会社のイベントに招待されて箱根にいった。気候は最高であり食べ物も最高の二日間を過ごし貧乏人でありながらセレブの気分を味会う。
しかし自宅に帰って惨めさを感じた。妻がウチワを仰ぎながら食事をする。辛抱しないでクーラーをつければよいのに一言言う辛抱しないと、うちはまだウチワがあるだけ幸せよと私を見ていったがあれは愚痴か、皮肉に聞こえた。
セミは土の中で七年も生活して世に出てわずか二十日ぐらいで死にます . . . 本文を読む
トンボが群れをなして飛んでいる。稲刈りが終わると田んぼを飛び回り山間部の幸せな空間を作ってくれる。田舎の風景でのどかさはあっても寂しさもある。
今では珍しくなってきた赤とんぼが飛んでいる。昔母が先祖が赤とんぼに乗って来るんだよといって、夕焼け小焼けえの赤とんぼ、とよく口ずさんでいた。
昔だからそんな田園風景の思い出が残る。それと母と私の思い出の空間である。時として思いでも消されたり、自分から消して . . . 本文を読む
若さにものをいっていた時代、夜の酒場で華々しく着飾った夜の蝶、近寄って話をしても鼻であしらわれる。男にもたれることはなかったが、男が女にこびる姿は多かった。金でものをいっていた男も威張り女にこびられる姿を見せ付けられた私達の青春であった。
うらやましさばかりの夜の街、30年も過ぎてしまうと二十歳の女も五十歳である。
今では誰でも声をかけて夜の蝶として着飾っていますが時代は進化していて表の顔でなく裏 . . . 本文を読む
登山家は最高峰を目指して登頂にチャレンジする。命がけの仕事とは私は思わない、趣味で登るのでしょうか、冒険家達は私達から考えると無謀なことしか思えない。登山家は何年も調査して研究してその計画が万全になってチャレンジするのでしょうが、子供が登山家を目指すなら大反対である。三浦陽一郎登山家は下山に一番気を使うといわれましたが、中国の諺に柿の木に登り降りる時、二メーター近くまで降りた時注意をする。とありま . . . 本文を読む