としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

万座温泉 万座プリンスホテル

2016-05-28 15:20:39 | 群馬県の温泉
 長野県は温泉地の数が全国2位であり、10種類の泉質全てが揃う温泉大国ですが、酸性泉は八ヶ岳周辺しかなく、長野県では稀少な泉質。ただ県境を少し越えれば群馬県には草津、万座という著名な酸性泉が存在しており、私の家から万座温泉は車で50分ほど、草津温泉は70分ほどで着くので、酸性泉が恋しくなると志賀高原越えでどちらかの温泉に行くことになります。今回は万座温泉で未湯の万座プリンスホテルを訪問することにしました

 ホテルの中に入ると、系列の万座高原ホテルと同様、日帰り入浴客専用の受付が作られていました。それだけ日帰りで訪れる客が多いということなんでしょう。外には「日帰り入浴できます」という看板も出ているし、入りやすい雰囲気づくりが出来ています通常は料金1,200円ですが、HPから割引券をダウンロードして提示すれば900円この割引券は万座高原ホテルでも使えるものです。
 日帰り入浴受付時間は午前11時からで、時間ぴったりに受付を済まし浴室に入ったら、すでに入浴客が何名も入浴中。宿泊プランで24時間ステイとかがあるから、そういったお客さんなんでしょうかね?空いている時間帯を狙ったつもりが外れてしまいました


 浴室では思っていたより硫黄臭がせずちょっと驚きました。また内湯浴槽の湯を見ると底が見える程度の白濁湯(若干青味あり)で、ちょっと色が薄い感じ。湯が新鮮で色が薄いなら良いのですが、それなら硫黄臭がもっとしてよいはずです(確かに換気はしっかりされているよう)。
 心配しながら湯に浸かると、やはり湯からの硫黄臭は薄く、酸性泉の特徴である酸味もほんのわずかでしたまた酸性が強ければ感じられるヌルヌル感も若干感じられる程度。今まで入湯した万座の湯と比べると明らかに薄い感触です。湯の利用法は「源泉が高温のため加水あり」(当然かけ流しで、加温、殺菌剤添加なし)なので、相当薄めていると思われます。おかげで湯温は適度で気持ちよく浸かれるのですが、万座の湯にしては若干インパクトが薄い湯になってしまっています



 続いて大浴場の眼下にある露天風呂に移動浴槽は3つあって、2つが男性専用、1つが混浴となっています(もちろん他に女性専用もあり)。まずは右端の「こまくさの湯1」と名付けられた浴槽に浸かりました。
 「こまくさの湯1」は浴槽が一番狭く、それでいて湯の投入量は多いので湯温はやや熱めで、内湯よりフレッシュに感じます湯の色は内湯とほとんど変わらないですが、硫黄臭&酸味はこちらの方が強く、酸性泉らしい湯。少なくともこれくらいの個性がないと万座に来た感じがしないかな

 

 次に真ん中の「こまくさの湯2」に入湯。3つの露天の中では一番湯温が低く、加水が多い又は新鮮さに欠けるためか浴感は乏しいですが、ゆっくり浸かっていられます内湯が物足りないとか言っておきながら、ぬる湯好きな私は、露天ではほとんどの時間この浴槽に浸かり、景色を眺めていましたいくつか浴槽が用意できるなら、湯質を少し犠牲にしてでもこういうぬるめの浴槽があった方がありがたいですね



 最後に混浴の「こまくさの湯3」に入湯。浴槽の中程まで仕切りがあって、男女それぞれの浴場から入るようになっています。日曜日ということもあって結構な人数の女性(湯浴み着着用)が混浴部分にきていました。ほとんどがカップルですけどね万座温泉では半分以上の施設に混浴露天風呂がありますがなぜなんでしょう?私は浴槽がたくさんある施設には混浴は必要ないと思うのですが…
 「こまくさの湯3」は露天の中では最も広い浴槽なので、湯温は低いと思いきや、この日入った浴槽の中では一番熱め。浴感はいいものの、熱いし混浴で居心地は悪いしで、あまり長くは浸かっていられませんでした

 総合的に評価すると、お湯は万座の湯としては少々物足りなさを感じます。系列の万座高原ホテルなどの湯と比べると湯の薄さを感じるし、浴槽がたくさんあっても源泉は姥湯源泉のみなのでバラエティに欠ける。お湯にこだわるなら、他の施設の方がいいかも知れませんね。
 ただ浴場からの眺望は、万座温泉の中でもトップクラスだと思います露天はもちろんのこと、内湯からも万座の名所「空吹」方面の絶景が見渡せるし、壁がないので浴槽に浸かったまま景色が眺められるのは素晴らしいですぬるめの「こまくさの湯2」に浸かりながら、ゆっくり眺望を楽しむのがお勧めですね(この日はカップルのいちゃつきで台無しでしたが…)。

 家に帰ってきてから、もう一つの内湯が別の離れた場所にあることを知りショックこれは今後の課題にしておくとして、今回の万座プリンスホテルでの入湯で万座で残すは日進舘のみとなりました。日進舘はそれこそ館内で9つの湯巡りができるという施設なので、是非宿泊で楽しみたいですね

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2 コメント

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Unknown (たじりん)
2016-06-09 21:17:57
たくさん浴槽があっていいですね。でも湯が薄いのは残念ですね。確かに混浴はなくてもいいかもしれませんね。
もう1つ内湯があったのに気付かずに入れなくて残念でしたね。今度また行ってきてくださいね。応援クリックさせていただきました。またブログ読みに来ます。
はじめまして! (としぼ~)
2016-06-12 19:47:20
たじりんさん、コメントありがとうございます!

入れる湯船にはすべて入る!というのが自分のポリシーなんですけどねでも課題は残しておいた方が次の機会ができますし

またブログに遊びに来てください!

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