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仲間意識の問題と心理学

2018-11-19 11:31:18 | 日記
  心理学は個人の心理研究から始まった。1970年代に僕が受けた通信大学の心理学の教科書もその枠の中だけだった。その後、1990年代になり、放送大学では「社会心理学」なるものが講義として行われ、特に日本では、東日本大震災後は「パニック心理学」とか「災害時の人間心理」など、社会変化や災害が人間心理に与える影響が研究されている。とは言え、本来は心理学の研究対象であるはずの仲間関係や仲間意識の問題はほとんど聞かれない。研究が遅れている分野である。


  ならば、その面の研究が開始されて進むと、例えば、宗教戦争とか、かつてのマルクス主義同士の激しい対立などの問題も解明され、解決の糸口も見つかってくるのではないか。勿論、現代ではそれら以上に深刻である国家対立や民族対立の問題も同様になると僕は期待している。

  日本語でも「仲間」は一見優しい響きの言葉である。だから、多くの人たちはそれが良いと思う。外国の人たちも変わりがないだろう。でも、大事な事として、誰もその本質は知らない訳である。研究が進んでいなければ、書物には書かれていないから、その本質は知りようがない。例えば、僕に色々教えて下さった例の無教会主義伝道師などが体験として、「仲間関係は恐ろしいものだよ」とか伝えているだけで。その伝道師も心理学的な説明は欠いてたから、かなりの人から変人扱いもされていたわけである。でも、僕も、例えば、40年前の首都圏の身障団体同士の大ゲンカとか、第二次世界大戦時の国家・民族レベルの戦争などから、仲間関係のおかしさを思わざるを得ない。特に、第二次世界大戦中は、参戦国は全て国家・民族で仲間意識が強くなった反面、例えば、日本人は中国人を「豚」と呼び、アメリカ人は日本人を「猿」と呼んだりもしたわけだから。戦争中は極端にしろ、平和な時でも仲間関係を作ると、仲間以外の人たちに無関心になったり、バカにしたりもするわけだし。また、何らかの障碍を持つ者は健全者たちの仲間には入りにくい面も当たり前みたいに多い。その事を僕に訴えてきた精神障碍を持つ友も複数いるし。

   一体、仲間とか仲間関係・意識は何なのか。その正体は我々はまだ知らないわけである。
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