので、地方気象台の近くの
人はOKです。大気圧は、温度とは異なり、距離的にも時間的にも急変する事は
無いので、殆どの場合これで充分だと思います。
横浜気象台は、山手の外人墓地のそばにあり、測定点の標高は39.1mです。
入手できるデータは、海面高さに補正された値です。
①は、国土環境株式会社と言うところがやっている
気象データダウンロードサービスβ版モニタというものがあり、そこに
申し込んで認証されれれば、取りあえずは無料(5月いっぱい)で、1961年以降の全国
気象台の各種データ(一時間毎のデータ)をダウンロードできる事を発見しました。
幸い、私の場合は、申し込んですぐ認証され、横浜のデータ(過去2ヶ月、標高高さ補正
有りと無し)をダウンロードし、この間の私の晴雨計の記録データ(x)と回帰分析を行いました。
39.1mでの差は、5.2~5.3hpaです。私の家の標高は多分数mしかないと思われるので
海面の大気圧のデータ(y)で充分だと思います。
得られた回帰直線は次の通りです。
y = 0.9347x + 69.08 (単位はhpa)
今後は、この関係を用いて計算を行い、時々その関係をチェックすれば
良いと考えています。