恋がさくころ桜どき攻略中です
今回は美桜さんについて感想書いていきますね
(ネタバレしてるんで注意です)
一ノ瀬美桜について・・・
悠真のクラスメイトで幼馴染
おっとりとした、ほわほわしたキャラの多分に漏れず巨乳です
悠真との付き合いは長く、幼いころから共に遊んでいたせいか
それなりに大きくなった今でも、共に登校生活を送るなど
仲の良さは親族を除けば他キャラより頭一個抜けた存在ですね
異性の幼馴染との登校生活・・・ああ、なんて甘美な響き・・・
性格は、裏表の無い純真な人で、人を疑うことを知らないんじゃないかと思うほどのほわほわさんです
感情表現も豊かで、よく笑い、よく泣き、たまーに怒ります
思ったことがすぐ態度に出る為、何を考えているかが分かりやすく、コミュニケーションのとりやすさはティナさんと同レベルかもしれません
・・・子供と一緒か・・・
ちなみに、何事も一生懸命に取り組む性格なので、仕事をサボったりはしません
また、料理の腕も高く、何より神社で働いている時点で
絶対働きたくない妖精とは格の違いを見せつけていると思います
そんな人当たりがよく、仕事ができ、一緒に居るだけで穏やかな気分になれる美桜さん
欠点などまるでない人間に見えますが、意外なところに弱点があったりします
それは、極度の男性接触恐怖症で、男性に触れられると、ぶっ飛ばす泣き出してしまうというものだったりします
幼馴染で好意を寄せる悠真も例外ではなく、触られるといくらも経たない内に涙が溢れてしまうため、お互い気を使わなければならない状態だったりします
好きな人にも触れない・・・これは辛いですね・・・何が彼女をこんな風にさせてしまったのでしょうねぇ・・・
と、偲んでいたら元凶はその悠真さんでした。幼馴染の影響力恐るべし
えー、前に書いた悠真の交通事故ですが、その事故が起きる直前、悠真が美桜さんからの遊びの誘いを受けるという出来事が起きていました
当時、同級生の男の子達から「女とばっかり遊んでいる」と囃し立てられていた悠真はその誘いを素直に受けることができず
「遊ぼうっ」と美桜さんから腕を掴まれるものの、恥ずかしさからその手を振り払ってしまうことになります
その直後悠真が事故にあってしまいます
その時の手を振り払われたショックと悠真が事故にあったショック、そして手を離さなければ事故はなかったという後悔が当時の美桜さんに強烈に刻み付けられ
男性に触られる度に当時の記憶が思い出され、涙が流れるようになってしまったみたいですね・・・
ちなみに、「悠真に手を振り払われる」という当時に近い状況を体験すると、ショックで気絶します
美桜さんにとって悠真の存在は本能を刺激するくらいのものということですね・・・
なお本人は、恐怖症になった理由を把握しているのですが
悠真には重石になるのを嫌って打ち明けていないようですね・・・
悠真と手を繋ぐ電柱一区間分のリハビリ・・・
その最中涙を堪えながら、想いを秘め、悠真の手を離さないと繋ぐ姿は見ていてぐっと来るものがありましたね・・・
アカン、これ美桜ルート以外考えられん流れですね・・・
というわけで、美桜さんも夕莉さん並の良キャラ判定となりました
キャラだけなら夕莉さん優勢ですが、シナリオも含めるなら今作一位の可能性が高いですね
ただ、実妹や死神に関して非常に良い(以下略)
シナリオについて・・・
序盤は美桜さんの誕生会をきっかけに悠真が美桜さんを意識。美桜さんの男性恐怖症を原因を知るも「一生かけて俺が治す」と告白。恋仲になる流れになります
えー、ルート序盤にて美桜さんの誕生日会が開かれることになるのですが
盛大に祝ってもらい、皆からプレゼントを貰った美桜さんは感無量になり破顔
特に悠真からプレゼントを貰った際には今まで見せたことがないようないい笑顔を浮かべることになります
そのとびきりの笑顔を見た悠真は、心を揺さぶられ、今までに感じたことが無い気持ちを意識することに
男性恐怖症の美桜さんの顔に無意識に触れてしまうほど心を奪われてしまうことになります
が、恐怖症の為泣き出してしまう美桜さん、その事態に我にかえった悠真は自分のした事の動機がわからず、うろたえることになります
悠真さんの心に何が芽生えたんでしょうねぇ・・・?
