トリCのブログ

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菅首相、稲田議員に負ける

2010-10-07 12:55:03 | 政治

 普通、議論をした場合、後から発言した人の方が有利だ。痛いところはごまかし穴があったらそこを集中的に突く。


 


だから稲田議員が長々と質問をした後の菅首相は本来有利な立場にあるはずなのだ。俺は仕事で見られなかったので動画サイトで見たのだが稲田議員の読み方は殆ど「間」がなく、だから良い事を言ったあと同僚の議員が喝采を浴びせるタイミングすらなかった。つまり普通なら下手な演説となってしまう。


 


ところが間髪入れずにダダダダとしゃべり倒しても不思議と何が言いたいかわかるし無表情にしゃべっていても本当は怒っている事もわかる。なんという説得力なのだろうか、と。


 


俺は危険な事だと知ってはいるが議員は演出上手な方が説得力は増す、との思いからプロの演出家や役者からノウハウをちゃんと学ぶべきだと思っている。しかしそれを軽く凌駕出来る稲田方式の質問。


 


未見の方は是非見てください。菅首相の「余裕で受け答える紳士な自分(でも中身なし)」という演出がバカに見えます。


 


 



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