東野としひろ活動NEWS

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特別展『夏の粋・納涼浮世絵』

2013-07-27 07:27:39 | 文化・スポーツ
 丹波市立植野記念美術館では、特別展『夏の粋・納涼浮世絵』が7月13日~9月16日の会期で開催されています。



 先日、知人数人と一緒に鑑賞してきました。私たちが見学していると、大山病院のデイサービスに行かれている黒田庄の方々も来られ、一緒に見学しました。
 展示されている浮世絵は、合計121点で、喜多川歌麿、歌川広重、葛飾北斎、歌川国芳など、浮世絵史を代表する作家たちの作品で、大変見応えがありました。『夏の粋・納涼』と題されているように、夏を彩る夕涼み、花火、妖怪画、美人画が集められていました。



 作品は、美術館の三階・四階の5つの展示室に分かれていました。第1展示室には、「夕涼みの風情」・「夕立の情景」・「隅田川の花火まつり」・「蚊帳の風情」・「金魚の風物詩」・「蛍狩り」・「お化粧の女こころ」・「湯上りの装い」に関する浮世絵が、第2展示室には「幽霊芝居」・「妖怪退治」に関する浮世絵が、第3展示室には、「妖怪退治」に関する浮世絵が、第4展示室にも、「妖怪退治」に関する浮世絵が、第5展示室には、「涼みの風情」・「肉質画」に関する浮世絵が展示されていました。



 妖怪画の浮世絵を見ていると、背筋に冷や汗が流れるほど、おどろおどろした感じがしました。
 浮世絵は、元になる絵を描く絵師、絵を正確に版画に彫る掘り師、多色刷りに版画を仕上げる職人等の役割分担がなされています。日本の素晴らしい芸術としての浮世絵を、見せていただきました。
コメント
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