ティナがニヤニヤしながら悠真を見ているっ!
その日をきっかけに急速に美桜さんを意識するように・・・というより大切にするようになった悠真ですが
ある日、美桜さんがバランスを崩し倒れそうになってしまう事態が起こります
とっさに手を伸ばし美緒さんを転倒から救う悠真ですが
美桜さんを大切にしたい、泣き顔なんか浮かべさせたくないと結果的に美桜さんを振り払うような動作を反射的に取ってしまいます
刹那、悠真の事故の記憶がフラッシュバックした美桜さんは気絶。その様を見た悠真はもっと大切に美桜さんに接しなければと考えるようになります
そこでとった悠真の行動は「美桜さんとのふれあいを一切遮断する」というものでした
申し訳ないがしょっぱなから極論に走るのはNG
朝のリハビリどころか、日常生活においても美桜との接触を極端に避けるようになってしまった悠真さん
その、男の甲斐性とはなんぞやという仕打ちに美桜さんは悠真の考えを理解しながらも、避けられる行為に耐えられず徐々に憔悴していってしまいます
その憔悴していく中、美桜さんはここまで悠真に会えないことで気落ちする事実から悠真への想いを明確に自覚
その恋心に気づくことになります
が、自分の体質が悠真にとって枷になると思った美桜さんは身を引くことを決意。泣きながら悠真に朝の一緒の登校を辞めようと提案することになります
さすがの悠真も事の深刻さに慌て、美桜宅へ急行
そこで、身桜さんが泣き出すことや気絶してしまったことの原因を明かされたことで、悠真は自分がどれだけ美桜さんに影響を与えてきたのかを思い知ることになります
ある意味、悠真に人生を変えられてしまった美桜さんですが
「私自身の心の弱さが招いた自業自得。ユウくんは私にかまわず生きて欲しい」と気丈に振舞う様を見せてくれます
・・・が、思ったことが態度に出る美桜さんなので、寂しそうな表情は隠しきれない様子
それを見た悠真はそんな顔をして欲しくない。笑顔でいて欲しいと強く願うことに
そして、その願いの根幹。先日芽生えた気持ちの正体「恋心」に気づくことになりました
その想いをはっきりと自覚した悠真は想いを告白、美桜さんも驚きつつも、決意を翻すほどの想いに逆らえずその告白を受け入れることに
喜びを爆発させ、悠真にダイブ。口付けを交わす事になります
ここに一組の恋人が生まれる事となるのでした・・・
えー、夕莉ルート同様序盤は二人が恋人になるまでをとても丁寧に描いてくれているので個人的に名作と呼べる出来ですね・・・
悠真の暴走が若干目に余るものの、それは美桜さんを想うがあまりのものですし、最後は男を見せてくれますし問題なし
そして何より、美桜さんがとにかく可愛らしいので、二人が結ばれた時はなんとも暖かい気分になりました
先に夕莉編で美桜さんの失恋シーンを見ていたので、報われた感が半端なかったのも、好感の要因ですね
最後の本能を「好き」という想いだけでねじ伏せ、涙を流さず悠真と熱いキスをかわすシーンも好印象でしたね
女の子と恋をしようを見事に描いた良パートでした
天晴れ!
