蕎麦の散歩道

美味しい蕎麦と、楽しい食の道を歩む。

福 赤坂  繊細な創作

2006-05-31 21:35:08 | 和食

オーナーシェフは、女性で脱サラである。脱サラと言っても、上場企業の役員まで上り詰めての、転職だ。それは、好きなことをするとはいえ、大変な勇気だと思う。
その辞められた会社に、現在の僕がいる。つい、蕎麦屋を開業した自分と、重ね合わせてしまった。
昨日の夜のことである。

開業して一年程度。皆さん何かといえば、ここに集って、福を応援しているらしい。僕は、新参者であるから、今回が初めてであった。今日の夜、集まったのが14人の大会合である。

もうコース料理をお願いしてあるというので、その創作料理の数々が楽しみであった。前菜は、一緒に来た、若い女性達がその中の何品かをリクエストしたくらい、美味しかった。

(鯛のお刺身は、塩昆布をのせて頂く)

特別なポテトサラダ、フルーツトマトの煮ひたし、牛ひれのロースト、ウニのせくみ上げ湯葉、生車えびの甘汁ひたし、黒豚しゃぶサラダ仕立て・・。このほか2品くらいあったが、凝りすぎない程度に、工夫がこらしてあって、女性のシェフの繊細さがその料理に出ていた。野菜巻きの、ゼリー寄せは、デザイン的にも美しく、味もデリケートだ。

(野菜たちのゼリー寄せ。美しく繊細な味わい)

お酒も、ワイン、焼酎、日本酒がそろえられていて、相当お酒にも造詣が深いことが窺える。僕には赤ワインのよいのがあるのと、日本酒の品揃えが良いので、ちょっと癖になりそうなお店だ。彼女が現役役員で、僕がその時そばにいたら、相当楽しい食のコラボレーションが出来たのではないかと、ふと想像していた。
一年といえば、商売をして面白くて仕方が無い時期で、お客さんも増え、メニューも実験的なものを考えられる時期だ。自分もそうだった。

スパークリングワインを2杯、赤ワインを3杯飲んで、お料理も上々なので、明日のゴルフも忘れて、ペースが上がってしまっていた。
お酒は、緑川か、乾坤一か迷ったが、乾坤一を選んだ。トロリとうまい。赤ワインをしたたか飲んだので、変化があって三合もいただいてしまって、危険ではあった。

(左が鯛めし、右が牛すじのカレー)

最後の〆が、また嬉しかった。鯛めしと、牛すじのカレーをセットでいただいてしまった。この牛すじのカレーが、深い味わいで、お酒のあとだけによかったですね。
こんなに酒を飲んだのでは、翌日のゴルフがいいわけがない。
わかっていて・・。これが凡人ですね。

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福 港区赤坂1-6-141F 電話03-5562-2929  
定休/土・日・祝

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芝大門 更科布屋  にじよじのぬる燗

2006-05-30 08:02:55 | 銀座・新橋・芝・築地・港区・中央区・墨田

土曜は、雨がやまず、楽しみにしていた薪能が中止になった。年に一度、この時期に芝大門の増上寺で薪能が開催される。昨年は、商売の関係で、行けなかったから、中止はかなりがっくりきた。
雨が降ると、S席だけは本堂に設えられて、上演されるが、その他の席は取り払われるから、事実上の中止のようなものだ。お能自体に僕は理解のあるほうではないが、薪能は、ぼんやり見ていても、その明暗の空間に溶け込む芸術性が楽しい。
都会の中で、忘れがちな世界観が、そのゆったりした表現技術とともに、人間の卑小さを再認識させてくれる。
時間が、自分の体の中に流れている、そんなことを教えてくれる空間芸術である。

昨日は、そのすぐ近くで打ち合わせがあったが、力が全く入らない。3時頃、飲みながらやろうということになって、この時間に開いているのは、貿易センタービルのワインバーか、この布屋くらいだ。

