東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

南三陸町ボランティア活動(その4-南三陸町応縁団―)

2015-07-12 06:40:55 | プライベート
 南三陸町では、今年4月に『南三陸町応縁団』を設立しました。応援団ではなく応縁団となっているのが、さすがだなと感心しています。



 『南三陸町応縁団』は、大震災後、全国から集まったボランティア等の方々と南三陸町の架け橋となり、ご縁をはぐくむ活動を行うことを目的としています。取り組み内容は、①南三陸情報の発信、②交流イベントの開催、③おでって&交流(地域が募集する『おでって活動』(お手伝い)に参加し交流する)、④南三陸町応縁団「ポイントカード」(参画する商店での買い物や活動への参加毎にポイントが付与。)
 勝又ボランティアセンター所長は、今後、南三陸町がすべき大きな課題として、交流人口をどう広げ、継続させていくかが重要だと話されました。南三陸町は、大震災で約1000人の方が亡くなり、さらに多くの若者が大震災後仕事を求めて町外へ行ってしまいました。予想される超高齢社会をどう乗り切るかは、大震災後、南三陸町に「縁」ができた人々と、今後も深いかかわりを持っていけるかどうかにかかっていると話されました。
 7月4日の夜、東京で『南三陸町応縁団』の集まりがあるため、佐藤町長や勝又所長が上京されました。私も、早速南三陸町応縁団に登録させてもらいました。



 南三陸町役場には、兵庫県から県職員が応援のため派遣されています。産業振興課に派遣されている田中さんには、昨年、今年と大変お世話になりました。田中さんは、2年間頑張りたいと応募して南三陸町役場に奥様と一緒に来られたそうです。今年2月に、奥様が南三陸町で出産されたそうです。南三陸町と深い「縁」で生まれた子どもだなと感じました。田中さんには、残り半年余り、南三陸町の復興のため、頑張っていただきたいと思いますし、その経験を兵庫県民のために生かしていただきたいと願っています。
 南三陸町広報7月号の裏面には、『復興へともに』とだいして、各自治体からの派遣職員が紹介されていました。兵庫県関係では、宝塚市の北垣さん、たつの市の上田さんが紹介されていました。
 人と人との「縁」、これを大切にするまちづくりが必要だと考えています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする