教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

MC

2015-06-29 | 音楽的アドバイス

MC・・・なかなかに難しい。

本来は音楽を歌い、演奏することが目的なので、MCに命をかける

必要もないんだけど、それでもやはりいい感じに出来るに越したことは

ないよね。

 

過去にも何回かこのテーマで書いているがまたちょっと書いてみたいと

思う。

 

ま、何をしゃべってもいいし、何も話さなくてもいい。

 

以下は個人的にどうかな?と思うことを少し・・・。

 

「MC、何も考えて来なかったんすけど・・・」

なら、無理に話すことないよ。君の事情なんかお客さんは知らん。

若い子に多いね。

 

「あっつい」

お客さんを熱くしてくれ。

 

「すいません、間違えちゃって・・・」

お客さんはお金払って来てるから、嘘でも最高の演奏していますと言う

体で行こう。

 

「風邪ひいちゃって調子が悪くて・・・」

お客さんはお金払って来てるから、嘘でも最高の演奏していますと言う

体で行こう。

 

「今日、アウエイなんすけど・・・」

決してアウエイではない。アウエイにしているのは君だ。

 

「もっと前に来てください!」

ダサッ!前に行きたくないから前に行かないだけだ。魅力的なら何も

言わなくても前に行ってる。(但し、言い方によってはアリ)

 

「今日のお客さん、おとなしいね」

ああ、言っちゃった・・・。これでもっとおとなしくなること確実。

 

「今日はじめて〇〇を見た人、手を上げてくださーい」

これは別に悪くは無いけど、お客さんに何かを聞くのは、結構

難しい。1対1じゃないから、お客さんにしてみれば答えにくいったら

ありゃしない。

 

「疲れた」

うん、知ってる。それを聞いたお客さんはもっと疲れたね。

 

「時間が余ったんでしゃべります」「時間が余ったんでもう一曲やります」

宴会の余興か。

 

 

・・・まあ、他にも色々あると思うけど、今思いついたのはこんなところかな。

基本はマイナスのことは言わないほうがいいだろうけど、あえてそう言ったことを

盛り上げるために計算して言うのはいいだろうね。

 

基本的にはアーティストはそれぞれのやり方があっていいとは思う。

まったく媚を売らないアーティストもそれはそれでOK。

面白いことを言って盛り上げるのもいいし、まったくしゃべらないで楽曲だけで

勝負してももちろんいい。

それを自分たちのやり方として、自覚してやることが大事で、自分たちを

どのように見せたいのかを把握してステージをやった方がいいと思う。

 

 

 


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