『白魚のあつあつの卵とじ鍋と、甘みのある出し巻き玉子焼』
 
種物を何品かと、ぬる燗である。それでも、30分は、仕事の話であったが、ぬる燗も2本目となると、ゴルフや食べ物屋の話になってしまう。
窓越しに、ビジネスで行きかう人の忙しそうな姿が見える。まだ明るい時間から、酒を飲んでいると、だんだん、申し訳ない気もしてきた。
このあたりでは、昔からのサラリーマンの憩いの殿堂のような、焼き鳥の秋田屋が、そろそろ、リニューアルオープンらしい。この近くで20年近くも勤めていて、その秋田屋に入ったことが無い。もっとも、会社の近くでは、なかなか入りづらいのも確かだ。しかし、リニューアルしたら、一度は入っておこう、と思っている。
立飲み屋の先駆者だから、それは敬意を表さねばならないだろう。

こんな時は、蕎麦を早めに頂いて退散したほうがいいに決まっている。
山椒切りは、ふわりとその香りが鼻に来て、手繰っていて楽しい。 外に出ると、まだ宵の口にもなっていない。

帰り増上寺に寄った。
お賽銭を投げ込むと、自分に残された時間がどのくらいあるか、考えてしまうのだが、そのことは、すぐに忘れて、ゴルフや蕎麦屋のことを考えてしまう。
なんと、人間が小さいな、と思う。

icon 芝大門 更級布屋の住所は、この頁で。

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くう  大塚、居酒屋  格別な夜

2006-05-27 12:21:16 | 和食
昨日は、オフ会であった。
オフ会の趣旨は、酔流亭が詳しく書くと思うので、一言でいうと、四国のカマトト日記のファンクラブの集まりなのである。

夕方の6時まで時間があったので、六本木ヒルズのダビンチコード展に寄った。映画を見る前に、予め、キリスト教や、聖杯伝説、ダビンチの絵画の知識を得ようと思っていた。
大概、この手の映画は、日本人の宗教観では判らず、見終わって、その知識不足から、ほとんど未消化に終わってしまうからである。それは、また別の機会に。

10分前に、大塚「くう」につくと、もう皆さんお待ちかねであった。今回は、かなり日にちが空いたので、佐平次さん、髭彦さんの顔が懐かしく感じられた。
あとのお二人は、酔流亭花まきさんである。 4人はビール、佐平次さんが熱燗。このところの深酒にもかかわらず、佐平次さんが最初から走りそうである。
大塚の居酒屋は、「くう」で2店目である。大塚は、居酒屋が居並ぶ、それも名の高いところが、結構あって、激戦区である。
くう、は比較的少人数のお店で、全席で、13,4席で、ご夫婦だと思うが、お二人でやられている。
僕は、このような比較的、こじんまりしたお店が、好きですね。 ご主人お一人が、厨房を仕切られているが、メニューはその割には多いよう思う。
しかも、旬ものが多くて、あれもこれもと頼みたくなってしまう。

お刺身盛り合わせは、あらまさ、眞子カレイ、蛸。旬の走りと、産地ものである。
姫たけのこ焼も時期だし、鮎の一夜干しも珍しい。

(鮎の一夜干し。身が甘みがあって、豊かな味わい)

穴子煮は、酔流亭のオーダー、僕は、蕎麦屋並のだし巻き卵焼きもオーダー。ついでに、あいなめの揚げ出しという、変わったものもお願いした。

(あいなめの揚げだし。これは、身もうまく、だし汁も美味)

酒に移って、僕は鳳凰美田、この酒は香りも豊かで、ワインのようで好きである。皆さんも、お酒を次々に注文されていたが、僕は銘柄を、ほとんど覚えていない。
この日は、ファンクラブ3回目で、お互いにかなり遠慮なく話題が交錯して、本当に大きな笑い声が絶えなかった。特に、カマトト日記のasakoさんの話は盛り上がってしまって、かなりの時間をその話題で占めた様に思う。
このまま徳島に皆で出かけようか、そんな勢いであった。
お店のほかのお客さんの迷惑になっていなかったか、後で心配になったくらい、皆さんよくお喋りなった。
このほかにも、よい肴が、2,3品あったような気がしたが、忘れてしまっている。
最後はすっぽんのぞうすい、
これは酔った後に格別の仕上げになりました。
帰り路、四国の方の空を見上げて、かなり大きな月が出ていたような気がしましたが、それは幻であったのかな。

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くう 和食
豊島区南大塚1-48-9 03-5978-4557 
定休/日曜・祝日  17:30~23:00(L.O) 
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更科堀井 麻布十番  大人の、おやつ

