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終戦から65年 各地で催し
8月15日 4時37分
終戦から65年の15日、戦争で亡くなったおよそ310万人の戦没者を悼み、平和について考えるさまざまな催しや集会が、全国各地で開かれます。
このうち、東京の日本武道館では、政府主催の全国戦没者追悼式が開かれ、戦争で亡くなった人の遺族など、およそ7000人が参列する予定です。
式典では、菅総理大臣が式辞を述べたあと、正午の時報を合図に1分間の黙とうをささげ、続いて天皇陛下がおことばを述べられます。
そして、参列者が式壇に花を手向けて、およそ310万人の戦没者の霊を慰めます。
終戦から65年、遺族の高齢化は一段と進み、参列者のうち70歳以上の占める割合は、初めて50%を超える見込みです。
参列する戦没者の妻も、ことしは去年より20人近く少ない45人と、これまでで最も少なくなっています。
一方、戦後生まれの人は420人とこれまでで最も多くなり、最年少は、戦争でひいおじいさんを亡くした沖縄県の4歳の男の子で、祖父母や両親といっしょに参列します。
15日はこのほか、遺族の団体が集会を開くなど、全国各地で、戦没者を悼み、平和について考える、さまざまな催しや集会が開かれます。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100815/t10013363701000.html
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【岐阜】空襲の記録、集大成に 「岐阜も『戦場』だった」大幅改訂
2010年8月12日
岐阜空襲の資料を展示する「岐阜市平和資料室」(同市橋本町)の友の会と県歴史教育者協議会は、太平洋戦争中の岐阜の戦禍をまとめた記録集「岐阜も『戦場』だった」を5年ぶりに大幅改訂した。
東濃地方や瑞穂市、笠松町の記録を新たに加え、県内全域の被害を網羅。友の会は「集大成的なものができた。戦争を語り継ぐ平和学習の参考にしてほしい」としている。
友の会は5年前、岐阜、大垣、各務原各市の被害をまとめた同名の記録集を2000部発行。近年、多治見市など東濃地方でも戦災の調査が進み、旧版の在庫もなくなったため、昨年末から改訂準備を進めてきた。
聞き取り調査や編集作業には、友の会の魚次龍雄会長ら社会科教員を中心に13人が参加。1945年3月から敗戦まで、県内全域に及んだ空襲のつめ跡を、データや写真、被災者の証言をふんだんに盛り込みながらひもといている。
新たに加わった多治見空襲の項目では、川遊びをしていた小学生が機銃掃射の攻撃を受けた痛ましい事件の証言なども記載されている。
A4判で旧版より10ページ増の69ページ。友の会と協議会が資金を出し合い、1000部作製した。1000円(税込み)で県内の書店で販売する。
魚次会長は「空襲から65年たち、その体験を直接語り継ぐことはますます困難になっている。学校の先生が正確な知識を持ち、子どもたちに伝えるために活用してもらえたら」と話している。
取り扱い書店などの問い合わせは、岐阜教組岐阜支部内、岐阜市平和資料室友の会事務局=電058(215)7302=へ。
(森村陽子)
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http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100812/CK2010081202000109.html
【石川】臼淵大尉からの便り 能登町ゆかり「大和」に乗艦 家族あて11点展示
2010年8月13日
柳田教養文化館
太平洋戦争末期に戦艦大和に乗艦し、二十一歳で戦死した能登町ゆかりの臼淵磐(いわお)大尉が家族にあてた手紙を紹介する企画展が、同町の柳田教養文化館で開かれている。二十一日まで。(中平雄大)
十六歳で広島県の海軍兵学校に入学した臼淵大尉が、妹の汎(ひろ)子さんと母のきみさんにあてた手紙計十一点を展示。日付は昭和十四~十七年まであり、兵学校での厳しい訓練の様子や家族を思う言葉などが書きつづってある。米軍機が空から撮影した戦艦大和の写真八点も展示している。
臼淵大尉は能登町当目出身の海軍士官の長男。一九四五年四月、大和乗艦中に米軍機の攻撃を受けて海に沈んだ。展示は同町当目の遺族や県内の海軍兵学校出身者でつくる「臼淵大尉顕彰委員会」が主催した。
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http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20100813/CK2010081302000140.html
【滋賀】平和願い資料展示 軍装品、兵士の手紙など500点
2010年8月13日
2011年度内に東近江市で平和祈念館(仮称)開設を目指す県は、同市青葉町の八日市文化芸術会館で、所有する資料の一部を紹介した「平和祈念展2010」を開催している。19日まで。
聞き取り調査した1200人の体験談、所有する2万4000点の資料から、軍装品や生活用具、兵士から家族にあてた手紙、県内の小中学生254人の「ピースメッセージ」など500点ほどを展示。
展示品には、当時35歳の西村浅吉さん(東近江市出身)が妻せつさん、小学2年生の長男宏一郎さんにあてたはがきも。「デンシャミチヤ、イケヘアソビニ行ッテハイケマセン」などとカタカナで宏一郎さんを気遣う手紙に、宏一郎さんは「いま読んでも、父の私に対する心遣いが身に染み、目頭が熱くなる」と声を寄せた。はがきは9通目を最後に途絶え、終戦後間もなく、インドネシアで病死の知らせが届いた。
実際に使われていた竹やりや御園小(東近江市)の空襲で使われた機銃弾の薬きょうも展示している。
同市も共催で市内の中学、高校の美術部員による「平和」をイメージした大作「花」(縦3メートル、横9メートル)や日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の写真「世界187の顔」を展示。入場無料、16日休館。 (前嶋英則)
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http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100813/CK2010081302000146.html
(2)に続く(コメント欄)、、、。