疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

「僕のいた時間」最終回

2014年03月21日 | Weblog





親愛なるマイミクさんの勧めで、このドラマの最終回を見た。

そもそも恋愛ドラマなど見ない俺だが・・・・。



三浦春馬は、とても良かった。

演技力どうこう以前に、難しい役をこなしている立派な「役者」だった。

これから先、本格派としてやっていけるんじゃないかな。


こういう難病を扱ったドラマは、綿密な取材がないと成り立たないが、

専門家からの批判もなかったようで、相当調べ上げて作っていたように思う。

脚本の好みは分かれるだろうが、隙のない「堅実な作り」だった。




個人的には、多部未華子が講演の最後で涙するシーンが気になった。

あれは、残念だが、目薬をさして、涙に見せた「泣く芝居」である。

他の役者はそういった印象を受けなかったから、本気で涙していたのかもしれないが、

多部の場合は、完全に芝居だと分かってしまったので、残念だった。



それに、こういうドラマのヒロインなら、堀北真希にやってほしかった。

純愛を描いた場合、ヒロインは可憐で純潔な感じがいい。

その点、多部は、性格が自己中でわがままそうだから、どこか違和感がある。



もしも、これが、あの剛力・・だったら、ドラマは最初から終わっていた(笑)。

余談だが、剛力・・は、ロングヘアでデビューすべきだった。

そのほうがカワイイし、事務所はキャラの選択を間違ったように思うが・・。





久しぶりに、こんな少女マンガのようなドラマを見たけど、新鮮ではあった。

きっと、中学か高校時代の自分が見たら、素直に感動していたかもしれない。

今の自分は、脚本にキャスティングに、役者の演技力まで見てしまう。目が肥えてしまっている。


それに、今の時代は、こういう難病を扱った純愛ドラマを求めてはいない。

「半沢直樹」がそうだったように、時代の風をとらえたドラマを見てみたいと思うのだ。






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4 コメント

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これは 光栄です (ゆぶ☆)
2014-03-21 08:04:41
私としては トリトンさんのように 演技 脚本 演出 中心に 見ていただきたいです。
視聴者の皆さんに。

ツィッター 辺りは 専門家以外 ただ 「泣ける」「ヤバい」「マジ、春馬、演技うま

で 片付けられては!!

このドラマは 三浦春馬氏本人が 提案して実現したものです。

長丁場の講演も 舞台もこなす 力量故と解釈します。
やや 冗長という 感想もあり 最終回は それまでの 緊迫感は なかったですが、そういうまとめ方だったんでしょう。

舞台は 何度も 見て テレビでは 想像出来ない スゴさです。

私も 日記とブログに書きましたので お時間 あれば 読んでいただきたいですm(._.)m

ただ 今回も 三浦は 「いい人」だったので
悪役を 待ち望んでいます
もう 次のスペシャルドラマの予定情報が 入って来ました

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ゆぶ様 (トリトン)
2014-03-21 08:18:06
なんか、文章を校正している間に、コメントが書かれていて困りました。
まだ、きちんとまとめ上げていない~~

僕は、ドラマや映画を観るときに、時代の風を受けているかをまず見て取ります。
要するに、時代の風を感じる作品は、たくさんの人の夢や願望をそこに描いているので、人気を集めるのですね。
ですから、映画でも「こういうのは誰も見たいと思ってないのにな~」とか「これはもうちょっとこうして欲しかったはずだ」というのを感じます。

その意味では「僕のいた時間」は、風は受けていないものの、一石を投じた希少な作品でした。
三浦春馬くんの、今後の活躍に期待したいです。

男なのに、宝塚にはいっちゃったとか、そういう話もアリかな~(笑)
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宝塚に入っちゃった?? (ゆぶ☆)
2014-03-21 12:58:56
これは、また 私の創作意欲に 火を つけてくださいましたわね!!

こういうコメディも やってほしいですが、宝塚の舞台に 興味ない私は また 取材に 飛び回らなくちゃ!!

宝塚とは 逆に 男だけの舞台を観に行ったことあります。
男が 中世ヨーロッパのドレス姿、相手も男です。

キモイというより 面白かったですよ!!

ま 今回の闘病ドラマ類は たくさん あります。

賛否両論はつきものですが、専門家は 上出来だと褒めて下さってるので。
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ゆぶ様 (トリトン)
2014-03-21 20:30:47
さきほど新しい中近両用メガネを買ってきて、インドア用に使ってますが、まだ慣れなくて「つらい」です(笑)

三浦春馬くんは、女性ウケする顔ですから、今後も人気が出るでしょうし、
企画と演出をしっかりやっていけば、きちんと残っていけそうです。

あとは、代表作のようなものが出れば文句ないですね。

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