トシコロのありのままの暮らし


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子供向け科学の文

2021-06-14 11:00:03 | 日記
 梅雨の生き物                  🐸
                       2021年6月書
           
  今は日本、韓国、南中国、台湾と梅雨ですね。外でサッカーやバレーボールもできず、お日さまも出なくて、気持ちもいやになるでしょう。食べ物にもカビが生えやすいし。でも、そんな時だからこそ、カサをさしながらでも、校庭や公園の生き物を見ればおもしろいですよ。田んぼとかも。
  梅雨は雨が多くふりますが、それで木も、草も活気ついているようには見えませんか。本当に活気がついているのです。木や草は植物と言いますが、植物の大きな元気のもとの一つは水だからです。水がないと、すべての植物はひからびて、枯れてしまいます。植物の命がうしなわれるわけですね。木も、草も話はできませんが、雨がふると生き生きして、よろこんでいることもわかりましょう。
  雨がふるとよろこぶ虫や動物も多いです。歌にもある、カタツムリやカエルはみなさんもよく知っていますね。本当に雨の日は元気です。ほかにも、いくらでもある。気候がちがい、梅雨はないアフリカのゾウやライオンなども雨がふると喜び、それでできた水たまりの水を飲んでいるすがたは、みなさんもテレビで見たことがあるでしょう。(梅雨という名前ではありませんが、アフリカの多くやインドなどにも、毎日雨がふる時期はあります)
  われわれ日本に住む人たちは雨をきらいますが、こうして生き物のようすを見ると、雨は大切であることがわかりますね。雨が少ししかふらないアラブの国の人たちは雨を本当に喜びます。水を少しずつためて、料理や飲むことにつかいます。雨がふると「天気がわるい」と言うのは、本当はおかしいわけです。
  さいごに、初めにのべた「カビ」も実は生き物です。昔は植物の中にいれていましたが、科学が発達して、今は動物でも、植物でもなく、キノコるいと共に、独とくの生物とされているようです。くわしいことは、理科の先生に聞いて下さい。
 雨をよろこぶ生き物たちを見て、水に感謝して、命のすばらしさを感じましょう。