澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

鳥越俊太郎へ「ブーメラン」的淫行報道

2016年07月21日 17時37分12秒 | 政治

 「1989年、宇野宗佑首相(当時)の不倫問題をめぐる告発記事を特報し、結果的に退陣に追い込んだこと」(下記の記事参照)で名を売った鳥越俊太郎(当時「サンデー毎日」編集長)。その彼にブーメランが返ってきたような記事が、今日の「週刊文春」に掲載された。私もこの記事を読んでみたが、その内容は極めて詳細、具体的で、とても捏造、でっち上げ記事とは思われない。「火のないところに煙は立たず」のことわざどおり、鳥越が関西大社会学部教授をしていた時期(2003-5年)、なにがしかの「事件」があったことは間違いない。鳥越はわずか三年でこの「おいしい」ポストを辞めているし、「週刊文春」によれば、事件によって鳥越は関西大側から実質的な「出入り禁止」処分を受けているという。

 奇しくも鳥越俊太郎の後輩で東洋史家の宮脇淳子氏は「新聞記者は昔から”瓦版乞食”と呼ばれていた」と語っているが、この言葉はぴったり鳥越に当てはまるようだ。自惚れ、自画自賛、夜郎自大、英雄気取り、そして女癖の悪さに至るまで。今は「ジャーナリスト」などと気取っているが、所詮、「新聞屋」は品性下劣の輩なのだろう。

 ところで、前回と今回の都知事選報道を比較すると、放送法を遵守すべきTV各局の恣意的、世論操作的報道ぶりがよくわかる。前回の都知事選では、TV局は16名の中から「主要六候補」を選び出して、対等に報道した。六候補の中にドクター中松や家入某という泡沫候補を加えたのは、田母神候補の印象を薄めようとした世論操作だったことは今や明らかだ。今回は21候補の中から「主要三候補」のみ。山口敏夫(元衆院議員)や上杉隆(ジャーナリスト)など、世間に知られた名前があるのに、何故三候補なのか?「選挙公報」を見ていると、その理由が分かってくる。山口敏夫候補は東京五輪の不正献金問題と森喜朗の責任を鋭く取り上げているからだろう。JOC(日本オリンピック委員会)は伏魔殿。叩けば、途方もないスキャンダルが出てくるだろうから、特別な力がそうさせないような方向で動いてるとしか考えられない。さらに、「在日特権を許さない市民の会」代表の櫻井誠候補は、既成政党やマスメディアにとって、腫物(はれもの)のような存在だ。

 鳥越は伊達男気取りで大言壮語していても、小池百合子の「病み上がり」発言に対しては「ガン・サバイバーに対する差別だ」などと過剰反応を示す。他人を批判するときは、居丈高に英雄気取り、一方、自分のスキャンダルとなると、子犬のようにキャンキャン大騒ぎ。大体「ガン・サバイバー」などという言葉自体がふざけているし、常に自分を「正義の側に立ち、諸悪を追及する」立場に置く、ご都合主義がしらじらしい。自分を世の中の「最高位」に置こうとする自己愛、ナルシシズムは、それこそヒトラーとそっくりではないか?もしかして、少女愛好癖も似ているのかも知れない!

 

 こんな男が都知事になる可能性があるなんて、私には到底信じられない。もしそうなったら、都民の良識なるものを疑わざるをえない。

 まあ、鳥越知事は、一期四年勤められるはずもないから、それでもいいけれど。 

 

 

 

 

鳥越俊太郎候補「淫行」文春報道 「何か政治的な力が働いた」民進党会議で疑惑を否定

産経新聞 7月21日(木)11時53分配信

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 東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は21日午前、民進党都連の選挙対策に関する会議に出席し、週刊誌に「『女子大生淫行』疑惑」と題する自身の記事が掲載されたことについて「記事内容は一切、事実無根だ」と否定した。

 鳥越氏は会議の冒頭、記事に関して「心ない誹謗(ひぼう)中傷を受け、心から悔しい。怒りでいっぱいだ」と言及。続けて「私は週刊誌の仕事をしていたから分かるが、単なる週刊誌の取材記事というより、何か政治的な力が働いているのではと思う」と語った。

 記事は21日発売の週刊文春(7月28日号)に掲載された。記事によると、鳥越氏は平成14年夏、当時20歳の大学2年生の女子学生を自身の別荘に誘い出し、「二十歳にもなって、そんなに性のことを知らないのか」と強引に迫った。また、翌日、東京に戻る車中で「ラブホテルに行こう」と誘ったという。

 現在はこの女子学生の夫になっている男性は記事で「妻のくるしみと比べるべくもありませんが、私もこの十数年、苦しんできました(中略)私がこうして告白したことで、妻はまた苦しむでしょう。それでも、あの男が都知事になることだけは許せません」と話している。

 鳥越氏側は20日に週刊文春編集部に抗議文を送っており、弁護団は21日にも刑事告訴する方針。

 

「『三つ指愛人』特ダネ」の鳥越氏へ 壮大なブーメラン?

 

J-CASTニュース 7月21日(木)17時1分配信

鳥越氏は「サンデー毎日」時代に宇野政権を退陣に追い込んだことでも有名だ

 東京都知事選(2016年7月31日投開票)に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の過去の女性問題疑惑を「週刊文春」最新号が報じた問題で、鳥越氏は7月21日朝、民進党都連の選対会議で「週刊誌などで書かれていることは、一切事実無根」などと文春側を非難した。同じ頃、弁護団は名誉棄損と公選法違反の疑いで東京地検に告訴状を提出した。

 選対会議では、鳥越氏は「私は週刊誌の仕事をしていたから分かるが...」と前置きしながら、今回の記事は「どう見ても、ちょっと異常」で、「政治的な力が働いているとしか思えない」とも推測している。鳥越氏が「サンデー毎日」の編集長を務めていた1989年、宇野宗佑首相(当時)の不倫問題をめぐる告発記事を特報し、結果的に退陣に追い込んだことは有名だ。いわば政治家のスキャンダル記事の手の内を知り尽くしていたはずだったが、選挙期間中に自身に関する女性スキャンダルが掲載されるという皮肉な事態に発展している。

■「愛人になってくれたらこれだけ出す」と三つ指

 鳥越氏の陣営は、(首都圏などでの)発売前日の7月20日夜、文春編集部に抗議文を送り、刑事告訴に向けて準備を進めていることを発表していた。21日午前の会合では鳥越氏自身が

  「私は週刊誌の仕事もしておりましたので、分かりますけれど、どう見ても、ちょっと異常ですね」
  「政治的な力が働いているとしか思えない」
  「週刊誌等で書かれていることは、一切事実無根」

などと主張し、改めて潔白を訴えた。「週刊誌の仕事をしていたので分かる」と鳥越氏自身が述べているとおり、鳥越氏は自らが暴いた女性問題の記事で時の政権を退陣に追い込んでいる。

 鳥越氏は1988年4月にサンデー毎日編集長に就任した。それから1年ほど経った89年6月3日に宇野内閣が発足、それから3日後に発売されたサンデー毎日に、宇野氏の元愛人女性による告白記事が掲載された。記事は、宇野氏が女性に対して「もし自分の愛人になってくれたら、これだけ出す」と、相手の女性の指3本をにぎった、という内容で、月額30万円で事実上の愛人契約を結んでいたというものだ。その後、米ワシントン・ポスト紙も報じたため、国会質問でも取り上げられるなど、またたく間に騒ぎは広がった。これが影響して7月の参院選で自民党は惨敗し、宇野内閣は退陣に追い込まれた。

最近の「都知事選」記事でも当時のエピソード振り返っていた

 鳥越氏が事実上、時の首相の「首を取った」形で、鳥越氏も2016年7月20日付の毎日新聞朝刊(地域面)に掲載された「知事選 主な候補者の横顔」では、当時のエピソードについて

  「上に相談せず、クビをかけて自分の判断で世に出した。『やった』という思いと、一人の人生を狂わせるかもしれないという湿った気持ちが入り交じり、複雑だった」

と振り返ったばかり。07年11月13日の朝日新聞のメディア特集欄でも、

  「政治家であっても、不倫だけの話ならば、家庭内で解決されるべきだ。しかし、取材の結果、カネで女性を買っていたと判断したから、首相としての資質を問うことにした」

などと記事の公益性を強調していた。

 今回、鳥越氏側が刑事告訴した文春の記事では、

  「本稿の内容が日本の首都を預かる可能性のある人物の資質を厳しく問う内容である以上、これを報じることは広く公共性、公益性に資するものであると小誌は考える」

と主張している。

 



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