真珠湾攻撃の原因は何なんでしょうか?

2018年10月22日 01時26分55秒 | 医科・歯科・介護
米ソ代理戦争

日本軍はなぜ真珠湾攻撃をしたのですか?
太平洋戦争は真珠湾攻撃が始まりと言われています。
では、そもそもその真珠湾攻撃の原因は何なんでしょうか?

当時の日本は中国大陸での利権の絡みでアメリカなどと対立中でした。世に言う「ABCD包囲網」で経済や貿易を封鎖されていたのです。日本としては石油の備蓄が無くなる前に資源の確保をし様としました、つまりこれは封鎖をしているアメリカにケンカを売ることになるわけです。

で、日本軍人は考えたわけです。「アメリカと戦って勝てるか?」と。
戦争は勝てる算段が無ければ起こしにくいものです(逆に無いと敵から吹っかけられることもあります)。
例えば日露戦争では、兵力差は日本軍20万に対してロシア軍200万以上と段違いの差でした。しかし、トルコやフィンランド、中央アジアの抑えを除くと25~30万程度しか出せない上に、輸送は単線のシベリア鉄道でしかできない。
じっとしていてはロシア軍は増える、ならば開戦し、1年で極東のロシア軍を殲滅して遼陽・奉天を占領すれば勝てると判断したために日本は起こしたわけです。

太平洋戦争ではアメリカ太平洋艦隊の集結地点であった真珠湾を攻撃して一気に太平洋のアメリカの戦力を叩くために真珠湾を攻撃したのです。
アメリカ軍は打たれ弱いと考えていたようです。
確かに敵兵を何十倍も殺しているのに、自国に大きな損害がでると米国国民の戦意は低下しています。(例:ベトナム戦争・イラク戦争など)そこで早期に講和すると言う算段でした。
ところがどっこい、間抜けな外交官のせいで宣戦布告の通達が遅れたためにアメリカ国民の怒りが倍増・・・結果は御存知のとおりです。
日露戦争の時と比べると非常に大雑把な計画だったのが失敗につながった原因だと思います。
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