Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

ラスカルついに低翼化

2008-02-05 06:31:54 | ラジコン
かっこいい飛行機は良く飛ぶ。

そう聞いたことがあるので、この低翼機を製作するときも「かっこいい」機体にするよう気を遣った。それと同時に私にとっては低翼機の操縦は初めてのことだし、第一きちんと飛ぶかどうかすらわかっていなかったので、出来る限り丈夫な機体にすることを心がけた。(少々落としても壊れないように)特にモーターマウントあたりは、これでもか、というくらいに補強を入れてある。

実はこの低翼機を飛ばす前、一度3chのまま低翼化した機体がある。それが3号機で、今回の機体は4号機ということになる。

しかし3号機は全く飛ばなかった。

そこでS氏にアドバイスを頂くため、3号機の写真を送った。

4号機との違いはエルロンがあるかないかだけの違いである。しかしさすがはS氏、写真を見て、「これだけの上反角だと、ラダー機だと横滑りをしてまっすぐ飛ぶだけで、旋回は出来ないでしょう」とのことだった。

そう、高翼機のラスカルを4ch化してエルロンを取り付けたのも、この4号機を製作するためのテストだったのである。

高翼のエルロン機を初めて飛ばしたときの感覚は以前書いたとおりである。ラダー機に比べると挙動がクイックで、最初の2,3ターンはこわごわだったけど慣れればラダー機よりもいろいろと出来て楽しかった。特にロールはラダーでも出来たけれどエルロンでのロールのほうが楽に決まる。

そうしてついに4号機、低翼機のテスト飛行。

果たして飛ぶか。

こればっかりは投げてみないと分からない。3号機は投げてから5秒ほどは浮いていたから、重心は合っていたはずだ。飛ばなかったのは、S氏のいう通り、コントロールが取れなかったからに違いない。

そうは思ってみてもやはり緊張する。何日だか製作に費やした時間を数秒に終わらせたくない。

モーターをフル回転で投げ出した。

飛ぶじゃないか。

今回はあっけなく飛んだ。多分きちんと飛ぶ時ってこんなもんなんだろう。

少し上空に上げてトリムをあわし、機体の癖を見ていった。高翼エルロン機と比べてとりわけ変わった部分は無かった。ひとつ言えるのは背面飛行がし易くなったこと。おそらく重心が主翼の上にあるのでひっくり返すと高翼機になるような感覚なんだろう。この機体で初めて背面で旋回も出来るようになった。

そしてなんといってもかっこいい。

離陸してから浅い角度でまっすぐ上昇してゆく様など実機そのものだ。

離陸も今まであまりやってこなかったからまだまだ下手なのだけど。高翼機のときは手投げで全く抵抗無かったのに、低翼機は下から上げないともったいないような気がしてしまうのだ。

ようし、今度はもう1サーボ追加で引き込み脚に挑戦だ。

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