平和のビジョンを皆で分かち合っていく

2018年03月05日 13時56分35秒 | 沼田利根の言いたい放題
青年たちが目的を共有し、協調性を育んでいく。
寛容の精神を世界に広げていく。
暴力は、次の暴力を生む。
平和とは何か、自由とは何かを学ぶ場所が必要。
平和のビジョンを皆で分かち合っていくことは、重要なことだ。
社会は多くの課題を抱えているが、希望は必ずあると確信することだ。
-----------------------------
昨夜観たCSテレビの映画では20代前半の米軍兵士たちの死に「何であんなにいい奴が死ななければならないんだ」と仲間の兵士たちの怒りや深く悲しむ場面が克明に描かれていた。
我も忘れて取り乱す兵士。
戦場は人の精神状態を狂わせる。
戦場の第一線の緊迫感、指令部へ援護を求める無線のやりとり。
指令部の女性通信兵の悲痛な表情は迫真の演技である。
救援を求める兵士は、自分たちも爆死するのを覚悟の上で砲撃を要請する。
建物を包囲するアフガニスタンの過激派の兵士は無数。
建物に逃げ込んだ米兵は孤立無援状態。
「砲撃は止めて!」と泣き叫ぶ女性通信兵。
「あと、6秒で着弾」と冷徹に言う上官。
住民も巻き込む大規模の砲撃となった。
戦死者は米国へ搬送され埋葬される場面で映画が終わる。
美しい女性通信兵の頬に涙が流れ落ちる。
だが、戦場にされたアフガニスタンの住民たち家族の死の悲しみは描かれていない。
西部劇の場面と同じだ、包囲された善・騎兵隊と悪・凶悪野蛮なインデアンの対比。
違うのは多数の住民を巻き込んだ戦争であることだ。
戦争さえなければ、死ななかったはずの人々の慟哭を想う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界の希望は、青年の連帯 | トップ | SNS犯罪から女性守れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

沼田利根の言いたい放題」カテゴリの最新記事