トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出水したが様子はどうだ…

2018-03-05 | 水辺環境の保全
 春の嵐で一夜にして50mmほどの降雨があった。過日、補修しておいた水系の具合を雨上がりに確認に行った。
 駐車場脇の滝壺と流れ出る部分へ施工した杭列と段差工は問題なく、滝壺からの流出部に施工した杭列には落ち葉などが絡み水位を20㎝ほど上昇させる効果があった。その下流部、浸食防止の大石投入部にも流下物が絡まり滝壺の水位を助けていた。これで壺に落ちる水流で洗掘される度合いは減少されるだろう。

 分水池の堤は越流が無かったが分水路の先端部で先般行った埋め立て土砂のこぼれ落ちたのがまとまり仕切り状になって排水を妨げる状態だった。さすがに放置できないので浚うしかないけれど、道具を持ち合わせなかったから次回にまわす。

 駐車場に穿った排水路も機能していたが、窪みの大きかった部分は盛り土が不足で越流寸前だった。越流されれば堤を失い元の木阿弥になる。ここも更なる盛り土が必要だ。
 林道部から駐車場に流れ込み表土を侵食する表流水の全てを阻止出来ていないが、この部分の全てを阻止するには更に水路を2mほど移さねばならず、傾斜の関係で駐車場の使い勝手が大きく損なわれてしまう。「あっちを立てればこっちが立たず、山のお爺も役立たず…」だーい。

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