母方の叔母が、車のドアに手をはさんでしまい夜間担当の病院に行く事になりました。たまたまその日は市立の大きな病院が担当で、12時前後に母の運転で病院へ行き自分も同乗しました。幸いにも軽傷だという事で母と叔母は会計などを済ませる間に、自分が駐車場から玄関前に車をつけ車内で待っていました。その病院は、今ではきれいに改装されていますが、当時は昔からの佇まいに加え少し表の道路から奥まった造りになっているのもあってか薄暗く気味の悪いイメージがありました。
待っている間、何気なしに辺りを見回すと階段の踊り場であろう窓に花瓶のようなものがあるのを見つけました。曇りガラスになっているので、はっきりとはわかりませんが少し花が揺れてるようにも見えました。んっ??そうなんです。曇りガラスの向こう側、つまり花瓶は病院内にあるのですから花が揺れるはずがないんです。
しかも階段の踊り場の窓は高い位置にあり、よほど高い台でも置かない事には窓から見えるわけもない。疲れてるのかなぁ?そんな事を考えていると母と叔母が出てきました。車に乗り込む母に『あれってなんだろ?』母と叔母は自分の指先へ目をやり、しばらく見ていましたが悲鳴をあげました。実は花瓶に見えていたのは女性の顔だったのです。そして花に見えていたのは女性の長い髪…それがゆらゆらと揺れていたのです。
待っている間、何気なしに辺りを見回すと階段の踊り場であろう窓に花瓶のようなものがあるのを見つけました。曇りガラスになっているので、はっきりとはわかりませんが少し花が揺れてるようにも見えました。んっ??そうなんです。曇りガラスの向こう側、つまり花瓶は病院内にあるのですから花が揺れるはずがないんです。
しかも階段の踊り場の窓は高い位置にあり、よほど高い台でも置かない事には窓から見えるわけもない。疲れてるのかなぁ?そんな事を考えていると母と叔母が出てきました。車に乗り込む母に『あれってなんだろ?』母と叔母は自分の指先へ目をやり、しばらく見ていましたが悲鳴をあげました。実は花瓶に見えていたのは女性の顔だったのです。そして花に見えていたのは女性の長い髪…それがゆらゆらと揺れていたのです。