2006-05-25 20:27:54 | 麻布・六本木・赤坂・白金周辺・千代田区


日曜に蕎麦を食べたきりだから、何か、もやもやしている。
明日は、居酒屋でオフ会。蕎麦は食べれない。
そこで、夕食前のおやつに、一枚くらいは、いいだろうと、堀井に入ったわけである。
季節の、深川そば、山菜蕎麦、よもぎ蕎麦、普通なら、二つ頂きたいが、おやつだから、困ってしまう。
山菜も、こごみ、姫筍など、魅力的な素材だが、よもぎそばなら、あっさりとしていいかもしれないと、勝手な理屈でそれにした。
上品な仕上がりのよもぎ蕎麦でした。
堀井は、つゆは、あまつゆと、からつゆの二つを出してくれる。僕はいつも、からつゆで頂いて、そば湯を入れるときにあまつゆを足すようにしている。他のお客さんを見ていると、大概ブレンドしながら召し上がっていらっしゃる。それが本筋なのだろうが、ここのからつゆは、ちょうど良い味加減なので、いつもからつゆのストレートにしている。
久しぶりに、蕎麦を頂いて、ほっとした。
蕎麦は、これは、格好の大人のおやつでありますな。
明日は楽しみなオフ会があるから、夕食は久しぶりに家である。

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更科堀の住所などは、この頁で。 

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鮨・魯山 六本木  旬の走りを集めて 

2006-05-22 23:32:33 | 和食

魯山と言うから、思い切った屋号である。
なかなか、廬山人に似した号を名前にはしないのではないだろうか。丁度、六本木の本むら庵に並ぶようにあって、昼時はなかなか満席で入れない。表のメニューを見て、
安いというほどではない。特上ランチで3600円くらいで、普通のものが2000円くらいだから、よほど美味しいのだろう、と思っていた。
連休前に早い時間に、僕も空いているのを見計らって入ったが、なるほど人気があるのがよくわかった。もっとも、築地の場内のランチが3600円が相場だから、高いとはいえない。

種を明かすと、築地、すし清の系列店である。すし清も名前を変えて、系列のやや高級割烹すし店などを他にも展開している。今日、行こうと思っていた蕎麦屋が、月曜で休みで、どうしようかと思っていたのだが、友人から六本木にきていると、電話が入った。
「蕎麦屋は勘弁」と、今はお得意さんになっている友人が言うから、ここを思い出して、夜はどんなものか、入ってみようという気になった。オフィス近くで気軽に行ける寿司屋を見つけておこうと思っていた矢先だった。

おまかせでお願いした。お通しは、白魚の酢醤油。しっかりしたものである。
僕は、ビールのあと、このところぬる燗を頂く事にしている。

まこカレイに、いさきが出てきた。両方とも、夏の旬の走りである。身がきりりとしてうまい。
友人がしきりに誉める。特にまこカレイの脂ののり具合が、よくて、すし清の仕入れの確かさを感じた。
途中、「何かお好きなものは・・」と聞かれても、こちらも、マグロのとろのような野暮なものを、間違っても口に出さない。
そんなものを頼むから、目の玉が飛び出るような値段になる。

寿司屋に入って、あれこれと頼み出したら、値がかさむ。
寿司屋が勝手に出して、高かったら文句もいえよう、これは、料理屋をしていた、母親の言葉である。
それだけ、我々の若い頃は、一見のすし屋は高かったということだろう。
だが、一見の店では、その言葉の通りに今でも従っている。

にしん、やりいか、赤貝が美味いし、色も良い。にしんは『写真左上』、なかなか絶妙な味で、北海道や、東北でも行かないと食べれない。足が早いし、寿司屋でも仕入れをしたがらない魚ではある。

焼物も、蛸の大吸盤とみる貝の舌である。 板前は3人、我々の造り手は、客の顔をよく見ているのだ。
少なくとも、友人同士で来て、懐も潤沢ではないと踏んでいる。
それは、それでありがたい。
別な板前さんの客は大盤振る舞いである。
綺麗どころを二人つれてきている客とは、焼魚も違う。これは、安心してこれからも来れると思った。
一昔前は、花板は板場の奥にいたものだが、今はどうなのだろうか。その癖があって、どうしても、奥に僕は座りたがる。
あと二品ほど、きて、握ってもらうことにしたが、握りはおまけみたいなものだが、つぶ貝がこれはよかった。
函館のつぶ貝に負けないだろう。
巻物の、ひもきゅうで締めくくるのが、このところの癖であるが、
赤貝のひもも上品であった。もっと、癖のあるほうが好きだが、
それは贅沢と言うものだろう。

