としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

七味温泉 山王荘

2016-11-03 22:48:19 | 長野県(北信)の温泉
(2016.10.16再訪)
 最近は単純温泉に近い薄めの温泉に行くことが多かったので、久しぶりにパンチのある硫黄臭プンプンの温泉に訪問先を決定。訪問先は七味温泉 山王荘としました。七味温泉は私にとっては身近な秘湯といった感です
 山王荘に到着すると、既に駐車場には何台か車が停まっていました。相変らず自前のホームページはないし積極的に宣伝をしていない施設なのに、県外ナンバーの車が停まっているということは名が知れてきているようです。ちょっと前の惠の湯と同じく、もう穴場ではなくなってしまったのが少し残念ですね
 
 中に入ると、呼び鈴が置かれているのは2年前と同じ。適当さは変わっていないようです。それでも呼び鈴を鳴らすとすぐ出てきてくれたので問題なし。500円を支払い浴室に向かいましたちなみに入口すぐ左側には休憩室があって、既に大賑わい。休憩室が自由に使えるのも人気の理由でしょう。
 男湯は今回は手前側の浴室で、初めて入る側の浴室です。前回訪問時の課題となっていたのでラッキーでした脱衣所に入ると硫黄臭が出迎えてくれ、湯に浸かる前からいい湯だと想像ができます。ただこの臭い(硫化水素)のせいでカランなどはすぐ錆びついてしまうから、施設は大変でしょうが…。



 内湯は後回しにして、まずは露天風呂へ。すると古くからの露天風呂の奥に、新設された露天風呂がありました新設露天風呂には木製の浴槽と岩風呂、そして壷湯があって、洗い場2つにベンチまであり、この部分だけで貸切風呂にしてもいいくらいの充実ぶり。色付き始めた紅葉の眺めもいいし、ススキなどもいい感じに茂っていて風情も良く、もちろんお湯もいいので、新設露天風呂は一発で気に入りました



 一番奥の木製浴槽の湯は、色は緑白色の濁りで、少し緑色が強め。硫黄臭はよく香り、味見すると初め硫黄味、後から苦・渋味が襲ってくきます。湯温はまさに適温(41℃くらい?)で、そこそこ長湯ができるものでした。眺望もここからが一番良かったので、この浴槽に一番長く浸かっていたと思います。

 
 岩風呂の湯は木製浴槽より若干白濁が濃い緑白色で、香り&味も僅かですが濃いようです。湯温が少し高めなので、木製浴槽より湯が新鮮だと思われます(湯の投入量が多い)。白濁が濃いのは木製浴槽のオーバーフローが流れ込んでいるからでしょうか?こちらも申し分ない浴感で十分楽しめるお湯です

 
 あともう一つ、一人用の壷湯があって、張り紙に「炭の湯」とあり「黒い温泉成分が体に付着することがあります」と書いてありました。実際の湯は無色澄明で焦げ茶色の湯の花が舞い、潮臭に似た香りがあって無味。硫黄の面影があまりなく、他の湯とは異質な湯でした。紅葉館にも炭の湯がありますが同じ湯なんですかね?そちらは、黒い湯の花が舞い、灰色に変化すると解説されています。



 炭の湯はおまけとしても、景色も含めここの湯船2つだけで十分に満足できるだけのポテンシャルがあります。手前の従来の露天風呂だけ入って帰る人がいましたが、それはあまりにもったいないですね

 
 次に従来からの露天風呂に移動。こちらは大きな岩に囲まれた岩風呂です。湯の色は露天風呂の中では最も白濁が強め。湯温が低くややぬるめなことから、一番熟成が進んでいる湯であると思われます。湯の香&味も少し薄めなので浴感は他に比べるとイマイチですが、ゆっくり浸かっていられるし、景色もまずまずなのでここも悪くありません



