タマちゃんの旅ブログ

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2013ブログ三周年・400記事記念大分県臼杵と宮崎の旅(1)大友宗麟の城下町臼杵のうすき雛と石仏

2013年02月14日 07時07分36秒 | 2013大分県臼杵と宮崎の旅

東京の息子たちが小型パソコンをお土産に帰省しブログ「タマちゃんの旅ブログ」を作成してくれてから3年、続けられるか不安でした記事も400を数えることになりました。

よくここまで続いたと自己満足すると共に読んで頂いた皆様には深く感謝するばかりです。

最近ではブログに後押しされることも多く、これからも頑張って書き続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。

臼杵の石仏は子供の頃からよく知っていましたが今回が初めての臼杵訪問です。

もともと先月YOKAROバスで来る予定でしたが、九州国立博物館で見た九州の雛まつり展を見て今回のWBC侍ジャパン見学前のまつり期間中(2月9日~3月17日)に変更しました。

藩からの倹約令で一般の雛人形が禁止された臼杵では紙で作ったうすき雛が庶民に広がりました。質素でとても可愛いです。

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長崎・大分自動車道で由布院へ。ここから210号線で大分へ出て10号線で最初の目的地の大分市吉野梅園へ。

500本の梅が植えられ特に「臥龍梅」は有名です。残念ながら花には早く一部の木にだけ花が咲き始めていました。

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次に臼杵の石仏へ。岸壁に60余体の仏像(磨崖仏)が刻まれています。いずれも平安後期から鎌倉時代に掘られたものです。

そのうち59体が平成7年に国宝に指定されています。

昭和55年から14年に及ぶ修復工事が行われた石仏はとても保存状態が良く神々しく感じました。

仏像は四つの群に分かれています。

古園石仏群の大日如来像はパンフにもよく使われています。

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ホキ石仏第二群。中心に阿弥陀三尊像が。

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次に臼杵市内へ。臼杵はキリシタン大名の大友宗麟からの城下町でポルトガルとの南蛮貿易が行われた港町でした。歴史や町並みも長崎県の平戸に似ているようです。

観光情報センターがある「サーラ・デ・うすき」には大友宗麟時代の南蛮貿易のことやうすき雛が展示してあります。

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大友宗麟が造った大砲。

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臼杵藩五万石の城であった臼杵城址へ登って見ました。今は公園になっており春の桜はきれいだそうです。

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昔の面影を残す城下町を歩いてみました。「二王座歴史の道」はタイムスリップした感じです。

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旧真光寺にも展示されたうすき雛。

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龍源寺の三重塔は江戸時代に建てられた木造三重塔で聖徳太子が祀ってあります。。

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江戸後期に建てられた久家の大蔵。造り酒屋の蔵として使われていたそうです。外側にはポルトガルのアズレージョ風のタイル絵が描かれています。

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大蔵の中にもうすき雛が展示してあります。

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旧臼杵藩主稲葉家下屋敷。

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臼杵は落ち着いた静かな城下町のたたずまいを残した歴史とロマンの素敵な町でした。

泊まったのは市内にある「五嶋旅館」さん。Webでお客様満足度がとても高かったので予約したのです。

60年も続いている五嶋旅館さんはけっして新しい旅館ではないのですが部屋などに飾られた椿の花などお母さんと息子さんの心配りと工夫を凝らした美味しい料理でとても満足でした。

お世話になりました。機会があればまた行ってみたい旅館でした。

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明日は宮崎へ移動しソフトバンクホークスのキャンプを見る予定です。

タマちゃんの海外旅行記もご覧ください。



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