(左がつぶ貝。潮の味わいがして、内陸産の歯ごたえがある)
明日は、ゴルフであるから、友人にきっぱりと、別れを告げてしまった。
それは、それで、友人は、わかっているからよい。そんな付き合いである。
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魯山 港区六本木7-14-16 電話03-5410-8370

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旭庵 新小岩  鴨汁の深み

2006-05-21 21:46:12 | 江戸川・江東・葛飾・新宿・大田区・足立区
久しぶりの、旭庵である。
ここは我孫子の旭庵とは、ご兄弟のお店である。
ただ、なんとなく、食欲がはっきりしない。
このところ、胃の具合は治ったかと思ったのだが、まだ良くないようだ。軽めの肴で、もずくと山芋の梅たたきを注文した。酒は、ビールの350cc缶、ぬる燗の菊正で仕上がった。

もずくは、叩いてあって、湯飲みのような器に盛られて、飲んでいただけるようになっている。山芋も粗めに叩いたものと、すりおろし気味のものと美味くミックスしてある。

奥にお座敷、厨房前にテーブル席、ざっと勘定すると、50席はある大きなお蕎麦屋さんである。日曜もあるが、客が次から次ぎに出入りする。
年配層と、家族が主である。メニューもそう多くはないが、少ないということもない。そば屋酒でひき付けるというよりは、蕎麦/饂飩の品揃えで集客されている。

鴨せいろをお願いした。鴨汁の器が小さいなと思ったが、鴨汁の味が濃くて深い。鴨の肉の味わいで食べさせる、というより、鴨汁に肉の旨みを移し変えて食べさせるのである。
椎茸や、葱を、鴨油でしっかり炒めてある。肉や、薬味のエキスで汁に深みを与えてある。
お腹の具合が悪くなければ、せいろをもう一枚追加したかった。そば湯で伸ばすと、すき焼きの残り汁のような味がした。
それは、それで美味いなと思った。
お店の工夫も、いろいろあるのだと感心した。

若いご家族が多くて、子供たちが多い気がしたが、それは、将来、頼もしくて嬉しいことだと思った。
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旭庵 葛飾区西新小岩4丁目42-14 電話03-3692-0123
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美登里 浅草橋  野菜畑の美味しさ

2006-05-19 08:42:06 | 神田・浅草・神保町・猿楽町周辺・新宿区

野菜の葉を、揚げてもらって食したのは、初めてだった。
柿の葉、お茶の葉、ルッコラの葉、葉にもそれぞれ、独特の食感と味わいがあって、ぬる燗を頂きながら、野菜畑を想像していた。
カウンターの前の冷蔵ケースにも大事に育てられた、キャベツや、小さめの大根、新たまねぎなどが、収められている。
その間にも、新キャベツや、新たまねぎのサラダを、女将さんに肴に出していただく。自家栽培の畑を茨城にお持ちだから、ここで供される野菜はすべて自前で、しかも、珍しいものがたくさんある。

野菜たちに囲まれ、食べていると、体が清浄化されて来るような気がするが、日本酒などをしっかり飲んでしまっているから、それは楽観的な希望だろう。

(野菜の葉揚げ、一つ一つに独特の味わいと食感)
サラダの中で、トマトの濃い味にびっくりした。前回も感じたが、青臭さがなく甘みがあって、口に含むとふくやかな味わいがある。野菜の和え物も、小松菜、ほうれん草、真切り菜が、日本酒をすすめてしまう。

 (真切り菜、茨城地区産独自の野菜で、先のほうに菜の花に似た粒がよい食感)

もちろん、そのほかにもよい肴をそろえておられる。今日は、はたはたの干し物と、ささみの梅はさみ焼きをオーダーしていた。

(鳥のささ身、梅はさみ焼、フライパンで、焼蒸しにしたもの)

蒸篭は、北海道幌加内産の玄蕎麦を自家製粉されている。今日の茹で揚げが僕には好みで、いつもよりはやや柔らかめであった。蒸篭といっても、田舎の配分に近い粉であるから、星がかなり飛んでいる。