 最後は内湯浴槽で締めの入浴。木造の浴室&浴槽は、白濁の湯が良く似合いますねまさに秘湯の趣です綺麗な温泉施設もいいけど、山奥にはこっちの方がやはり似合ってます。
 湯温は熱めでキリッとくる感じであり、七味温泉らしさを感じる熱さです。源泉は71.4℃だから加水されていますが、それでも普通に浸かっていると熱いです浴室の入口には加水して構わないと書いてあるほどです。
 その分、湯は新鮮で、まだ白濁が強くない緑白色の濁りでした。また硫黄臭&苦・渋味は他の浴槽より強く、源泉の実力を最もよく表現していました良い温泉施設は大抵、露天風呂より内湯の方が湯質が良かったりします。

 湯が熱いので出たり入ったりを繰り返しながら、内湯での湯浴みを楽しみ、最終的に施設には1時間30分ほど滞在しました。500円でこれだけ粘れれば、コストパフォーマンスも抜群だし、体に残る硫黄臭の残り香で、しばらく温泉に行ってきたという実感が湧いてきます。七味温泉のような温泉が近くにあるのは、本当に温泉好きにはありがたいことです
 
 最後に、この日女湯だった方の浴場がどうなっているのか気になるところです。前回は内湯1、露天風呂1でしたがこちらも露天風呂が増えているのでしょうか?またいつか訪問して調べてみたいですね

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(2014.6.22再訪)
 前回入湯してから3年。情報では改修工事が終わっているようでしたので、久しぶりに山王荘を訪ねてみることにしました。
 
 七味温泉は家から40分ほどで行ける、手頃な秘湯ですおそらく長野市内からも同じくらいの時間で行けるでしょうから、長野市の人にとっても身近な秘湯ということになるでしょう
 最近の七味温泉は結構な賑わいで、駐車場には車がたくさん停まっています。これは日帰り温泉施設の「惠の湯」ができたことによる影響が大きいですね。惠の湯ができたばかりの頃はもっと閑散としていた記憶があります。七味温泉の人気が出てきたのはもちろん喜ばしいことですけど、穴場だと思っていた温泉がそうでなくなると少し残念かな
 
 そんな七味温泉の中で、一番奥にある山王荘は鄙びた感を残していた(特に旧館)のですが、この度改修工事が終わって綺麗な温泉施設に生まれ変わりましたその代わり、旅館業は休業して日帰り入浴専門の施設になったようです。これで以前は4軒あった七味温泉の旅館は2軒だけとなりました。
 玄関をくぐり中に入ると、呼び鈴を鳴らすようにと書置きがあり、誰もこなかったら500円を箱に入れて中に入っていいと書かれていました。結構適当な感じです。まあ旅館業をやめちゃったくらいですからね

 
 前回入湯時にはかなり傷んでいた脱衣所、浴室も、今回の改修で綺麗になっていました浴槽の場所、形、大きさは以前と同じなので面影はあるものの、湯口の形が変わったので印象がだいぶ違います。以前は味がある湯口だったのが普通の湯口になったのでそれは少し残念かも。


 お湯の見た目は緑白色の濁り湯で、これは前回と同じ。ただ違うのは硫黄成分の膜がなかったことですが、これはすでに入浴者が何人もいたので消えてしまったのかもしれません。硫黄臭は芳しく、硫黄・苦・渋味も強くはないもののはっきりと感じられます。さらにツルスベ感もあって総合的にバランスが取れている湯で、相変わらずハイレベルですね浴感的には志賀高原の硯川温泉によく似ています。

 
 露天風呂の方は、一見以前と変わらないように見えます(女性側の露天風呂はリニューアル?されたよう。週替わりで男女が入れ替わるとのこと)が、よく見ると湯口の場所が変わっていました。前回は浴槽脇の湯口から湯が注入されていたのが、現在は浴槽の真中にある石から湧き出るような形になっています。透明な湯が湧き出るように注がれるのを見るのは楽しいのですけど、浴槽内の場所による温度差が激しく、湯の表面がやたらと熱いのは少し問題ありに思えます。