中盤は美桜さんが持ち前のスケベさを遺憾なく発揮、悠真に迫り初エッチを無事成し遂げる展開になります
えー、無事に恋仲になった二人ですが、早くも恋人のとしての次の段階に興味津々な様が描かれることになります
・・・悠真ではなく美桜さんのね・・・
実は美桜さんに公式HPに「むっつりスケベ」と書かれるほどのスケベさんでその手の興味は人一倍の様子
またその知識も趣味のBL本お前ホモかっ!(歓喜)によりばっちりな様子
いたいけなふりして結構なスケベ娘みたいですね・・・
なお、そのすけべっぷりは本編でも遺憾なく発揮され、初エッチは開校中の学園の風呂の更衣室という大胆なもの
神聖な学び舎を何だと思っているんだ
ちなみに三回目は神社の敷地内で巫女服プレイです
神をも恐れぬ発情振り、感情を隠さないのはいいけど性欲はもう少し隠したほうがいいと思うの
えー、中盤はごらんの通りイチャイチャエロエロが楽しめます
悠真や美桜さんがしっかり目立っているのでこちらも好印象ですね
なお美桜さんの男性恐怖症ですが、「意識がエロに集中すると発動しなくなる」ということが発覚する為
問題なくエッチが出来るので、他キャラ同様普通のエッチが繰り広げられることになります
若干ご都合主義感がしますが、エロシーンを入れるには仕方が無いのかもしれないですね・・・
終盤は、二人が初めての喧嘩をするも無事仲直り、美桜さんの体質も直り大団円を迎える展開となります
えー、終盤開始早々、ちょっとした事で二人は喧嘩、お互いに距離が出来てしまうことになります
喧嘩の原因は「悠真が家族の用事よりもよりも、美桜を優先したから」というものでした
代引きで届く荷物を受け取って欲しいと葵さんに頼まれた日に、美桜さんからデートのお誘いがあったので、用事のなかったこなみさんに荷物の受け取りをお願いしたところ
美桜さんには家族をないがしろにしていると映ったようで、「そんなのユウくんらしくない」と激高してしまいます。家族をおろそかにした悠真の行動が許せなかったみたいですね・・・
・・・
・・・・・・・
・・・これ悠真に何の問題があったんでしょうか・・・?
というか、こんな地雷私だって踏むと思います
こなみさんに用事があるならともかく、暇だったわけですよねぇ・・・。兄に気を使い嘘をついたって事もないでしょうしねぇ・・・
恋人と電話中家族が帰ってきたのに、電話中なのでほっといていた所「何でおかえりって言わないのっ!嫌いっ!」とブチぎれられたのと大差ない気がします
喧嘩させる展開にするなら、もうちょっと丁寧な話運びにして欲しかったですね・・・
とまあ、出だしから躓きましたが、その後さすがにはっちゃけ過ぎたと美桜さんも反省
悠真も自分の軽率さ?を悔い、お互い謝ろうとする流れになります
そこで、仕事をし始めたのが恋の妖精でした
どうせ謝るのならドラマチックに。もうすぐ悠馬の誕生日なのでその日に誕生会もかねて謝罪しようという話になります
というわけで、美桜さんの悠馬の謝罪を誕生日まで受け入れない、ある意味じらしプレイが始まるのですが
悠真には効果覿面で、美桜さんのことが気になって仕方がない状態になってしまいます
誕生日当日。美桜さんから今すぐ会いたいというメールが届くことになります
美桜さんが振り向いてくれたことに悠真は喜び、急いで待ち合わせ場所に駆けつけることに
息を切らす悠馬の前に、姿を表す美桜さん、謝罪は今と悠馬の顔を見た所
美桜さんの目に映ったのは、その悠真に猛然と迫りつつある居眠り運転のトラックでした・・・
「ユウくん、あぶないっ!」
と、悠真に飛びつく美桜さん
過去、悠真の事故を避けられなかったことを、今なお後悔し続けている美桜さんに
悠真を助けること以上に大切なものはありませんでした
・・・自分の命含めて・・・ね
美桜さんの懸命の努力もあり悠真はほぼ無傷
が、なりふり構わず悠真を助けた美桜さんは着地のことまで考えておらず
頭を石に強打、血を溢れさせるほどの重傷を負ってしまいます
悠真を抱きしめつつ、無事であることを確認し「良かったぁ」と、自身は血まみれになりながらつぶやく美桜さん
「大好き」と最愛の人に告げながら美桜さんは意識を失ってしまいます
残された悠真は、美桜さんの手を握り締めたまま慟哭
悠真の叫びを残したまま舞台は暗転します
ぐっ・・・これは「ゆきうた」菜乃ルート終盤と同じ流れ・・・っ!