「これからも、このくらいのやわらかめで・・」と、ご主人にご無理をお願いしてしまった。
「5秒くらい茹で時間、長めですね」快く引き受けてくださるようだ。
デザートは、二品、手づくりの杏仁豆腐と、中国のパンケーキ(かなりポプュラーなもの、名前を忘れました)でした。
ダイエットしているからと、デザートはお断りすればよいのだが、ここのものは手づくりのものだから、最後には愉しみになっていて、美味しくて平らげてしまう。

「夏野菜、今仕込んでますからね」女将さんの声。
畑の種まきのご苦労を想像しながら、家路についた。
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美登里の住所などの詳しいものは、夢八ホームページでも。

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本むら庵 六本木 鮮やかな色出し。

2006-05-18 22:33:56 | 麻布・六本木・赤坂・白金周辺・千代田区


あざやかな、茶そばの色だしである。
茶蕎麦の練りこみは、粉を練りこむ方法と、粉を水や湯で溶かして練りこむ方法とが、ある。粉を練りこむのは、やや面倒で、色合いは落ちるが、香りが立ちやすい。湯で溶かして練りこめば、香りは立ちにくいが、色合いが鮮やかにでる。これは、どちらを選ぶか、そのお蕎麦屋さんの考え方である。

いつもながら、見事な蕎麦切りである。ゆるみがない。気持ちの良い蕎麦の顔である。
お昼、この一枚では、物足りないので、卵とじを追加する。

朝のダイエットがまた無駄になってしまった。温蕎麦の汁を残して、カロリーを抑えようと、無駄な事を考えた。どうしてこんなに、お蕎麦は美味いのだろう。毎日食べても飽きない、体になってしまっている。

 夜もまた、蕎麦屋のことを考えて、オフィスに戻る。

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本むら庵の住所などはこのページで。

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散歩の途中 ステラおばさん

2006-05-17 17:28:54 | その他
朝から今日は忙しい。
病院から買い物に行って、途中、ゴルフクラブの買い物もして映画でもと考えたが、時間が中途半端で諦めた。
ステラに寄って明日の仕事の整理とクラブを買った、言い訳も考えなくては。

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やざわ 松島 釣り師の、技の冴え

2006-05-16 21:16:22 | 江戸川・江東・葛飾・新宿・大田区・足立区
日曜日に釣った魚が、今日は美味い頃かも知れない。
ゴルフ場から、帰って、とりあえず車をおいて、やざわまで歩いて行けば、丁度夕方の開店の時間だ。口開けであるが、ここは、やはり熱心な常連がいて、すぐに客が押し寄せる。

釣り魚を、大女将に聞く。
今日は愛嬌のある若女将が、まだ来てない様である。
めだい、いさき、うまずら、あおりいか、やりいか、鯵、との返答がある。少し迷ったが、刺身は、いさき、煮物は、めだいのオーダーを出した。
いさきは、やはり釣りものは、身が引き締まっていて甘みがある。お銚子を2合徳利で飲みながら、鯵もフライにしたら、美味かろうと思ったが多分、2尾くらいが来るだろうから、それでお腹一杯になってしまうから、思いとどまった。

めだいが出てきた。なんと大きな御頭の、アラ煮であった。
目玉の、ゼラチンがたっぷりあって、これが美味い。トロトロなのだ。頭の裏側の、軟骨の隙間には、美味しい身がたくさん隠れていて、ゆっくりと楽しめた。
味付けも、関西風で、甘みがあって、こくのあるものだった。釣り師の親父さんの長年の技の冴えがある。
恥ずかしいくらい、骨だけにして、調理場に返した。
釣り師が海から頂いた魚を、拝んでいただいて、成仏させた。 3合ほど楽しんで、蕎麦にしようと思った。
温蕎麦に、薬膳蕎麦と出ている。

普段の不摂生に無駄かもしれないが、せめて体に良いものと、考えてしまうから甘ちゃんである。
大根おろしが、たっぷり。蕎麦の芽や、あさつき、柚子、しょうがのすりおろしが入って、薄味の汁と相性がいい。手打ちうどんを出されているから、その甘汁なのかもしれないが、出汁が効いていて、ふくよかである。
先日も、次ぎは饂飩を食べたいと思ったが、次回は必ずそうしよう。
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やざわの住所などは、この頁で。
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道心 阿佐ヶ谷  粉挽きの力

