東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

市民アーティスト『WANT TO グループ展』

2016-04-16 03:21:14 | 地域行事
 西脇市民病院エントランスホールでは、毎月、様々な分野の展示が行われ、通院に来られた方や入院されている患者さん等の目や心を楽しませてくれています。



 平成28年度最初を飾る4月の催しは、市民アーティスト『WANT TO グループ展』でした。市民アーティスト『WANT TO』は、小松原ケンスケさんが、主宰する市民アーティストの皆さんのグループです。一昨年から活動を始め、精力的に活動されています。メンバーや作品分野も固定せず、グループ展ごとに新しい仲間も加えながら、創造的な作品展や発表会を行っています。
 今回の西脇病院での『WANT TO グループ展』は、小松原ケンスケさんの油絵、立体表現を中心に、フジモトユタカさんのデザイン画、松本学さんの写真、松本侑さんの油絵、塩田時治郎さんの絵画でした。



 小松原さんの抽象画『黒の十字架、白の十字架』は、何を表現されようとしているのか、色々と考えさせられました。加古川の砂を活用した『水音』と題した立体表現を水の音が聞こえないかと見ていましたが、残念ながら聞こえてきませんでした。
 フジモトユタカさんは、著名なデザイン画家の方ですが、今回、コンピューターグラフィックに取り組んでおられました。
 松本学さんは、写真に熱心に向き合っておられます。写真も白黒で撮られています。今回、『西脇の空 見上げれば』と『ヘッドライト』の2作を展示されていました。



 松本侑さんは現在高校2年生ですが、小松原さんの絵画の教え子です。今回、『無機』と題された大作は、見応えがありました。上手く表現できませんが、私の心に迫ってくるものがありました。



 塩田時治郎さんの作品は、柳の枝を焼いて作る粉を混ぜて描くという独特な技法です。水墨画とは少し異なった画風で、陰影の表現が大変素晴らしいと感じました。『美山』は、特に心に残りました。
 市民アーティスト『 WANT TO 』が、多くの仲間がさらに加わり、幅広い活動を精力的に繰り広げられますことを期待しています。
コメント
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