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米国 Google 社、量子コンピューターで、超効率的な計算を実証!~ これまで「1万年かかる計算を3分20秒で完了!」。

2019年10月25日 01時55分31秒 | 科学/ハイテク



量子コンピューターは、現時点ではプロトタイプなので、装置自体は大型だが、将来はパソコンや、ノートパソコン、タブレットやスマホにも搭載され、「二進法」の現行型タイプと切り替わって行くと言える。

「量子コンピューターは、量子力学の原理に基づき、「0でも1でもある」という「重ね合わせ」の状態も利用」と言うことは、「三進法」のコンピューターという事になるのか?!。

又、「0でも1でもない」と言う組み合わせはあるのか?!。


人工知能の研究開発で、現時点では「二進法」のコンピューターで開発されているが、近いうちに、量子コンピューターを使用した研究に切り替わって行くと言える。

量子コンピューター + 人工知能と言う事は、「より人間的な判断」が可能になってくるのでは?!、と思える、

「二進法」から脱却する事で、より多くの情報やパターンが扱えるようになる事で、より多彩な環境も生成できる事になる。


個人的には、四進法のコンピューターが開発されたその後は、人間以上のアンドロイド(人造人間 / 人工生物)が出てくるのではと思う。

根拠はないが、人間の遺伝子は「A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)」の四つのヌクレオチドで構成されているからだ。

「A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)」は、人間の遺伝子 / 設計図を構成する物質だ。

この事をコンピューターに置き換え考えた場合、「四つの初期パターンが必要」になるのでは?、と個人的には思えるのだ。


又、これまで「電子化された暗号」が多数開発されてきたが、量子コンピューターでは、一瞬で解読されてしまうと思う。

今後の「暗号」については、いくつかの最低限必要なパラメーターを入力しておき、人間が考えるのではなく、「高度なA i」と、「量子コンピューター」で開発を行なってゆくのかもしれない。

「高度なA i」と「量子コンピューター」で生成された「暗号」については、これまでになく強力な暗号になるにでは?!、と思える。

しかし、この事に対し、懸念を示す人々が出てくるかもしれない。

特に法律を決定している政治家などは、そのような人が出てくると思う。


日本国内では、最近、地球温暖化(高温化)の為に、台風などでの大洪水も頻繁に発生しているが、「高度なA i」と「量子コンピューター」、「適切なプログラム」を稼働出来るコンピューターがあれば、例えば「2ヶ月先の、その地区の気象」について、台風の進路や、降雨量、風向きなども一瞬でシミュレーション予測も可能になると思う。

医療分野では、個人的な生体データを入力すれば、「あなたは、あと何年後に〇〇の病気を発症します」などと言う予測もあるかもしれない。

農業などでも気象情報や土壌環境、肥料や水やりの状況など、各種のパラメーターを「高度なA i」と「量子コンピューター」に入力しておく事で、成長状態の予測や収穫日の予測、なりやすい病気の種類などの予測も可能になると思う。

種苗メーカーなど、「花の色」をコントロールしたい場合、「この色の花を作りたい!」なども可能になると思う。


可能性は無限だ!。


Google関係者らの量子コンピューターの開発/実験の成功は、ノーベル賞クラスと言える!。




余談・・・。



Facebook の ザッカーバーグ氏らが、暗号資産の「Libra(リブラ)」を開発したが、「高度なA i」と「量子コンピューター」を活用し「暗号生成」を行えば、解析はほとんど無理になると思う。

しかし日銀や日本政府にとっては、暗号資産が一般市民に広がれば、「円の暴落」に繋がる!という事で、暗号資産普及は、嫌な事なのであろう。





記事参照。


スパコンで1万年かかる計算を3分20秒で? 量子コンピューター
2019年10月24日 20時27分IT・ネット




大手IT企業「グーグル」の研究者などのチームは、次世代のコンピューターとして注目される量子コンピューターが、従来のコンピューターをはるかに上回る性能を持つことを実証したとする論文を発表し、複雑な計算が必要とされる医薬品の合成や、経済・金融分野への応用など、実用化に向けた期待が高まっています。

