としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

信州戸倉上山田温泉 荻原館

2020-01-13 14:43:28 | 長野県(北信)の温泉
 妻の実家のご両親の結婚記念日を祝うということで、どこかで一族皆で宿泊しようということに。あまり遠くでなく、かつ価格もそれほど高くない所という条件だったので、場所は戸倉上山田温泉、旅館は荻原館としました。大人一人当たり12,500円、子供一人当たり6,250円でまあまあお手頃な価格。もっと安い旅館もありましたけど、お祝い事ですからね
 この時は台風第19号災害からまだ日が浅く、国道18号が通行止めになっていたので、高速道路を使い戸倉上山田へ。高速道路周辺は洪水により泥だらけになっている所が多かったですが、高速道路自体は問題なく1時間ほどで荻原館に到着(午後3時30分チェックイン)。午後4時に早速1回目の入浴をしに浴場へと向かいました

 荻原館には1階の大浴場と、5階屋上に露天風呂があります。まずは屋上の露天風呂へ。スリッパは入り口扉の前で脱ぐようにとあったので、なぜだろうと思い扉を開けると、脱衣所は非常に狭く、下駄箱を置くスペースも惜しいという感じでした。そして露天風呂も屋上に後付けで造ったのがありありと分かるもの。まあ昔は露天風呂は当たり前でなかっただろうし、戸倉上山田温泉のような温泉街だと新たに露天風呂を造ろうとすれば、庭がなければ屋上しか場所はありませんここは旅館の努力を買わなければいけないでしょう。


 露天風呂は屋上にあるとはいえ、他にも高層の旅館・ホテルがあるので塀に囲まれていて、屋根もあります。そして鳩除けでしょうか、ネットで囲まれていました。なので風情という点では欠けていますが、戸倉上山田温泉で露天の風情に期待しても仕方ありません。それではお湯で勝負、というところでしたが、私の予想に反し、無色透明でほぼ無味無臭、若干ツルスベ感ありという特徴に乏しいお湯した湯使いはかけ流しで殺菌剤添加もなく、湯温は適温なので、十分気持ちよく浸かっていられるのだけれど、上山田温泉の強力な硫黄泉らしさ(戸倉温泉の方が個性は控えめ)が全く感じられません。こんなはずではなかったのだがという思いと、雨風が強く吹き込んできていたので、露天風呂からは早々に撤退して、1階の大浴場へと向かいました。

 荻原館の1階は、フロントと食事用の大広間があって、奥に男女別の大浴場があります。男女の入れ替えはない(露天風呂も)ので、男女の浴室に差はあまりないようです。脱衣所は旅館の規模(全19室)から考えれば広い方でしょう。


 そしていよいよ浴室に入ると、はっきりとした硫黄臭が香ってきましたさらに浴槽を見ると、緑色に色づいたお湯が目に飛び込んできましたこれだよこれ!と思いながら湯に浸かると、湯温はやや熱め(42℃くらい)。やはりこれくらいパンチがないと上山田温泉に来た意味がありません
 緑色のレベルは、浴槽の色が暗いにも関わらずはっきりと分かったので、明るい色の浴槽なら綺麗な緑色に見えるでしょう。濁り具合はまだ浴槽の底が見える程度で、この時点では熟成が進んでおらず新鮮な状態でした。
 香りは浴槽の湯からも硫黄臭が感じ取れましたが、湯口が二つあって一つは打たせ湯のように2mくらい上から落とされているので、余計香りが拡散しているようです。味は硫黄味がメインで、わずかに苦・渋味が混ざっていました。ツルスベ感も十分あり。湯の投入量が多く、浴槽の縁から常にさざ波のようにオーバーフローしているので、湯の回転率も高いと思われます。上山田温泉の温泉施設の中では、浴感はかなりいい方ではないでしょうか。さすが戸倉上山田温泉の老舗旅館だけのことはありますね


 2回目の入浴は、夕食(午後6時30分)後の午後8時頃、甥っ子2人と一緒に入浴。3回目の入浴は午前3時、目が覚めてしまったので、せっかくだから独占浴を楽しもうと大浴場へ向かいました。さすがに午前3時となると旅館全体が静まり返っており、当然浴室には誰もいません。聞こえるのは打たせ湯?(熱いのと勢いが強すぎるのとで打たせ湯としての利用は難しい)からのドドドッという音だけです。3回目の入浴は時間の制約がなかったので、今回の宿泊では一番長く浸かることができました


 朝食(午前7時30分)を終えた後、もう1回入浴する時間をもらえたので、午前8時30分にまず露天風呂に向かいました。前日と違ってこの日は晴れていたので、近くの城山もよく見え景色はまずまず。ただお湯は前日同様、無色透明の無味無臭でした。掲示を見ると同じ源泉を使っているはずなのですが・・・。よく1階の浴槽と比べると、屋上の浴槽はポンプアップする分お湯の質が落ちると言われますが、これは質が落ちたというレベルではなく全く違うお湯です。多量の加水をしているのか、それとも実は別の源泉を使用しているのか・・・。謎ですね


 チェックアウトを午前9時30分にする予定で時間もあまりなかったので、露天風呂には少し浸かっただけで大浴場へ。浴室に入ってみるとこれまたビックリ、浴槽の湯口側が底が見えるややささ濁りした緑色なのに対し、湯尻側が底が見えない緑白色の濁り湯となっていて、浴槽の真ん中で色が分かれていたのです湯口側は源泉(新湯)の投入が激しい(特に打たせ湯)ので、劣化(酸化)し白濁したお湯が湯尻側に寄せられた結果と思われます。浴槽の形が湯尻側がすぼまった形をしているのでそれも影響しているのでしょう。いろいろな温泉を見てきたが、これはなかなか珍しい光景です。ここの温泉は浴感だけでなく、見た目でも最後まで楽しませてくれました。やはり上山田温泉は名泉と言っていいでしょう

 
 さてさて、温泉では十分に満足した訳ですが、今回の目的は温泉ではなく、あくまでも妻のご両親のお祝いです。その点はどうだったかというと、夕食は大広間の貸切で、女将が直々にご挨拶。食事は美味しかったし、子供達も自由に大広間を走り回っていました。朝食も美味しく、ご両親も満足されているようだったから、良かったと思います。15,000円を割る価格帯ということを考えるとコスパはかなりいいですね。探せばいい宿はまだあるものです

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2 コメント

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Unknown (長野県人)
2020-01-16 00:13:58
こんばんは長野県人です。
戸倉上山田温泉♨️、良いですよね~。残念ながら私は萩原館には入ったことはありませんが、上山田の硫黄臭は本当に良いですね❗私は亀清旅館や山風荘、しげの家といったところがお気に入りの宿です。久しぶりに温泉パワーを補給したくなりました❗
今回もいい記事をありがとうございました。
戸倉上山田いいですね! (としぼ~)
2020-01-18 19:39:25
 こんばんは、長野県人さん!
 最近は子守が多くて、家族旅行をネタに温泉に行くしかなくなってきましたただそれをやるにはお金が・・・
 戸倉上山田温泉って温泉街にあまり風情がないからか、注目度は低いような気がしますが、お湯は本当にハイレベルですね!日帰り温泉施設でも十分満足できますけど、やっぱり老舗旅館のお湯の方がひとつランクが上のような気がします。またどこかの宿に泊まってみたくなりました

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