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玄宗皇帝は楊貴妃を愛していたか?

2018-09-22 10:40:22 | 日記
  「長恨歌」の通り、玄宗が楊貴妃に贅沢三昧の暮らしをさせていたと仮定しての話です。


  勿論、当時の低かった教育状況は考慮しなければなりませんが、玄宗には「女は、うまい物を食べさせ、美しい着物さえ与えれば、幸福になれる」という意識が僕には見えます。愛は物質という考え方ですね。確かに、昔も、今もそのような考え方は世界中にあり、それを求める女性もかなりいるらしいですね。それはともかく、玄宗に限って言えば、女の人たちを下に見ているように僕にはどうしても感じられます。尊厳とかは見られません。相手への尊厳のない愛は愛と言えるのか。言えないと言わざるを得ません。強いて言えば、玄宗自身の何かのエゴや欲望を満たすために楊貴妃にそうしていたと言おうか。皇帝という立場も、そのような意識を産んだのかもしれませんが。また、贅沢をさせることが、思いやりかと言うと、それも違うわけですね。その贅沢のお金の出所も当時の農民などの税金から取ったものだし。本当の思いやりや愛は、相手を越えて、本当に多くの人たちにまで繰り広げられるものです。狭かったわけでもあると。その面からも愛とは言えないと思われます。


  その種の問題は、全く裏返して、身障者の健全者への男女愛や親友関係にも言えますね。相手には贅沢はさせられないですが、相手への尊厳は非常に強いものがあると。そのような例も僕は複数見てきましたし。それと比べても、玄宗は楊貴妃を愛してはいなかったと思うわけです。更には、物欲に限りがない今の経済社会の問題にもつながってきます。「長恨歌」は決して過去の事ではありません。
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