2006-05-15 22:42:58 | 世田谷・杉並・練馬・北・荒川・豊島

久しぶりに道心さんにお邪魔した。
相変わらず、愛嬌のある人柄で、のんびりしてしまう。
このところ、そんなに飲んでいなくて、ビールのあと、軽いものにしようと思ってワインにした。
肴には、秋刀魚の押し寿司をお願いした。
意外と、この肴と、白ワインが合うので、気持ちよく喉に入ってしまう。 今日は、千客万来で、6時前に入った、時にはすでに2組いて、少しお話をしていたら、次々と、お客さんが来られて、満席になって、こちらのほうも嬉しくなってしまう。

たまには、違うものと思って、初めて、蕎麦掻をお願いした。想像したより、大きな蕎麦掻で、口に含んでビックリした。
甘い、とろけるような蕎麦掻が喉に広がる。この蕎麦掻は、多分、東京のお蕎麦屋さんでは屈指のものだろうと思った。
やはり、そば粉の挽きがよいせいだろう。蕎麦の成り立ちが、蕎麦掻であることをあらためて認識した。

以後、お客さんが来られるので、早い時間であったが、今日は、香織りせいろを一枚いただいて帰ることにした。

香織りせいろは、肩の力が抜けて、程のよさが出ている。
蕎麦本来の柔らかみがでてきたようなきがする。多分、柏の竹やぶの追いかけているものと同じような蕎麦になっている。
相当、蕎麦の挽きを勉強されたのではないか。
腰を壊されて、余分なものが抜けたのではないか。
それが、蕎麦の美味しさの力になっている気がする。
どなたか、是非味わっていただいて、僕の感想が正しいか、どうか、お知らせ願いたい。
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道心の詳しい住所などは、この頁で。

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井のなか 錦糸町  蛙のごとく会話が弾む

2006-05-13 13:34:15 | 居酒屋

錦糸町に新しいコンセプトの居酒屋が登場した。
3月開店したばかりである。すでに、「ダンチュウ」などに取り上げられているから、昨日も満席で、週末だから、当然予約でないと、入れなかっただろう。
門構えの顔を、最近の新和風料理屋のイメージにしてある。錦糸町の横道では、かなり目立つような造りだから、それだけに通りすがりの人は足を止める。
井の中の蛙が、名前の由来だが、どうしてなのか、聞きもらしてしまった。
コの字のカウンターが売りである。いわば、ダイニングの考え方を、居酒屋に持ち込んである。
ダイニングは、飲食では、縦軸に客層のカジュアル性と、横軸にクッキングの独自性を基本に組み立てる考え方だ。
蕎麦屋では、麻布の松玄、六本木の蕎麦ダイニング・くろさわ、
神楽坂の蕎楽亭などが、それである。

すでに、居酒屋も定評のある肴を持っている老舗の横綱級、豊富な酒と新奇性のある肴を組み合わせた大関級が出来上がり、もう新しいイメージ領域を打ち立てないと、その中に割り込んでいけない時代になっている。
それは蕎麦屋も同じで、既存店の必死の生き残りと、新規店のしのぎあいになってきている。
ここに来て、勝ち組、負け組みがはっきりしてきて、
手詰まり感が出てきている。その中で、
効率的な売り上げを確保するには、地元客、リピーター、流動層を、立地にあわせて戦術的に取り込んでいかなければならない。特にボリュームの底上げには、地元以外の遠方からの客の取り合いになるから、ブランドの格付け、単純な言い方をすると、名前を高めないといけなくなっている。
その意味では、井のなかは、多分、飲食業界では、参考になる登場の仕方をしているかもしれない。
特に客層に新しい顧客を取り入れる挑戦が、これからの見ものになる。

写真のものは、オリジナルのローストポークである。我々の目の前に、焼き上がりのものが示され、切り並べて盛られてきた。塩と、タレ、両方で味わえて、時間をおいても美味い。
左様に、魅力的なものが、店の考え方の通りに、メニューの中にある。

(小蕪が上品な味付けでした。汁も関西風の薄味)