美桜さんが選んだ選択肢はどっちだ・・・っ!
「何とか助ける」(ハッピーエンド)か「死んでも助ける」(バッドエンド。しかも強烈)か・・・どっちだ・・・っ!
「ユウくんっ!」
病室についた悠真を待っていたのは、包帯に包まれながらも、命に別状はない元気な美桜さんでした
「何とか助ける」(ハッピーエンド)キタァァァァ!!
アア・・・ヨカッタ・・・ホントニヨカッタ・・・
お互いの無事を喜び抱きしめあう二人
「美桜、無茶はしないでくれ。お前がいなくなったら生きていけない」
と、語る悠真にすがりつき涙を溢れさせる美桜さん
しっかり抱きしめあう二人ですが、やがて「抱きしめあう」ことができている事実に二人は驚きます
以前は数秒でも男性に触れていたら泣き出してしまった美桜さんですが、分単位で触っていても大丈夫ということから
美桜さんの恐怖症が治ったことを二人は、身をもって実感することになりました
悠真が出した仮説は、恐怖心の原因は「悠真を事故から護ってやれなかった」ことのため
「悠真を事故から護った」今。その後悔が解消され、体質が治ったというものでした
他に理由が考えられない為、きっとそれが真実なのでしょうね・・・
命の危機から脱し、トラウマを克服した二人
その二人の前に先日の喧嘩などもはや些細なこととなりました
お互いの至らなかったところを謝罪しあい、わだかまりは解消
「大好き」と美桜さんは呟きながら
今までは体質上なかなか出来なかったキスを交わすのでした・・・
エピローグについて・・・
体質と怪我が治った美桜さん。前はリハビリと称して悠馬を手を繋いだ電柱一区間を
今度は恋人同士の営みとして、今まで繋げなかった分を取り返すようにしっかりと手を繋ぎながら歩く二人が描写されます
先日の事故の怪我を心配しながらも、「怪我が残ったら責任を取らせて欲しい。ずっと一緒にいよう」と語る悠真
その未来を肯定するように、お互い「愛している」と告白することになります
二人の手は電柱一区間を過ぎても離れませんでした。きっとずっと先まで・・・
死神が迎えに来るまで二人の手が離れることはないでしょう
男性恐怖症が治った美桜さん、笑顔が浮かべられるようになった悠真
大きな山を乗り越えた二人に訪れるであろう幸ある未来を感じさせながら、物語はここで幕を下ろすのでした・・・
えー、序盤の悠真や、終盤の美桜さんなど所々、「ん?」と思うところはありましたが
極端なマイナスではないので、個人的には良ヒロイン、良主人公、良シナリオと呼べるいいお話でした
死神が終盤に出てこない為、二人で掴み取った結末感が強く、終わりもハッピーエンド
夕莉編で失恋した実桜さんが報われたこともあり
プレイ後の達成感はなかなかのものがありましたね
気になったところについて・・・
えー、個人的には美桜さんがエロシーンで悠真に普通に触ることが出来てしまう為
恐怖症が治った時の感動が若干薄れてしまったところが残念なところか
出来れば、恐怖症が治ってからエッチして欲しかったかもしれません
エロシーン限定で触れる様は、ご都合主義感もしてしまいますしねぇ・・・
あとは、私自身は大好きですが、美桜さん自身が好みが分かれそうなところですかね
「あざとさ」や「めんどくささ」を感じたら多分厳しいキャラクターかもしれません
終盤のぶち切れもマイナスになってしまうかもしれないですね・・・
ここは個人差が出そうですねぇ・・・
エロシーンについて・・・
えー、純真な美桜さんがアピールしてくるなど意外性はあるのですが
シーン自体は短く内容も薄い為、実用的とは言いづらいか・・・
個人的に、全ての問題が片付いた後にもう一回エッチシーンがある展開が好きなのですが
そういう展開もないため、夕莉編含めエロ関係に関してはちょっと弱いですね・・・
今後に期待ですね
美桜さんについてはこんなところですね
それでは今回はこの辺で
今回は美桜さんについて感想書いていきますね
(ネタバレしてるんで注意です)
一ノ瀬美桜について・・・
