か～ちゃんの呪いと、雪だるまｗ

「お母さん！僕まだ、雪だるま
作ってないのに！！どうしてくれんの！！

と。
先日。

寒波の最終日あたりで
次男が怒りながら

学校から
帰ってきた。

ど～してくれるの！ってｗ
あっしが雪を

溶かしてるわけじゃあ
ないでしょｗ

「お母さんが、雪なんか嫌だ～！
寒いのは嫌いだ～！って騒ぐから！
雪があんまり降らないうちに
溶けちゃうんだよ！」

…そりゃあ。
あんまりな、いいがかりｗ

わしの
呪いのパワーが

天候も左右するほど
強いとも、思えんがｗ

まあ、確かに。
今回の雪は

降った２～３日後くらいから
エライ勢いで溶け出して

普通なら
２週間くらいは

当たり前に
残るところが

１週間くらいで
すでに

影も形も
なくなりつつ、あったんっす。

「だからね！僕、明日、学校の帰りに
雪だるま、作るから！」

次の日。
確かに、下校時間過ぎても

次男は
家に、帰ってこない。

ま。
前日、雪だるま宣言して
行ったから。

どこかで
雪だるま、こさえてるんだろう、と

とりあえず
放っておいた。

１時間が過ぎ…。
１時間半が過ぎ…。

そろそろ
表が暗くなるけど？

って頃になっても。
次男は帰ってこない？？？

いくらなんでも、
こりゃあ、やりすぎだべ？と

窓から
辺りを見回してみると

団地の下の
見えにくいところで

ぴょこぴょこ
帽子が、動いている。

「子ひつじ２号～！！あんた、何やってんの！！」

「雪だるま、作ってんの～！！」

芸術家肌の
子ひつじ２号君。

一度、作品に
とりかかると

完成するまでは
仕事を手放さない男。

声はすれども
姿は見えず。

相変わらず
帽子の端が

ぴょこぴょこしてるのが
見えるだけ。

「もう、夜になっちゃうんじゃん！
あとは、明日にしなよ！」

「やだ！もう、雪、残ってないもん！！」

雪が残ってないのに。
どうやって、雪だるまを作っているのか？？

まあ。
団地の下にいるのが

わかったから。
もうちょっと、放っておこうか。

どうせ、今、呼び戻しても
怒るだけだろうし。

それから。
３０分も過ぎた頃。

あたりは、そろそろ
夕焼けモードになってから

子ひつじ２号が
帰ってきた。

「足と、手の指が
しびれて、痛いよ～」

よっぽと、
寒かったと見える。

凍傷にでもなったら
大変だから、

早く家にあがりなさい！
シャワーするよ！と
せかそうとすると。

「待って！最初に、これを
ベランダに置いてから！！」

なんと。
腕にかかえた

それは
ミニ雪だるまｗ

「これしか、雪が
残ってなかったの」

上着も脱がない
ままで

高さ、３０センチくらいの
雪だるまを

大事そうに
ベランダへと、運んで行ったｗ

どんだけ、雪が
好きなんだか。


目と口は
なにやらの実で
できてるらしいｗｗ


ベランダ用ほうきを
むしって、手がついた！


更に。
わざわざ、工作をして
シルクハットまでｗ

毎回。
雪が降るたびに

等身大雪だるまを
必ず作る、子ひつじ２号。

ただ。
今回は、

チャンスを
逃したんだよね。

ま。それでも
残った雪をかき集めて

ミニサイズが
作れたことに

本人は
満足したらしい。

「次に降ったら、今度は
僕と同じくらいの、作るんだ！」

と。
意気揚々と

お風呂場に
消えていったけどｗ

悪いけど。
か～ちゃんは

もう、雪なんか降るなよ～って。
毎日、呪いかけてるんでｗ

そう、簡単には
降らないと思うぜ。
どわっははははｗ


しかしｗ
このこだわりは、何だ？？




本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます！

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