教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

羽生結弦選手を見て感じたこと

2018-03-03 | 日記

羽生結弦選手、本当に凄いですね。

まったくもって非の打ちどころがない素晴らしい偉業!

今回のオリンピックで一回目の演技を終えて、

それも完璧に出来たときは唸りましたね(笑)。

 

元々の実力があったのは確かにその通りだとしても、

あれだけのケガ、それとそのあといくら元に戻して

来たとしても体調的には不利だったと思う。

また、「負ける気がしない」「絶好調です」と

言うほど自分にプレッシャーがかかる。

凄く勇気があるなあと思ったね。

もし自分だったら負けた時のことも考えてもっと

ダメージがかからないような逃げの発言するわ(笑)。

 

それだけの不利を跳ね返しての大成功。

演技を終えての”どうだ”と言わんばかりのドヤ顔は、

全く持って理解できる。得意の絶頂にいてもなんら

おかしくないよね。

 

そこで、日本国民の大部分は(笑)感動して拍手喝采

だと思うし、大変幸せな気分に浸れたと思う。

もちろん自分もその一人。

若いのに全く持って誇らしい人物、選手である。

 

 

しかし、同時にもう一つの感情も生まれていたのも事実。

一体どのくらいの人がこのような感情を持ったかわからないけど、

もしそれを感じたならアーティスト気質がある方かも知れない。

 

”嫉妬”。

 

軽い嫉妬を覚えたのだ。

 

”大会前の大きなケガ””練習不足””大きなプレッシャー”等々を

乗り越えての本番での大成功。

こんな美味しいシチュエーション、憧れないわけがない(笑)。

”それ、俺がやりたかったんだけど”ってなもんで(笑)。

 

あの演技を終えての”まだ足痛いけど全力でやり切りました”って

言う悲壮感と達成感が入り混じった感慨深い表情、”日本のためにも

がんばりました”って言う忠義みたいなものも感じられる佇まい。

もうかっこよすぎですね。出木杉君か!

 

”演技で人々を感動させて、尚且つ自分も超ヒーローになりたい”。

 

もしかしてそんな感情を覚えたのはほんの一握りかも知れない。

でもそんな風に思った人は表現者に向いているのかも知れないね。