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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマカガシ?の幼態

2011-11-12 | 小父のお隣さん

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 水泥地の拡幅を行って、昼飯を立ったまま食べていたら足元に動く動物がいる。良く見るまでもなく子蛇だった。体紋はヤマカガシだけれど、首周りに黄色い輪がある。体長は20cmと言うところだ。首周りの黄色い色が気になったが、ヤマカガシやマムシの幼態は似ているというし、どちらにしても毒蛇だから撮影してお引取りを願った。

 拠点にはいつもの子供達が群れているのだが、土堀り作業の後だし、蛇を摘まんで斜面を登る元気も無かった。「見たからどうのこうの」という事も無いけれど、普段どおりでは出会う事は全く無い相手であろう。「見せようか」と思った、それだけである。

 この一帯は葦原と水辺が備わったせいか子蛇に出会う機会が多い。大きな蛇みたいに学習量が無いためなのか、わりあい人の気配を気にしない。と言うより、小生を人の仲間に入れてないのかも…。

 この子蛇と戯れて?いて「そういう事か!」と思ったことがある。成体になった蛇も、他の昆虫など食物連鎖の中にいる生物の反撃や抵抗に遭うのは稀なのだ。捕獲してしまうと殆どが観念したように見える。何か命のネットワークを感じて感激した。