『教え子の結婚式』

　５月１５日、気持ちの良い五月晴れの中、西脇ロイヤルホテルで、教え子の結婚式がありました。
　新郎の藤原僚君は、黒田庄中学校で３年間持ち上がった生徒で、バレーボール部の生徒でもありました。本当に、真面目な生徒で、どんなことにも誠実に対応していました。友達のことやクラスの用があれば、自分のことを後回しにしても、相談相手になったり仕事をしてくれていました。そのため、僚君の周りには、いつも友達が集まっていました。
　新婦の白川里咲さんは、黒田庄町教育長でお世話になった白川洋彦さんの娘さんです。私の妻と同じ学校に勤めていたこともあり、以前から知っていました。

　そんな二人が、めでたく結婚式を挙げるというので、喜んで参列しました。中学・高校・大学の友人が多く参加しており、楽しい心温まる結婚式でした。同級生の櫛原康弘君が、以前、僚君が自分の結婚式の時に話してくれた言葉を紹介してくれました。「人はそれぞれひとつの翼を持っている。ひとつの翼では、飛べないけれど、結婚して二人になれば二つの翼で飛べることができる」という言葉でした。なるほど、僚君らしい素敵な言葉だと感心しました。
　両親への感謝の手紙を里咲さんが読んだとき、両家のご両親と共に、参加者がもらい泣きをしてしまいました。
　結婚という人生の大きな節目に立ち会わせていただいた者として、これからも二人を見守っていきたいと願っています。