東野としひろ活動NEWS

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西脇市選挙管理員会の出前講座

2018-06-02 04:24:31 | 市議会活動
 5月30日、西脇市選挙管理員会が西脇北高校で出前講座を行うというので、参観に出かけてきました。



 一昨年4月より、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられました。選挙年齢の引き下げは、1945年に25歳以上から20歳以上に引き下げられて以来、70年ぶりの出来事でした。高校3年生の中には、18歳の誕生日を迎え選挙権を持つ生徒も出てきています。
 18歳まで選挙権が拡大されたことに合わせ、主権者教育という名称がよく使われるようになりました。主権者教育とは、本来、すべての日本国民が主権者として尊重され、主権者としての権利を行使するための教育ですが、特に、高校生を含め、若者の意見を聴き、若者の政治参加を進めようとする教育をさす場合が多いようです。
 私たち西脇市議会では、昨年より市内の3県立高校に出かけ、主権者教育の一環として『高校生版議会報告会』を行いました。今年も、7月に3高校で行わせていただく予定です。
 今回、選挙管理委員会としてどのように高校生に出前講座を行うのかを知りたいと思い、また私たちの高校生版議会報告会の内容と重ならないようにするために、参観させてもらいました。



 出前講座は、西脇北高校1部2部の全生徒を対象に、体育館で行われました。校長先生・選挙管理委員長の挨拶の後、担当の市職員が、舞台でパワーポイントを使って、約30分説明しました。
 ①なぜ選挙が行われるのか?
  ・直接民主制と間接民主制・民主主義による政治・国と地方
  ・多数決と少数意見・選挙の基本原則
 ②なぜ18歳選挙権になったのか?
  ・選挙権の歴史・高校生の政治に対する意識
 ③選挙に行っている人たちはどのくらいいるか?
  ・若者が投票に行かない理由
 ④選挙にどうやって参加するの?
  ・投票のしかた・動画での投票風景の紹介
 ⑤18歳未満の選挙運動の禁止
 ⑥18歳以上にも禁止される選挙運動



 生徒たちは、熱心に耳を傾けているように思いました。選挙管理委員会が行う出前講座は選挙に関することが主で、私たちが行おうとしている『高校生版議会報告会』の内容が異なっていたので、ホッとしています。
 『高校生版議会報告会』に向けて、しっかりと準備をしなければと、気持ちを新たにしました。
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