蕎麦の散歩道

美味しい蕎麦と、楽しい食の道を歩む。

竹やぶ 六本木  蕎麦に街に星が降る

2008-01-11 22:51:19 | 麻布・六本木・赤坂・白金周辺・千代田区



お正月の5日、ルー君が主催で「竹やぶ」に呼んでくれた。
僕は前橋以来、ルー君は京都以来の小マメさんとの顔合わせです。昨年の後半、ルー君はとにかく忙しく仕事では僕とは打ち合わせがあるのだが、ゆっくり飲もうという時間が取れない。
食事をするにしても僕だけが酒で彼は飲めないことになっていた。それだけ忙しいのは逆に言うと仕事が好調で幸せな事かもしれないよ、変な慰め方になってしまうが、彼は喜ばない。


彼は僕と隣りの天ぷらの「みかわ」に来た事があるが竹やぶは初めてです。小マメさんの100回記念の箱根の竹やぶを憶えていてここにしてくれた。
なんと優しい男なのだろうか。六本木の竹やぶは小マメさんは初めてで、竹やぶもこの日が新年最初の営業。新年の蕎麦会としては、素晴らしい場所になりました。

まずはぬる燗で乾杯。新年のお神酒というわけです。最初に蕎麦掻きが来ました。コース料理で蕎麦がきが最初なのは珍しい。

「これは・・」小マメさんが唸っておられました。このところ色んな蕎麦屋の蕎麦がきを食べられているはずで、その彼女の味覚をも刺激したようです。
確かにやわらかくとろりとしています。しかし、それ以上に蕎麦の香りと味が深く舌に響きます。
花番さんが次の料理の見計らいに何度も来るほど我々はそれを惜しむように食べたものです。



「あ、大人の味だ」ルー君の玉子焼きを食べての感想です。さらさらとした酒をこの玉子焼きに合わせたくなりました。
そのような冷酒を花番さんにお願いしていただきました。相変わらず酒の銘柄は余り憶えていなくて、それは難しい名前でしたので小マメさんのブログを待つことにします。



前菜で再び乾杯。目の前には竹やぶらしいものがあって新年盆に心が和みました。海老の味噌焼きは、これはいつも最初に食べます。
鱧のかまぼこや味噌豆腐、日本酒がすすみだしました。ひとしきりこのところの小マメさんのあちこちの出没を僕が冷やかす。



ルー君はこのところすっかり小マメ太郎ブログのフアンになっていて詳細な質問をして吃驚させる。この三人が集まれば京都へ話しが飛びます。
最近ではルー君が抜け駆けで京都に走ろうとするのを僕が牽制している有様です。


帆立焼き、腸も添えられている・・・


季節の百合根が入った天ぷらは塩で・・・

だが、新年会は驚いたことに2弾、3弾とルー君が企画していてくれました。彼の言うがまま、この1月はルー君の舟に乗ろうと思います。



田舎蕎麦が来ました。これはこのところの竹やぶでは出色の蕎麦でした。コークスの薫香がほのかに立ちます。これは、手挽きではないでしょうか。



透明なすんだ色合い、細かな星たち。新年の蕎麦はヒルズの坂道の輝きに負けない煌きのあるものになっていました。


帰りクリスマスから続く新年のイルミネーションを見ながら3人で歩いて麻布十番まで降りました。
昔富士が見えたというこの丘を下ると、江戸の蕎麦屋全盛の中心をなした布屋太兵衛の店があったといいます。美しい水の湧く浄水池があり、蕎麦屋と茶屋と料理屋が競うように出店したともいわれています。
柏から始まり、箱根の舫いを歩き、ヒルズの星を見た小マメさんはなんと幸せな人でしょう。

それでもまだ足りないと言うのですから、蕎麦好きはなんと欲が深いのでしょうか。
その欲が今ルー君に伝染しましたが、蕎麦街道をひた走るにはよいスタートになったのではないでしょうか。 新年会①

竹やぶ 港区六本木6-12-2 六本木ヒルズレジデンスB 3F
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6 コメント

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歴史 (ねこやしき)
2008-01-11 23:13:40
夢八さん、こんばんは。

> 昔富士が見えたというこの丘を下ると、江戸の蕎麦屋全盛の中心をなした布屋太兵衛の店があったといいます。美しい水の湧く浄水池があり、蕎麦屋と茶屋と料理屋が競うように出店したともいわれています。

歴史を感じますね…。東京は大学時代にいたのですが、学生時代は蕎麦を楽しむなぞ余裕がありませんでした。今度東京に行ったら楽しんでみたいものだと思いました(まあ、ちょくちょくは行くのですが)。お江戸、いいですね。東京を思い返すと、いつも江戸を思います、日本の首都というよりも。
江戸にとりつかれると (夢ハ)
2008-01-11 23:22:24
ねこやしきさん、
コメントありがとうございます。

学生時代は・・ぼくも蕎麦どころではありませんでした。
ラーメン食べるのが精一杯で、
高円寺あたりで飲んだくれておりました。

江戸はどなたか情夫のようなものだと
言われましたが、
とりつかれると、大変です。

麻布十番あたり、次回はのんびり
歩いてみてください。
Unknown (そば箸)
2008-01-12 01:12:22
ヒルズの輝きと透明な御前そばに甘い香りの星達!
これは素晴らしい!しかしさすが素敵な表現です~
あと、花番さんと呼べばよろしいのですね。
初めて知りました!いい呼び名です!!
なんて美味しそうな物が並ぶのでしょう。
こっそり話すとヒルズじゃ高いだけかと思っていましたが
見ていても名店ですね。
行ってみたくなりました。
よい店です (夢ハ)
2008-01-12 07:47:15
そば箸さん、
田舎蕎麦は、澄んだ空に綺麗な星が
飛んでいました。

帰り、けやき坂ヒルズのイルミネーションは
ブルーで煌いて、胸がいっぱいになるような感動が
ありました。
江戸時代にこのあたりが、富士山を見るピクニック
の憩いの場だったようですね。

当時は蕎麦屋さんは外番、中番、花番とあって
花番は店のお花や調度をそろえる花形の
フロアさんでした。
今考えてもいい雰囲気でいいですね。
課題が… (小マメ太郎)
2008-01-13 08:02:36
お誘いくださってありがとうございました!
でも書くのが遅いバツですねぇ、宿題ですか(笑)
お酒の名前は…何とか覚えていてヨカッタです。
これで宿題はこなせそうです。

あのイルミネーションは冬の間は見られるのでしょうか?
坂になっているので見晴らしのいいこと、
感動してしまいました。
沢山、宿題 (夢ハ)
2008-01-13 09:08:35
小マメさん、そうです。
宿題です。放課後居残りですから。
お酒の名前は全問正解していただかないと。

イルミネーションは、1月いっぱいまでは
あるようですね。憶測では、バレンタイン過ぎまでは・・。

本当に綺麗でしたね。
いえ、小マメさんのことですよ。

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