今日は、花まきさん、酔流亭と3人の飲み会である。3人で居酒屋で飲むのは初めてである。
それだけ、井のなかの評判が高くて入ってみたくなったわけである。この意味で、オーナーの作戦は成功している。
酒の揃え方、飲ませ方にも新しい工夫がある。肴は、特に従来の居酒屋にないものを、との、苦労のあとが見える。
これは、オペレーションが大変だろうと、思ったが。

(マグロのづけとしめ鯖。ひと手間をかけてある)

もちろん、居酒屋に入って、そんなものの見方をずっとしていたわけでなく、普段、ブログでの会話なので、それ以外の楽しい話で盛り上がった。
噂話あり、家族の話あり、蕎麦屋の話あり、若干の仕事の話あり。文字通り、
井の中の蛙のようになって、愉快な会話を弾ませた。
めったに、居酒屋には入らないのだが、
その足を向けさせた新しいものに触れたような気がした。

帰り際、店主から、酔流亭のブログに交流のある、「あっき」さんがおられるというので挨拶して帰った。僕もあっきさんのブログは、何回か訪問した事がある。
吃驚してしまうほどの、美人でありました。
こういうことがあるから、ブログは楽しい。

酒や、肴の詳しい話は、酔流亭のブログで。
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井のなか 墨田区錦糸2-5-2 電話03-3622-1715
日・祝/定休

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Yの字を堪能する。 銀座の路地裏。

2006-05-12 00:14:22 | 銀座・新橋・芝・築地・港区・中央区・墨田
久しぶりに、Yの字はどうか、そんなことになった。
このところ、お酒をセーブしていたから、もういいだろうと、思った。
ここは、どうしても、日本酒がすすんでしまう店だから、体の調子を見るにはいいだろうと、変な理屈を考えていた。

例によって、卵焼き、胡麻豆腐、その他あれこれ迷ったが、
今日は、あさり煮があった。
加えて、しょうゆ漬けと、大好きな蕎麦寿司を頼む。
しょうゆ漬けは、ふきであったが、これがよい肴になって、多分実家の本店からのものであろうか。素朴な田舎の味わいがして、僕も母親の手料理を思い出した。
あさり煮は、ご一緒された方が感嘆されたが、煮加減が絶妙で、生のアサリのぷりぷり感を生かした、なんとも甘みのあるものでした。
写真でお見せできないのは残念ですが、蕎麦寿司は、蕎麦と、包まれた
ほうれん草、玉子焼などの具の配分がいいのでしょう、口に含んだ時に
寿司の旨みが広がりました。

お銚子3本、そろそろと思い、お相手の蒸篭の注文に、今日は、鴨蒸篭を初めて注文した。
綺麗に包丁を入れた厚みの脂身をつけた鴨肉が散らばっている。
口をつけると、汁に浮いた脂が、品が良い。
素のままに飲んでも美味かったが、蕎麦を食べた後にそば湯で伸ばしても、
さらにだしの旨み、醤油の味わいが、そば湯に負けずに、ふくよかで、よかったですね。
蒸篭は、一段と、細打ちになって、星が飛んだ、グレーの深い肌あいだ。

堪能、堪能・・。お連れの方の呟きが、銀座の路地に響いておりました。

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花や 錦糸町  狐の敵を鴨で討つ

2006-05-10 23:45:02 | 江戸川・江東・葛飾・新宿・大田区・足立区

錦糸町に新しいビルが建って、その見学を終えて、
花やに寄った。
一月ほど前に続いての訪問である。
今日は、栃尾の油揚げの、きつね蕎麦が目当てであった。
6時前だったので、花まきさんの名前を出して、自己紹介をさせてもらった。来客があるまで15分ほど、色々お話をさせていただいた。
お店を畳まれた、新小岩、ひろ樹さんとは、長いお付き合いだそうで、新橋の辻そばに入られた、その後にも話が及んだ。銀座の「麹也」さんともお知り合いだそうだ。
皆さん玄庵系の方は、つながりがあるのだろうか。そういえば、麹也と同じ銀座の「きだ」さんも玄庵を卒業されている。