アメリカの大手IT企業「グーグル」などの研究チームは、23日付けのイギリスの科学雑誌、「ネイチャー」に、量子コンピューターについての論文を掲載しました。

それによりますと、実験用に開発したプロセッサーを使って、乱数を生成する問題を計算させたところ、従来のコンピューターではおよそ1万年かかるという結果が出ましたが、量子コンピューターは3分20秒で計算を終わらせたということです。

量子コンピューターは、理論的には従来のコンピューターでは不可能な計算ができるとされていましたが、実証されたのは今回の研究が初めてだとみられ、グーグルは、実用化に向けた「大きな飛躍だ」としています。

将来的には、より複雑な計算が必要な医薬品の合成や、経済や金融分野の予測などへの応用が期待されていて、開発競争が今後、さらに激しくなりそうです。


「コンピューターの世界の新たな可能性開いた」

量子コンピューターは、従来のコンピューターとは異なる仕組みに基づいて計算を行います。



従来のコンピューターは、「0」または「1」のいずれかの状態の組み合わせで計算します。



これに対し、量子コンピューターは量子力学の原理に基づき、「0でも1でもある」という「重ね合わせ」の状態も利用。

より多くの情報を扱うことができて、理論上は従来のコンピューターをはるかに超える性能を実現できるとされてきました。





しかし、実際に計算を行える量子コンピューターを開発するには、技術的に解決しなくてはならない問題が数多くあり、従来のコンピューターにはできない計算が本当にできるのかは証明されていませんでした。

今回の研究は、量子コンピューターでなくてはとけない問題があることを実際に示し、その可能性を実証しました。

マサチューセッツ工科大学のコンピューターの専門家は「ネイチャー」に寄せた記事で、初めて飛行機を飛行させたライト兄弟の業績になぞらえて「初めて量子コンピューターの超越性が示された」と評価しています。





グーグルのサンダー・ピチャイCEOは「今回の成果はコンピューターの世界の新たな可能性を開いた」とコメントしています。

一方で、今回の発表に関してはIBMなど一部の研究者から、検証の方法に疑義があがっているほか、計算で起きるエラーの訂正の手法や、新たな記録媒体の開発など、解決しなくてはならない課題が多くあり、従来のコンピューターのように一般に普及するまでには、まだ時間がかかる見通しです。


“暗号”めぐる不安も





不安もあります。

それが、インターネットなどあらゆる通信の分野で不可欠となっている暗号の技術をめぐってです。

暗号の技術は、どんどん複雑化していますが、桁違いの計算能力がある量子コンピューターが完成するといまの暗号は解かれてしまうと指摘されているのです。


暗号資産の価格急落 その背景は…

論文が発表された23日、ビットコインなどのいわゆる仮想通貨=暗号資産の価格が一時、10%以上、急落しました。






背景には、

▽フェイスブックが計画していた暗号資産「リブラ」の発行を先送りする方針を示したことに加え、

▽量子コンピューターの開発によって、暗号資産を支える暗号技術が揺るがされるのではないかという懸念が広がったためとの見方が出ています。

現在、インターネットなどの通信で使われている暗号技術は、巨大な数の素因数分解など、従来のコンピューターでは計算するのに現実的ではないほどの長い時間がかかる問題を応用して作られています。

しかし、量子コンピューターがこうした計算を短い時間でとけるようになれば、暗号が解読される危険性が高まると指摘されています。





計算速度を飛躍的に向上させる量子コンピューターの出現は、私たちの生活をより便利にしてくれる可能性がある一方で、情報や通信の安全に対する脅威ともなり得ます。

このため、量子コンピューターでも解読できない「耐量子コンピューター暗号」の技術開発も進められています。




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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191024/k10012146191000.html









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