教師が変わらなければ、子ども変わらない

2017年02月28日 09時33分25秒 | 沼田利根の言いたい放題
道徳は「教化外の活動」と位置付けてきた。
戦前の国家主義、軍国主義への反省を踏まえたものであり、米国の民主主義・自由主義が宣揚されていく。
ある意味で道徳には、封建主義思想の名残があった。
あくまで従順な民でが求められた。
権力者にとって都合のいい民の像である。
それに宗教も協力してきた。
例えば現世を諦め、来世の極楽を夢想する-念仏思想である。
現代の社会にあっては、価値観の画一化ではなく、「物事を多面的・多角的に考える」ことであり、多様な価値観や生き方があることを徹底的知ることが大事なのだ。
考え方や生き方など内面の自由の問題と道徳的価値観には距離がある。
基本的に「心」の問題なのだ。
思いやり、助け合いなど生活に必要な心を育てることが先決だ。
いじめは100%、いじめる側が悪いと諭す教師像が期待される。
「人の不幸の上に、自分の幸福を築いてはならない」
「教育は子どもの幸福のためにある」
教師が変わらなければ、子ども変わらない。
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