あおぞら日記

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介護生活と満足度のコト。

2013年05月28日 | 想い
「生活の中での目標をおしえてください」
「困っていることは何ですか?」


つい最近ですが、訪問看護で、看護科の学生さんが私を担当をしてくれました。

どうやってニーズを探っていいのかわからなかったのでしょう…
驚くほどストレートな質問に笑ってしまいました。


そうやって聞かれると…
私、そんなこと考えたことないかも…



実は、私…


目標なんてないんです。
これと言って、困っていることもない。


目標とか困っていることって、今の生活に満足していないからあるのかも…

周りから見たら、介護を必要とする生活っていうのは困っていることだらけのように見えるかもしれない。
だけど、本人にしてみれば、それはそれで満足していたりする。

上を見たらキリがないけど…
いまの生活が不自由じゃないかって聞かれたら、それは不自由なんだけど。
家で生活できているわけで…

私としては、それで十分満足だったりする。


これって、支援する側が支援される側に対して、「援助の押しつけ」になっている危険性を示している気がする。

学生さんは、困っていることを聞いて、それに対して自分がなにが出来るか、何をするべきか考えよとして聞いたことなのはよくわかる。
それって、とっても大事なことだとも思う。
だけど、「困っている」が前提なのではないかって思ったり…


在宅ってところは、周りからみたら不自由そうで問題がいっぱいあっても、当事者はいたって満足していることが結構あるんじゃないかと思う。

長期入院を経験すると、ちょっとくらいの不自由よりも家での生活が幸せだと感じたりする。
それは、周りの人からは想像もつかないようなことだったり…


目標は? 困ってることは?って聞かれてみて…

「あ~私って、今の生活に満足してるんだな~」って。

新たな発見でもありました♪