4月24日に放送されたドラエモンのアニメの一つにこのようなものがあった。筋を述べると、
「0点を取って落ち込んでいるノビタ君に、お姉さんみたいな形をした「慰めロボット」をドラエモンが与え、慰めてもらい、一時しのぎ的に心が休まる。ドラエモンはさらにノビタ君に気が付かれないように、ノビタ君の脳を操作して、その後の人生のシュミレーションにも慰めロボットを与える。失敗の度に慰めてくれるので、ノビタ君は努力せず、大人になり、好きなシズカちゃんにも振られてしまい、落ちぶれる。そこで脳の操作を止め、夢から覚めたノビタ君は努力する」。
以上ですが、僕は「その通り」だと思いました。慰めは相手の為にはなりません。昔から障碍を持っている人や、ハンセン氏病元患者に慰めを言う人もいますが、それはどうなのでしょうね。そのような人は自分ではボランティアとか、愛を与えているつもりでしょうが、逆に相手の努力を妨害しているように思われてなりません。勿論、それは優しさなんかでもないわけです。
そのアニメは大人も見るべきものだと思いました。アニメの事を公に書くのはこれが初めてですが、それだけ内容があったわけです。