花やさんもこの地で5年営業されているそうだ。飲食は、3年持てば、6年は大丈夫だと、昔は言われたが、このところは、もっとスピードが早くなっていて、3年過ぎて、曲がり角といわれている。
花やさんも、その3年を乗り切って、さらに飛躍の大事なところにさしかかれていて、大変な時期である。
暫し、時間を頂いてお話をさせていただいていたが、お客さんが入り出して、ご主人が忙しく立ち働いておられる。お客さんの顔を見て、自分のことのように嬉しくなる。
蕎麦屋を辞めてすぐの頃、自分の店でもないのに「いらっしゃいませ!」といいそうになって慌てることがよくあった。
お客の入る蕎麦屋は、自分でも嬉しい。

 温かなよせ豆腐と、ぬる燗を頂いた。甘みがあって、トロトロで旨い。出し巻き玉子も、5年の技術があって、こなれた味がした。

で・・キツネそばが、この一週間だけ無いそうで、やや気落ちしたが、鴨蒸篭をお願いした。
蒸篭は、実に綺麗な、美しい細打ちです。
美味い、鴨汁でした。しょうゆ味が強いのだが、その強さが、だしが効いているからなかなか深い味になっていた。
鴨も焼き加減が良いし、肉の旨みを落としていない。つみれもなかなか味がある。
キツネの敵は、鴨で討った、そんな気がして、落ち着いた。
また、お客がはいる。うれしくなって、店を出た。
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花やの住所などは、この頁で。

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やざわ 松島  月曜の密かな愉しみ

2006-05-09 21:09:49 | 江戸川・江東・葛飾・新宿・大田区・足立区

なんとなく、久しぶりに、駅から家まで歩いて帰ろうと思った。
行程は、ほとんど一本道で、約25分。これは、10年位前の徒歩時間だから、いまはどうか。
途中、コーヒーランドという店があって、これは焙煎をご主人が自らやられているカフェで一休み。馴染みなのだが、例によってお互いに一言も交わさない。
ここは、近隣の珈琲屋さんが、豆を仕入れに来るから、並みの焙煎釜ではない。焙煎設備のほうが、客席よりも広い。
今日もどこかの珈琲屋さんが、豆を20袋くらい仕入れに来ていた。

後の半分の行程で、江戸川区役所前を過ぎようとしたら、手打ちうどん、蕎麦の幟がある。
この何年間この幟を見ていたが、多分うどんが手打ちなのだろうと思っていたが、暖簾をよく見ると、そこに手打ちと書いてある。

席について、熱燗をとりあえず頼む。肴のメニューがない。悩み始めていると、美人の若女将が、大きな黒板を、目の前に持ってくる。びっしり、肴が書き込まれている。
上のほうにある、魚は、父親が日曜に釣ったと言う。
ひらめ、ほうぼう、うまづらと書いてある。
当たり前だが、天然ものだ。聞くと、釣りが趣味で、釣果のあらまさは、新聞紙上にも掲載されたほどで、そのマグロ程の大きさの剥製が、店にある。
うまづらと、ホウボウを頼む。このほか、筍煮と、はっさくサラダをオーダーして、その量に困った。

<うまづらは昔は捨てたものだが、身は甘みは薄いがほっこりしている>

魚がうまい。田舎で散々魚を食べてきたのに、本当に食い意地が張っていると自分でも思った。帰って来てから、腹具合が悪いのに、お刺身を食べたといったら、きっと怒られる。特に娘が今一番怖い。


 (ホウボウは、これは、甘みがあって、身がこりこりしてました)

こんな近くに、釣り魚を出す蕎麦屋があるとは、これは、困る。親父さんは日曜に釣りだから、、月曜か火曜が狙い目だ。
もちろん、刺身ばかりでなく。ひらめの天ぷら、うまづらの天ぷらもあるのだから、新鮮な魚の揚げ物、煮物も愉しみだ。
向かいの区役所の人たちだろうか、近所の家族連れも、続々と入りだしたので、早めに蒸篭を一枚お願いした。

上々のお蕎麦である。10年前に手打ちを始められたそうだ。
多分、2代目だろうか。蕎麦屋は気がつかないだけで、色々な特色のあるお店がある。
この店の手打ちうどんはうまいかもしれない。
月曜は、ここで、引っかかりそうだ。困ったことになった。
これは、家人達には秘密にしなければいけない。

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やざわ 江戸川区松島1-41-23電話03-3651-5451    日曜定休

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