悠真のクラスメイトで幼馴染
おっとりとした、ほわほわしたキャラの多分に漏れず巨乳です
悠真との付き合いは長く、幼いころから共に遊んでいたせいか
それなりに大きくなった今でも、共に登校生活を送るなど
仲の良さは親族を除けば他キャラより頭一個抜けた存在ですね
異性の幼馴染との登校生活・・・ああ、なんて甘美な響き・・・
性格は、裏表の無い純真な人で、人を疑うことを知らないんじゃないかと思うほどのほわほわさんです
感情表現も豊かで、よく笑い、よく泣き、たまーに怒ります
思ったことがすぐ態度に出る為、何を考えているかが分かりやすく、コミュニケーションのとりやすさはティナさんと同レベルかもしれません
・・・子供と一緒か・・・
ちなみに、何事も一生懸命に取り組む性格なので、仕事をサボったりはしません
また、料理の腕も高く、何より神社で働いている時点で
絶対働きたくない妖精とは格の違いを見せつけていると思います
そんな人当たりがよく、仕事ができ、一緒に居るだけで穏やかな気分になれる美桜さん
欠点などまるでない人間に見えますが、意外なところに弱点があったりします
それは、極度の男性接触恐怖症で、男性に触れられると、
幼馴染で好意を寄せる悠真も例外ではなく、触られるといくらも経たない内に涙が溢れてしまうため、お互い気を使わなければならない状態だったりします
好きな人にも触れない・・・これは辛いですね・・・何が彼女をこんな風にさせてしまったのでしょうねぇ・・・
と、偲んでいたら元凶はその悠真さんでした。幼馴染の影響力恐るべし
えー、前に書いた悠真の交通事故ですが、その事故が起きる直前、悠真が美桜さんからの遊びの誘いを受けるという出来事が起きていました
当時、同級生の男の子達から「女とばっかり遊んでいる」と囃し立てられていた悠真はその誘いを素直に受けることができず
「遊ぼうっ」と美桜さんから腕を掴まれるものの、恥ずかしさからその手を振り払ってしまうことになります
その直後悠真が事故にあってしまいます
その時の手を振り払われたショックと悠真が事故にあったショック、そして手を離さなければ事故はなかったという後悔が当時の美桜さんに強烈に刻み付けられ
男性に触られる度に当時の記憶が思い出され、涙が流れるようになってしまったみたいですね・・・
ちなみに、「悠真に手を振り払われる」という当時に近い状況を体験すると、ショックで気絶します
美桜さんにとって悠真の存在は本能を刺激するくらいのものということですね・・・
なお本人は、恐怖症になった理由を把握しているのですが
悠真には重石になるのを嫌って打ち明けていないようですね・・・
悠真と手を繋ぐ電柱一区間分のリハビリ・・・
その最中涙を堪えながら、想いを秘め、悠真の手を離さないと繋ぐ姿は見ていてぐっと来るものがありましたね・・・
アカン、これ美桜ルート以外考えられん流れですね・・・
というわけで、美桜さんも夕莉さん並の良キャラ判定となりました
キャラだけなら夕莉さん優勢ですが、シナリオも含めるなら今作一位の可能性が高いですね
ただ、実妹や死神に関して非常に良い(以下略)
シナリオについて・・・
序盤は美桜さんの誕生会をきっかけに悠真が美桜さんを意識。美桜さんの男性恐怖症を原因を知るも「一生かけて俺が治す」と告白。恋仲になる流れになります
えー、ルート序盤にて美桜さんの誕生日会が開かれることになるのですが
盛大に祝ってもらい、皆からプレゼントを貰った美桜さんは感無量になり破顔
特に悠真からプレゼントを貰った際には今まで見せたことがないようないい笑顔を浮かべることになります
そのとびきりの笑顔を見た悠真は、心を揺さぶられ、今までに感じたことが無い気持ちを意識することに
男性恐怖症の美桜さんの顔に無意識に触れてしまうほど心を奪われてしまうことになります
が、恐怖症の為泣き出してしまう美桜さん、その事態に我にかえった悠真は自分のした事の動機がわからず、うろたえることになります
悠真さんの心に何が芽生えたんでしょうねぇ・・・?
