イルカのイルちゃん・その1 🐬 文芸誌に投稿した創作童話
ここは日本の小笠原諸島の近くの海。一年中、あたたかい。魚やプランクトンもたくさん泳いでいます。空には鳥もたくさん飛んでいる。その海の中のお話をこれから楽しくしていきます。
初めまして。僕はイルです。歳は一才半。ママのミルクをやめて、お魚やプランクトンを食べ始めたところです。ぼくはいろいろなことを知るのが大好きです。海の中にもおもしろいものがたくさんあり、きれいなサンゴもあります。ママやおばさん、おねえさん、弟や妹と今はいっしょにくらしているけれど、話をするのは楽しいね。また、ときどき息をするため、海の上に出るけれど、鳥さんたちが空を飛んでいる。鳥さんとは話ができないのかな。ぼくも空を飛べたら、いいな。
海の上と言えば、ときどき大きなものが速いスピードで通り過ぎるんだよ。この間は、おばあちゃんに「それには近付いたらいけないよ。大きな化け物だから。ぶつかると、ケガしてあぶないからね。それは人間という動物が作ったものだよ。人間はあまり泳げないから、そのようなかたいものに乗って、動いて旅をするんだよ」と言われたんだよ。そんなものを作る人間はどんな動物かな。これから魚をとって、自分で動けるようになるから、いろんなところに行けるね。
今日の話はこれでおしまい。これから海の冒険も始まるよ。その話を楽しみにしてね。またいつか、お話しするね。
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イルカの気持ちはイルカにしか判りませんが、それでも僕と共通の「命を持つ身」だし、遺伝子のかなりも共通しているから、科学的な視点さえあれば、書けるわけです。また、大事な点は、イルカを通して我々人間の文明、コミニティ、生き方、愛もあぶり出せると思います。これからの仕事や介護、教育などのヒントも出るかもしれません。
ここは日本の小笠原諸島の近くの海。一年中、あたたかい。魚やプランクトンもたくさん泳いでいます。空には鳥もたくさん飛んでいる。その海の中のお話をこれから楽しくしていきます。
初めまして。僕はイルです。歳は一才半。ママのミルクをやめて、お魚やプランクトンを食べ始めたところです。ぼくはいろいろなことを知るのが大好きです。海の中にもおもしろいものがたくさんあり、きれいなサンゴもあります。ママやおばさん、おねえさん、弟や妹と今はいっしょにくらしているけれど、話をするのは楽しいね。また、ときどき息をするため、海の上に出るけれど、鳥さんたちが空を飛んでいる。鳥さんとは話ができないのかな。ぼくも空を飛べたら、いいな。
海の上と言えば、ときどき大きなものが速いスピードで通り過ぎるんだよ。この間は、おばあちゃんに「それには近付いたらいけないよ。大きな化け物だから。ぶつかると、ケガしてあぶないからね。それは人間という動物が作ったものだよ。人間はあまり泳げないから、そのようなかたいものに乗って、動いて旅をするんだよ」と言われたんだよ。そんなものを作る人間はどんな動物かな。これから魚をとって、自分で動けるようになるから、いろんなところに行けるね。
今日の話はこれでおしまい。これから海の冒険も始まるよ。その話を楽しみにしてね。またいつか、お話しするね。
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イルカの気持ちはイルカにしか判りませんが、それでも僕と共通の「命を持つ身」だし、遺伝子のかなりも共通しているから、科学的な視点さえあれば、書けるわけです。また、大事な点は、イルカを通して我々人間の文明、コミニティ、生き方、愛もあぶり出せると思います。これからの仕事や介護、教育などのヒントも出るかもしれません。