続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

一億総活躍社会と待機児童問題のギャップ

2016年03月08日 | 情けない恥を知れ!「

    春近し(友人撮影)

安倍総理が放つキャッチフレーズには重みが感じられない。かつての「美しい日本」もそうだが最近の一億総活躍社会や
介護離職ゼロ、出生率1.8%などのスローガンにしても看板と実際の政治的発言や政策とのギャップが大きすぎる。
特に最近話題になったネット上での主婦のつぶやきに対して国会での安倍総理の答弁には多くの国民が失望したことでしょう。
我が子を保育所に入れられなくて仕事を辞めなくてはならなくなった主婦の怒りにも似たつぶやきに対する野党議員からの質問に
安倍さんは「匿名であるから実際の話かどうか確認しようがない」と言い放ったそうである。本質はそんなところにある訳ない。
こんな情けない反応しか出来ない人に切実な待機児童問題など解決できる筈がない。庶民が実際にどんな暮らしをしていて、今
何が問題なのかを感じ取ろうとする政治家としての適性も感性も持ち合わせていないことが如実に表れたシーンであった。
投稿した主婦は「せめて待機児童をなくすためにはどうすれば良いかを議論して欲しかった」と言っている。現実に目をそむけて
良い政治など出来る訳がない。恥を知れと言いたい。

島本町でも今平成28年度の予算や施策について議会で議論している最中であるが「待機児童問題」は残っている。町の発表では今年
4月1日現在で47人の待機児童が出ると見込んでいる。昨年3月高浜に新しく保育所が出来たが、それでも肝心の保育士が採用できず
園児定員200人に満たない状況が続いている。
今年度町は更に府営江川住宅を借り上げて小規模保育所を運営すべく準備をしているが保育士採用が大きなネックになりそうである。
保育士さんの候補に心当たりの方は是非役場子ども支援課までご一報ください。

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