その日をきっかけに急速に美桜さんを意識するように・・・というより大切にするようになった悠真ですが
ある日、美桜さんがバランスを崩し倒れそうになってしまう事態が起こります
とっさに手を伸ばし美緒さんを転倒から救う悠真ですが
美桜さんを大切にしたい、泣き顔なんか浮かべさせたくないと結果的に美桜さんを振り払うような動作を反射的に取ってしまいます
刹那、悠真の事故の記憶がフラッシュバックした美桜さんは気絶。その様を見た悠真はもっと大切に美桜さんに接しなければと考えるようになります
そこでとった悠真の行動は「美桜さんとのふれあいを一切遮断する」というものでした
朝のリハビリどころか、日常生活においても美桜との接触を極端に避けるようになってしまった悠真さん
その、男の甲斐性とはなんぞやという仕打ちに美桜さんは悠真の考えを理解しながらも、避けられる行為に耐えられず徐々に憔悴していってしまいます
その憔悴していく中、美桜さんはここまで悠真に会えないことで気落ちする事実から悠真への想いを明確に自覚
その恋心に気づくことになります
が、自分の体質が悠真にとって枷になると思った美桜さんは身を引くことを決意。泣きながら悠真に朝の一緒の登校を辞めようと提案することになります
さすがの悠真も事の深刻さに慌て、美桜宅へ急行
そこで、身桜さんが泣き出すことや気絶してしまったことの原因を明かされたことで、悠真は自分がどれだけ美桜さんに影響を与えてきたのかを思い知ることになります
ある意味、悠真に人生を変えられてしまった美桜さんですが
「私自身の心の弱さが招いた自業自得。ユウくんは私にかまわず生きて欲しい」と気丈に振舞う様を見せてくれます
・・・が、思ったことが態度に出る美桜さんなので、寂しそうな表情は隠しきれない様子
それを見た悠真はそんな顔をして欲しくない。笑顔でいて欲しいと強く願うことに
そして、その願いの根幹。先日芽生えた気持ちの正体「恋心」に気づくことになりました
その想いをはっきりと自覚した悠真は想いを告白、美桜さんも驚きつつも、決意を翻すほどの想いに逆らえずその告白を受け入れることに
喜びを爆発させ、悠真にダイブ。口付けを交わす事になります
ここに一組の恋人が生まれる事となるのでした・・・
えー、夕莉ルート同様序盤は二人が恋人になるまでをとても丁寧に描いてくれているので個人的に名作と呼べる出来ですね・・・
悠真の暴走が若干目に余るものの、それは美桜さんを想うがあまりのものですし、最後は男を見せてくれますし問題なし
そして何より、美桜さんがとにかく可愛らしいので、二人が結ばれた時はなんとも暖かい気分になりました
先に夕莉編で美桜さんの失恋シーンを見ていたので、報われた感が半端なかったのも、好感の要因ですね
最後の本能を「好き」という想いだけでねじ伏せ、涙を流さず悠真と熱いキスをかわすシーンも好印象でしたね
女の子と恋をしようを見事に描いた良パートでした
天晴れ!
