東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

介護事業所訪問(1)宅老所

2008-05-30 12:08:47 | 福祉・医療
 5月に入り、来年度の介護保険の見直しに向けて提言ができるように、介護事業所を時間がある時に、訪問させていただいています。
 これまでに、5月14日のしばざくら荘をスタートに、19日宅老所「ディホーム健々」、19日西脇福祉サービス公社、20日特別養護老人ホーム「楽寿園」、21日宅老所「里の家」、21日「ときの郷」、21日宅老所「ひだまり」、27日宅老所「ろまん」、29日養護老人ホーム「楽久園」、30日「もくれん」を訪問させていただきました。今後、ブログで紹介したいと考えています。
 今日は、宅老所「ディホーム健々」「里の家」「ひだまり」についてです。宅老所は、既存の民家を改修して、自分の家で暮らすような温かさで、一日を過ごしていただくディサービスを提供する施設です。北播磨地域で宅老所が始まったのは、黒田庄町大門にある「ひだまり」が最初です。「ポストの数ほど宅老所を!」を合言葉に、その後、宅老所が各地に生まれてきています。
 「ディホーム健々」の代表は、「ひだまり」で学ばれた清水さんが、平成14年9月に西脇市大垣内の民家で始められました。定員は13名で、一日平均6・7名の方が通所ディサービスを受けられています。NPO法人として、運営されていますが、社会福祉法人だと無税なのにNPO法人だと税金がかかるのは不公平だと言われていました。介護保険の見直しに対しては、在宅介護に力を入れて欲しいこと、小規模の施設が運営していけるように税を含めて支援して欲しいと話されました。



 「里の家」の岡井代表も、以前「ひだまり」のスタッフとして活動されていました。平成16年1月に、黒田庄町石原で開所され、現在黒田の民家を改修し、移転されました。「里の家」は、有限会社として経営されています。NPO法人に比べると、出資金は要りますが、提出書類が少なくすむようです。高齢者介護に当たっていると、事務的なことに煩わされたくないと岡井代表は話されます。行政は、書類で判断することが多いという指摘もいただきました。私の母も、脳梗塞で倒れてから、「里の家」で週1回ディサービスに通っています。「里の家」で多くの方に出会うこと、織機でテーブルクロス的なものを織る事を楽しみに通っています。
 宅老所の良さは、地域に密着し、自分の家と変わらない状態で一日を楽しく過ごすことができるところにあると思います。
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救急救命講習会

2008-05-30 09:15:29 | 福祉・医療
 昨晩(28日)、西脇医師会館で行われた「地域医療を考える会」に出席しました。冨原先生・藤田先生の呼びかけで始まった会ですが、「医療崩壊から再生へ」と題しての藤田先生からの問題提起の後、自己紹介をかねてそれぞれの問題意識を出し合いました。今後、継続的に毎月第2水曜日に行うことになりました。私も時間の許す限り、今後も参加していこうと考えています。
その席で、冨原先生から「明日、西脇南中で心肺蘇生の講習会があるから来ませんか?」との誘いがあり、参加してきました。西脇南中学校では、毎年、救急救命(心肺蘇生)の講習会を行われているようで、全校生で説明を聞いた後、2年生が実技指導を受けました。実技で一度経験していると、いざという時に役立ちます。現在、公的な施設には必ずと言っていいほど「AED」が備え付けられていますので、その操作を一度経験することは全ての市民にも必要だと思います。
冨原先生が、バレーボールのダイエー対日立の試合中、ベンチの選手が意識を失って倒れているのに試合は続いているというビデオを見せながら「人権には色々あるけれど、一番大切な人権は生命だ。生きているからこそ、可能性が広がってくる。死んでしまえば、何も残らない。」と言われたことに胸が打たれました。



今日の講習会の指導は、北播磨ビジョン会議のメンバーの方々とにしたか消防署が協力して行ってくれています。今後、市内の各中学校、高校でも行われるようです。西脇南中学の生徒の聞く姿勢のよさには、感心させられました。日頃の先生方の指導が行き届いていると感じました。
 
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