トシコロのありのままの暮らし


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週刊誌

2020-08-07 13:55:28 | 日記
思い出せた事だが、昔の週刊誌は福祉情報も掲載されていた。新聞やテレビが報道しない事を。例えば、「(日本人で)日本語の話す事や読み書きが苦手な男の子がいた。親が試しに英語を習わせると、すらすら上達し、日本語ができないのに、英語ができようになった。彼はアメリカに行き、アメリカ国籍も取り、アメリカに住んでいる」。僕が中学一年の時に、同級生の持っていた「明星」という週刊誌に書いてあった事です。英語を習い始めた時にたまたま読んだから、覚えていますが。今の世ならば、何かの障碍と医者に宣告されるのかもしれませんが。とにかく、福祉的な情報ありました。

  ならば、島田の職員たちも福祉情報を取得するために、諸々の週刊誌を買っていたと見て間違いありませんね。光明養護学校にいた介助員の人たちも、同様の目的もあり、週刊誌をよく読んでいたのでしょう。インターネットがなかった時代、週刊誌は重要な情報源でした。

 因みに、今の僕は週刊誌は全然買いません。



性知識など

2020-08-07 11:42:50 | 日記
なるほどねえ。島田療育園の関係者全員も、恋愛や結婚の事を知らなかった。だから、身障園生たちの成人後の恋愛や結婚の対策も立てられなかった。そのように推理するとほぼ完全にその件は理解できるし、小説にも十分に盛り込める。その線で書く。1982年に島田について書いた某身障ミニコミの人たちは、この種の件を単に「差別が原因」と書いたが、それに沿って書くと、抽象論になり、小説にはならないし、「差別とは何か」にもなってくる。説明にもならない。

 でも、身障園生たちは性知識は豊富。二人の男の身障園生もそうだった。どこから得たのだろうか。大体、学校関係はその経路が2つ。先輩から後輩に伝えられる事と、週刊誌から。島田では前者はあり得ないが、週刊誌は十分にあり得る。職員たちが持ってきたものを読む。僕なども光明養護学校で介助員の持ってきた週刊誌を読んだ思い出があるから、島田でも同じ事があったはずだ。

  もっと大事なことは、以上の「性知識は豊富。和合や恋愛などは知らない」はそのまま一般世間でもあり、援助交際にもなっていること。「援助交際」は日本独特の言葉だが、要するに女生徒の売春である。比較はおかしいが、島田よりも深刻と言える。後は大体は妊娠中絶になるから。また、離婚や非婚とか。つまり、島田で起きた事は、そのまま世間の問題でもあった。女生徒の売春は1970年代の日本でも多くあったと。報道されていなかっただけで。

  世間の事もたくさん絡めて書くと、本当に小説になるわけである。

 (僕の行った教会関係の牧師のレイプも同じだと。性ばかりで、和合を知らないで。何もレイプ犯だけでもない。全牧師にも言える。全信徒にも。アイルランドの教会にも言えるはずだし。)