中盤は美桜さんが持ち前のスケベさを遺憾なく発揮、悠真に迫り初エッチを無事成し遂げる展開になります
えー、無事に恋仲になった二人ですが、早くも恋人のとしての次の段階に興味津々な様が描かれることになります
・・・悠真ではなく美桜さんのね・・・
実は美桜さんに公式HPに「むっつりスケベ」と書かれるほどのスケベさんでその手の興味は人一倍の様子
またその知識も趣味のBL本
いたいけなふりして結構なスケベ娘みたいですね・・・
なお、そのすけべっぷりは本編でも遺憾なく発揮され、初エッチは開校中の学園の風呂の更衣室という大胆なもの
神聖な学び舎を何だと思っているんだ
ちなみに三回目は神社の敷地内で巫女服プレイです
神をも恐れぬ発情振り、感情を隠さないのはいいけど性欲はもう少し隠したほうがいいと思うの
えー、中盤はごらんの通りイチャイチャエロエロが楽しめます
悠真や美桜さんがしっかり目立っているのでこちらも好印象ですね
なお美桜さんの男性恐怖症ですが、「意識がエロに集中すると発動しなくなる」ということが発覚する為
問題なくエッチが出来るので、他キャラ同様普通のエッチが繰り広げられることになります
若干ご都合主義感がしますが、エロシーンを入れるには仕方が無いのかもしれないですね・・・
終盤は、二人が初めての喧嘩をするも無事仲直り、美桜さんの体質も直り大団円を迎える展開となります
えー、終盤開始早々、ちょっとした事で二人は喧嘩、お互いに距離が出来てしまうことになります
喧嘩の原因は「悠真が家族の用事よりもよりも、美桜を優先したから」というものでした
代引きで届く荷物を受け取って欲しいと葵さんに頼まれた日に、美桜さんからデートのお誘いがあったので、用事のなかったこなみさんに荷物の受け取りをお願いしたところ
美桜さんには家族をないがしろにしていると映ったようで、「そんなのユウくんらしくない」と激高してしまいます。家族をおろそかにした悠真の行動が許せなかったみたいですね・・・
・・・
・・・・・・・
・・・これ悠真に何の問題があったんでしょうか・・・?
というか、こんな地雷私だって踏むと思います
こなみさんに用事があるならともかく、暇だったわけですよねぇ・・・。兄に気を使い嘘をついたって事もないでしょうしねぇ・・・
恋人と電話中家族が帰ってきたのに、電話中なのでほっといていた所「何でおかえりって言わないのっ!嫌いっ!」とブチぎれられたのと大差ない気がします
喧嘩させる展開にするなら、もうちょっと丁寧な話運びにして欲しかったですね・・・
とまあ、出だしから躓きましたが、その後さすがにはっちゃけ過ぎたと美桜さんも反省
悠真も自分の軽率さ?を悔い、お互い謝ろうとする流れになります
そこで、仕事をし始めたのが恋の妖精でした
どうせ謝るのならドラマチックに。もうすぐ悠馬の誕生日なのでその日に誕生会もかねて謝罪しようという話になります
というわけで、美桜さんの悠馬の謝罪を誕生日まで受け入れない、ある意味じらしプレイが始まるのですが
悠真には効果覿面で、美桜さんのことが気になって仕方がない状態になってしまいます
誕生日当日。美桜さんから今すぐ会いたいというメールが届くことになります
美桜さんが振り向いてくれたことに悠真は喜び、急いで待ち合わせ場所に駆けつけることに
息を切らす悠馬の前に、姿を表す美桜さん、謝罪は今と悠馬の顔を見た所
美桜さんの目に映ったのは、その悠真に猛然と迫りつつある居眠り運転のトラックでした・・・
「ユウくん、あぶないっ!」
と、悠真に飛びつく美桜さん
過去、悠真の事故を避けられなかったことを、今なお後悔し続けている美桜さんに
悠真を助けること以上に大切なものはありませんでした
・・・自分の命含めて・・・ね
美桜さんの懸命の努力もあり悠真はほぼ無傷
が、なりふり構わず悠真を助けた美桜さんは着地のことまで考えておらず
頭を石に強打、血を溢れさせるほどの重傷を負ってしまいます
悠真を抱きしめつつ、無事であることを確認し「良かったぁ」と、自身は血まみれになりながらつぶやく美桜さん
「大好き」と最愛の人に告げながら美桜さんは意識を失ってしまいます
残された悠真は、美桜さんの手を握り締めたまま慟哭
悠真の叫びを残したまま舞台は暗転します
ぐっ・・・これは「ゆきうた」菜乃ルート終盤と同じ流れ・・・っ!
