Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

お遍路 on the Road /55番南光坊~59番国分寺

2011-06-17 | お遍路

 

 今日は、今治市近郊の5つの札所を全部回るつもりだ。

 サンライズ糸山の眺めの好いレストランでKさんと一緒に朝食をとり出発。

 雨は終日降り続ける予報。

 自宅に戻って気が緩んだせいか風邪をひいてしまった。

 でも今、体調不良だといって留まっていられない。

 無理しないていどに前に進み続けるしかない。

 8時前、55番南光坊から打ち始める。

 

 

 

 

 

 

 56番泰山寺までは市街地の札所だった。

 57番栄福寺から川を渡って、雨に煙る田園風景のなかを歩く。

 昨日の単調な風景と違って、気持ちがどんどん開放されてゆく。

 池を巡り、山道へ入る58番仙遊寺への遍路道は、深い霧に包まれ幽玄の世界へ誘われるようだった。

 そして参道の階段を上ると、霧に浮かぶお大師様の後ろ姿。

 一礼して深い霧と静寂に包まれた境内で鐘楼の鐘を突いた。

 ゴ~ン森閑とした山中に響く鐘の余韻に浸っていた。

 

 仙遊寺から59番国分寺までは少し距離がある。

 もうこの頃には、降り続ける雨がレインウェアから染み入って身体が冷たくなっている。

 病は気から…「暑い、暑い」と呟きながら気を奮い立たせ歩き続ける(苦笑)

 3時過ぎには国分寺も打ち終わり、Kさんに連絡。

 この日もサンライズ糸山へ泊まり、とにかく風邪薬を飲んですぐ寝た。

 日が暮れてからKさんご夫妻と、今治名物の鉄板焼き鳥の美味しいお店で御馳走になった。

 美味しいものをたくさん食べて朝まで寝ました。

 おかげで今朝は、ずいぶん良くなりました。

 今治のKさん、心のこもったお接待、本当にありがとうございました。

 

 

 

 さぁ今朝は、かつての石鎚信仰の別当だった60番横峰寺への長い道のりが待っています。

 予定した石鎚登拝は、体調不良のため諦めました。

 

 6/16の歩行距離、14.6km。

 

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6 コメント

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無念でしょう (kyo-chan)
2011-06-17 08:15:11
楽しみにしていた石鎚参
拝残念でしたね。
ま、これも御大師様のお導き。
感謝しましょう。(笑)

体調もあまり良くないようで心配です。
あまり若くもないわけで、
縁ある若者と同じように歩いて、
無理をなさらぬよう。

今治 (鬼城)
2011-06-17 08:55:28
横峰寺、遍路転がしですね。
石鎚登山あきらめましたか。
無理は禁物です。
今治市内、ここもお寺は固まっていますね。
南光坊だったか、町中でいつも車で行くと間違えるところです。
愛媛も距離的には長いですね。
梅雨空のもとですが、体調を整えて、成就されることを・・・
結願市ました。 (札幌)
2011-06-17 09:50:59
昨日 88番を打って結願しました。
私の携帯は泊まる所では圏外になる事が多く貴方のブログのチェックは何日かまとめてになっていました。貴方の写真は、私の見た光景(感動)を思い起こさせます。
見守ります (札幌)
2011-06-17 10:09:41
他にいたおじさん達も、乗り物を時々使って何日か前に結願したそうです。
遍路というものが個々人によって意味合いが違うのかもしれないのですが、途上での経験は重なり合うものだと思います。
貴方の遍路の背景にあったものを知り、結願まで 見守って行きたいと思っています。
同じ日に 遍路を始めた者の縁として
一歩一歩 あゆみを進められん事を
究極の選択? (ランスケ)
2011-06-17 23:37:44
今日は終日悩んでいました(笑)

もともと石鎚登拝も、今日の横峰寺を打つことも、
山上の横峰に宿坊があるという前提で計画していました。
ところが、ずいぶん前に止めていると云うし、次の札所の香園寺の宿坊も5月で止めたと断られました。

今治市郊外の国分寺から30km近く歩いて標高765mの横峰寺まで至るのが、
時間的にやっとと考えていました。

ところが、その前提が崩れた以上、手前の街で一泊(正午過ぎに到着)か
とっぷり日の暮れた8時過ぎまでかけて歩き続けるか、
山中での野宿しかありません。

さて私は、どうしたでしょうか?

結願おめでとうございます (ランスケ)
2011-06-18 00:11:22
先生、そして皆さんも無事結願されましたか。
おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。

皆さんとは7番の十楽寺の宿で知り合って、
23番の薬王寺までは、なんとか追いついていたのですが、
室戸岬までの長い行程で差が開き、そのまま差が開く一方でした。

その後もたくさんのお遍路さんと知り合い、
それぞれの方と旅の道連れとなりました。
先生のお遍路旅は如何でしたか?

もう間もなく伊予路が終わり、讃岐路に入ります。
60番を打つと、もう残り少ないですね。
私は88番大窪寺で終了せず、山越えをして
10番切幡寺から1番の霊山寺へ戻りゴールとします。

どちらにしても、ここまで来るとゴールが見えてきました。
早く終わらせたいような、もっと歩き続けたいような…
最初の旅の仲間の先生が見守ってくていると考えると
とても嬉しいです。
さて、私のお遍路旅の着地点、なんとか見つけてみます。

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