 露天の湯は内湯より少し緑色が薄い他は、ほとんど差がなくこちらも浴感十分木々の緑の中にある乳白色の湯は色が映えて美しく、さらに聞こえてくるのは脇を流れる松川の川音だけというのは正に秘湯の風情です欲を言えばもう少し湯温が低ければゆっくり浸かれてありがたいのですけど、私が求めている温泉にかなり近いものがありますね
 
 施設がリニューアルされたことで、日帰り温泉施設としては非常に利用しやすくなりましたお湯もハイレベルなので、惠の湯同様名が知れ渡れば人気が出そうな施設です。ただ山王荘のHPはないし、日帰り温泉施設としてリニューアルオープンという話題もさっぱり聞こえてこなかったので、積極的な宣伝はしていないようです。しばらくは七味温泉の穴場として存在することになるでしょう。

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(2011.7.23)
 七味温泉で営業している温泉旅館3軒の中で、一番奥にあるのが山王荘です新館と旧館が並んで建っていますが、新館が工事中のようで旧館の玄関から入りました。玄関の中には犬がいてちょっとびっくり大人しい犬でしたが、犬嫌いな人にはちょっとつらいかも
 浴室等は旧館にあります。建物は全体的に古く、お世辞にも綺麗と言えませんが、それほど嫌な感じはしません。


 内湯浴槽には緑白色の濁り湯が満たされています色は紅葉館の内湯とほぼ同じでした。源泉がかけ流し使用されていますが、蛇口から水が加えられ温度調整をしています。注目すべきは硫黄成分が析出して湯面に膜を作っていることこれは紅葉館では見られなかった現象で、硫黄成分の濃さを感じさせてくれます匂い&味は硫黄臭&苦・渋・硫黄味で、七味温泉ではこれが標準的なのでしょうね。


 露天風呂は浴室から外に出て階段を少し降りた所にあり、松川がすぐ近くを流れるなかなかのロケーションまた浴槽の周りには楓の木が植えられており、秋には紅葉が綺麗でしょうねただ葉などが浴槽に浮いていたりし、さらには大きな毛虫が浮いていたりするので、ワイルド過ぎて苦手な人もいるのでは
 お湯は緑白色の濁り湯で、硫黄成分の膜ができている点は内湯と同じ。硫黄臭もよく香っています
 さすが七味温泉だけあって、お湯はハイレベルで十分満足ができるものですただここは施設が少々古いので、同じ500円であれば真新しい紅葉館を選ぶかな

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2 コメント

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雪のない⁉︎高山村が良いです(笑) (長野県人)
2016-11-06 17:13:59
こんばんは長野県人です。
山王荘良いですね。私も昨年行きました。確か今回としぼ〜さんが入らなかった方だったかな?今回の記事よりもシンプルな浴室と露天だった気がします。あの硫黄の匂いは、時々無性に恋しくなりますよね。温泉目当てなら「紅葉の後、雪の前」辺りが一番落ち着いて良いでしょうかね。

余談ですが、昔12月上旬に五色温泉に入ってゆっくりしていたら、すごく吹雪いてきて、必死にそろそろと運転して帰ったことがあります。坂を下った辺りのセブンイレブンに辿りついた時、大きな安堵のため息をついたことを思い出しました。

今回も良い記事をありがとうございました。
高山村の温泉はいいですよね~ (としぼ~)
2016-11-09 23:40:31
 こんばんは、長野県人さん。

 山王荘の新露天風呂は本当に良かったですもう片方の浴室が昔のままだったら、随分と満足度に差が出てしまうような・・・。事前に聞いてから行けばいいんですけど、私はいつも出たとこ勝負です

 いよいよ冬が近づいてきましたね。長野県人さんの言う通り、紅葉が終わってすぐが一番狙い目だと思うのですが、これを書いている時点でもう雪が降っています積もることはないでしょうけど、山の温泉は気をつけないといけませんね

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