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感情移入と戦争

2017-04-07 14:49:55 | 日記
  3月は世界野球大会(WBC)が行なわれた。僕も日本人選手の投打に夢中になった。普段はプロ野球なども見る事もない僕が、石川投手の快投や筒香選手の好打に夢中になった。でも、何も自分が投げているわけでも、打っているわけでもないのである。日本チームが勝とうが、負けようが、自分の生活には関係しないのに。明らかに、日本チームに感情移入しているわけである。サッカーの世界大会やオリンピックの時も同じである。各国共、自分の母国のチームを応援している事だろう。感情いにゅうがあるから、スポーツは面白いわけである。


  でも、非常に悪い・悲しい方向に感情移入が行なわれる事も多い。言うまでもなく、戦争の時である。多くの人は自分の所属する軍隊の活躍に感情移入し、それが故に積極的に支援する人たちも出てくる。相手の国の人たちの事は考えずに。非常に恐ろしい。第二次世界大戦前からナチスはその心理を巧みに利用したわけだし、各国の新聞やラジオ放送もその気持ちを煽った。それらも戦争を悪化させたり、日本の場合は軍国主義をひどくさせた理由の一つである。勿論、次第に戦争の悲惨さは知られるようになったため、1970年前後に行なわれたベトナム戦争では、アメリカで反戦の運動も盛んに起きたが、やはり、アメリカ軍に感情移入したアメリカ人も多かったようである。90年の湾岸戦争などの時もそうだった。

  今日(4月7日)、アメリカ軍はシリアをミサイル攻撃した。理由はシリアが化学兵器を使った制裁だそうだが、確かに化学兵器は許されるものではない。でも、それに対して、ミサイルを、しかも、大量に打ち込んで解決策になるのだろうか。例えば、国連の場で徹底的に討議するとか、方法は他にもあるだろうに。万が一、それがアメリカとシリアの大きな戦争に発展した場合、多くのアメリカ国民はアメリカ軍に感情移入し、シリア国民もシリア軍に感情移入するのか。自分の国への感情移入はスポーツだけで、たくさんだと思うが。

  今日はブログは書く予定はなかったが、アメリカ軍のシリア攻撃のニュースを聞いて恐ろしく感じて、書いた。戦火が拡大せず、中東に平和が訪れる事を切に願う。
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