美桜さんが選んだ選択肢はどっちだ・・・っ!
「何とか助ける」(ハッピーエンド)か「死んでも助ける」(バッドエンド。しかも強烈)か・・・どっちだ・・・っ!
「ユウくんっ!」
病室についた悠真を待っていたのは、包帯に包まれながらも、命に別状はない元気な美桜さんでした
「何とか助ける」(ハッピーエンド)キタァァァァ!!
アア・・・ヨカッタ・・・ホントニヨカッタ・・・
お互いの無事を喜び抱きしめあう二人
「美桜、無茶はしないでくれ。お前がいなくなったら生きていけない」
と、語る悠真にすがりつき涙を溢れさせる美桜さん
しっかり抱きしめあう二人ですが、やがて「抱きしめあう」ことができている事実に二人は驚きます
以前は数秒でも男性に触れていたら泣き出してしまった美桜さんですが、分単位で触っていても大丈夫ということから
美桜さんの恐怖症が治ったことを二人は、身をもって実感することになりました
悠真が出した仮説は、恐怖心の原因は「悠真を事故から護ってやれなかった」ことのため
「悠真を事故から護った」今。その後悔が解消され、体質が治ったというものでした
他に理由が考えられない為、きっとそれが真実なのでしょうね・・・
命の危機から脱し、トラウマを克服した二人
その二人の前に先日の喧嘩などもはや些細なこととなりました
お互いの至らなかったところを謝罪しあい、わだかまりは解消
「大好き」と美桜さんは呟きながら
今までは体質上なかなか出来なかったキスを交わすのでした・・・
エピローグについて・・・
体質と怪我が治った美桜さん。前はリハビリと称して悠馬を手を繋いだ電柱一区間を
今度は恋人同士の営みとして、今まで繋げなかった分を取り返すようにしっかりと手を繋ぎながら歩く二人が描写されます
先日の事故の怪我を心配しながらも、「怪我が残ったら責任を取らせて欲しい。ずっと一緒にいよう」と語る悠真
その未来を肯定するように、お互い「愛している」と告白することになります
二人の手は電柱一区間を過ぎても離れませんでした。きっとずっと先まで・・・
死神が迎えに来るまで二人の手が離れることはないでしょう
男性恐怖症が治った美桜さん、笑顔が浮かべられるようになった悠真
大きな山を乗り越えた二人に訪れるであろう幸ある未来を感じさせながら、物語はここで幕を下ろすのでした・・・
えー、序盤の悠真や、終盤の美桜さんなど所々、「ん?」と思うところはありましたが
極端なマイナスではないので、個人的には良ヒロイン、良主人公、良シナリオと呼べるいいお話でした
死神が終盤に出てこない為、二人で掴み取った結末感が強く、終わりもハッピーエンド
夕莉編で失恋した実桜さんが報われたこともあり
プレイ後の達成感はなかなかのものがありましたね
気になったところについて・・・
えー、個人的には美桜さんがエロシーンで悠真に普通に触ることが出来てしまう為
恐怖症が治った時の感動が若干薄れてしまったところが残念なところか
出来れば、恐怖症が治ってからエッチして欲しかったかもしれません
エロシーン限定で触れる様は、ご都合主義感もしてしまいますしねぇ・・・
あとは、私自身は大好きですが、美桜さん自身が好みが分かれそうなところですかね
「あざとさ」や「めんどくささ」を感じたら多分厳しいキャラクターかもしれません
終盤のぶち切れもマイナスになってしまうかもしれないですね・・・
ここは個人差が出そうですねぇ・・・
エロシーンについて・・・
えー、純真な美桜さんがアピールしてくるなど意外性はあるのですが
シーン自体は短く内容も薄い為、実用的とは言いづらいか・・・
個人的に、全ての問題が片付いた後にもう一回エッチシーンがある展開が好きなのですが
そういう展開もないため、夕莉編含めエロ関係に関してはちょっと弱いですね・・・
今後に期待ですね
美桜さんについてはこんなところですね
それでは今回はこの辺で