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歯周病の治療法 ~

2016-03-28 10:45:45 | 日記
今なってしまっている歯周病は、正しい歯みがきや生活改善でその進行を止める、あるいは遅らせることができても、根本的には治癒しません。ひどい歯周病になってしまったら、歯医者さんで治療してもらう必要があります。当院では、歯周病の患者さまには以下のような手順で治療を行ないます。

1)応急処置
応急処置が必要な場合には行ないます。歯肉が腫れている場合には、腫れている部分を切って膿を出すことがあります。

2)ブラッシング指導(プラーク・コントロール)
的確に歯垢を取り除くための、正しい歯みがきの仕方をお教えします。(ブラッシング指導と呼びます。)新しい 患者さんに合った歯ブラシをお買い求めいただき、歯科衛生士と並んで一緒に歯みがきをします。『オートクレーブ


歯みがきと表現しますが タイルをブラシでこするような問題ではありません。力任せにあちことこすればいいわけではありません。磨くことにこだわっていますが英語はよくわかりませんが磨くはポリッシュですよね ブラッシングは歯茎のマッサージも含まれますし 歯周疾患の場合は歯というより歯と歯茎の問題になります。虫歯予防なら歯ですが 境目が刷掃されてなければ何の効果もないのです。歯と歯茎の堺の部分を歯ブラシで刷掃しても表側と裏側だけで 上手く刷掃されておよそ60点です。なぜなら歯と歯の間が刷掃されてないと 点数的には50点ですよね。これも実際には癖があったり刷掃しづらいところもあるもので思ったほどは刷掃されてないものです。ブラッシングはとても大切なことです。ブラッシングと歯磨きを同じに思っていただいて結構ですが ポリッシングとは思ってもらいたくないのであえてここで説明させていただきました。

3)歯石除去(スケーリング)
歯垢が石灰化してかたまってしまった歯石は、プロが取り除くのが、一番安全で確実です。むし歯や歯周病の温床となってしまうので、歯石があったらすみやかに取り除きましょう。

4)スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
目に見えない部分(歯ぐきと歯の境目=歯周ポケットの奥)に歯石がある場合は、局所麻酔をして歯石を除去します。歯垢や歯石によって汚くなった病気のセメント質も除去して、ツルツルに仕上げます。処置後多少歯茎がしみるようなこともあります。

5)歯周外科手術
歯石を除去したりしても歯周病が治りきらない場合は、歯周外科手術をします。歯肉を切って歯槽骨からはがし、SRPで取りきれなかった 奥の歯石や感染したセメント質を直視して除去し ツルツルにします。

6)メンテナンス
歯周病は、歯医者さんでの治療が終わってからが大事です。せっかく取り戻した健康を維持しましょう。毎日の正しい歯みがきとと規則正しい生活、定期検診が必要です。
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