さてさて店長、もとい転調の答えをここに記したいと思います。
ちなみに私がこの曲でやりたかった転調は例えばいきなりなんの前触れもなく
AコードからBコードに転調するとかの”全部転調”ではなく、”何かは元の世界のまま何かは
今までとは違う世界に行っている”と言う、王道の転調をしたかったのでちゃんと
頭で考えてやりました(笑)。
ちなみに以下の文字色が赤の部分です。(半音下げチューニングにて、Key=Am)
~2番のサビ後半~
/ C / G /
Preciuos Roses movin cross the wall
/ Fmaj7 G / Am7 /
In my dreamin your look my eyes
/ Fmaj7 G / ? / ? /
In my dreamin your look my eyes..............
最後の歌詞の部分、eyesですが、この音程はドです。
Am7コードに対してドの音なのでAmから見るとマイナー3度に
なりますのでもちろん何の問題もありません。
1回目の着地点はそこに着地します。めでたしめでたし。
そして次の同じ個所で転調するわけですが、eyesの音程は
1回目と同じドです。ここでコードをAm、もしくはCだと
今までと同じ景色ですが、違う世界に行きたいので、私が
よくやる(みんなやってる)コードとしてはまずG#がありますね。
G#に対してドの音なので綺麗にメジャー3度でハマりますが、
Amの世界からはまったく違う世界に行きますね。これよくやります(笑)。
5度の音で着地するならFコードもありますが、これだとあまり景色は
変わりませんね。Cに着地すると考えるとサブドミナントコードってやつですかね。
ま、こんな感じで考えていくといくつでもコードは考えられるわけですが、
あまり9度とか11度とかディミニッシュなんかに行っちゃうと異次元に行っちゃうので(笑)
それでも普通の人があまりやらないであろう次元に行きたかったので、ちょいと考えまして
メロディはドの音でコードはC#maj7と言う、コードのテンション音をメロディに使うと言う
技を使いました(笑)。
なのでメロディは元のままのドですがベース音はド#なんです。
ちなみにそのあとの例のイスカンダル部分ですが(笑)、ここも不思議なコード展開ですが
ベース音はルートを弾いていますのでコピるのは簡単だと思います。
マイナーやマイナーセブン、メジャーコードが入り組んでるけどね。
と言うわけで答えはC#maj7でした。
ちなみにエンディングもこのコード(C#maj7)からCに着地して少しビートルズっぽく
終わります(多分
これで安心!みんなで歌おう!